持たない暮らしと旅の小さなクローゼット。
40代ともなれば安ホテルに泊まるのはなかなかキツいよね、という人も多いのですが、一人旅の時は手軽なホステルを利用することが多い私。
もちろん旅の目的によって泊まる場所も変えるのですが、数週間以上の中長期の旅が多い私にとってはゴージャスなホテルよりも手頃かつ便利なホステルのほうが使いやすいことも多いのです。
が、今回滞在しているのはキッチン付きのワンベッドルームアパートメント。宿の詳細はまた改めて書きますが、いろいろ思うところがありました。
クローゼットは便利だった
私が今回利用している部屋のベッドルームにはコンパクトなクローゼットが設置されています。なんとなく馴染みのあるサイズ感…と思ったら、10年ほど前に住んでいたマンションのそれとそっくりの作りでした。
当時はそのクローゼットのサイズがどうにも不満でもっと収納が多い部屋に引っ越したいと念仏のように唱えていたものですが、久しぶりに使ってみるといやいや、これでも十分なサイズではないですか。
そんな風に感じるのは私が普段収納のない部屋で暮らしているからでしょう。
短期滞在とはいえなんだか嬉しくて着いてすぐにスーツケースの中身を全てクローゼットに移したのでした。
今回はスーツケースを持参してはいるけれど夏だし、南国だしで、さほど多くの荷物を持ってきているわけでもなく、いつも通りの必要十分量。全ての荷物を移動させても小さなクローゼットはご覧の通りスッカスカです。
当時は小さすぎると感じたものだけれど、今だったらこのサイズでも十分戦えるなあ。そして、クローゼットがあれば今よりもっとすっきりとした部屋を実現できる。
この2年間何回同じことを言っているのだ、という感じではありますが、やっぱり収納のある部屋に引っ越したい。まあ引っ越しよりも旅を優先しているのがそもそもの問題なのだけど。
※追記 引っ越しました。
関連 持たない暮らし、引越し作業は20分。
理想の部屋に住む方法
ところで今回滞在している場所はかなり快適です。特に豪華さはないけれど必要なものは全て揃っているし、広さは十分だし、間取りも好み。共有スペースも充実していて買い物や食事にも便利なロケーションとなかなか理想的な物件。東京で同レベルの賃貸物件に住もうと思ったらそこそこのコストがかかりそうだけれど、こうして1年に数ヶ月単位で仮住まいしてみるのも楽しいなあ。
私は素敵な部屋で住みたい、過ごしたいという気持ちはとても強いけれど、理想の部屋を所有したいという欲はかなり希薄。
東京に拠点を置きつつ年に数回理想の住まいで過ごす期間を設ける。これが定住志向と所有欲の少ない私にとってはベストな方法なのでしょう。
さて今夜は特に予定もないので広々としたテラスで本を読みながらビールでも呑もうかしら。それにしてもやっぱり部屋にクローゼットが欲しいぞ、と考えるのでした。
※追記 アパートメントの詳細書きました
関連 セブ島長期滞在におすすめ キッチンつきアパートメントホテル。
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