最低限の調味料8つ!これだけあれば料理初心者も十分自炊できる。

公開日: : 最終更新日:2017/11/19 ミニマルライフ, 食べること

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モノを持たない暮らしをしている方の中には自炊を一切しない「食のアウトソーシング」を徹底している人もいるようです。

関連 1人暮らしで自炊することにメリットはあるのか?

その理由はやはり「モノを増やしたくないから」なのでしょう。自炊をするとなるとどうしても調味料や調理器具などを持たざるを得ません。

確かに調味料や調理器具など一から全てを揃えるとなるとちょっと億劫になってしまうのもわかります。が、実はあれもこれもわざわざ揃えなくても自炊は可能なんです。




 

シンプルに暮らしたい人の自炊方法

毎回恨み言のように書いて恐縮ですが、かなり記事数が多いにもかかわらず圧倒的低人気を誇るのが料理記事です。
ミニマルライフや美容、ファッションに関する話題のほうが断然好まれているのは数字で明確に現れているのですが、中にはコアな料理記事読者の方もいらっしゃいます。嘘じゃないよ。

料理、というか家飲みは私の数少ないお楽しみの一つなので、今後もここを切り捨てるつもりはありません。
当然料理は嫌いではないですが、旬の素材になるべく手をかけずに美味しく食べたいと考えているので、時間のかかる凝った料理を作ったり珍しい調理法を試したりするタイプの料理好きではないのです。

関連 一人暮らしの料理 簡単で飽きない自炊のコツ。

もちろん、使う調味料も調理器具もシンプル。

そこで今日はキッチンをもっとシンプルにしたい、春からの一人暮らしに必要なものを知りたい、外食生活に飽きたのでそろそろ自炊にシフトしたい、という方のための「最低限」の調味料と調理器具をまとめてみます。

 

これさえあれば!最低限の調味料

1軍・最も基本的な調味料8選

  • 胡椒
  • しょうゆ
  • みりん(or めんつゆ)
  • サラダ油
  • ごま油

基本の塩は料理ごとにあれこれ使い分けるのも楽しいですが、今回のテーマは必要最低限の調味料。特別なものは必要ないですが、できれば天然塩を選びましょう。

 

下拵え用以外にパラリと振りかけて食感も楽しめるようなちょっといい塩も揃えておきたいな、という場合は粗塩を。

 

サラダや焼き野菜にはもちろん、焼き魚などにも使えます。

胡椒はあらびきブラックペッパーでやり過ごせます。理想はホールをミルで挽くタイプ。挽きたてだと香りがいいし、煮込み料理にはホールのまま使えるので便利。

 

しょうゆは濃口、薄口がそろっているのが理想ですが、これは出身地によって好みが分かれるところですね。

美味しいこだわり醤油は数あれど、一人暮らしかつ料理初心者さんにとってはこのシリーズがなんだかんだで便利かと。もっと大容量でお安いものがたくさんありますが、醤油って開封した後は結構なスピードで酸化してしまうので、慣れるまでは小さいサイズを選んだほうがいいです。実際自炊してみたら塩味好きで醤油あんまり使わなかった、なんてこともありますからね。自分の醤油使用頻度を見極めるまでは欲張らずに美味しいまま使いきれるサイズを選びましょう。

 

酢も普通の米酢があれば十分です。酢って地味な存在だけど酢の物はもちろんドレッシング、煮物などにも活躍します。

 

酒は料理酒ではなく清酒を。普段は料理用にパックのお安い清酒を買うことが多いですが、ちょっと贅沢にする時は呑む酒を料理にも使っちゃうことも。常夜鍋とかね。

 

そして個人的に絶対に欠かせないのがごま油。めちゃくちゃお世話になっています。いろんなブランドがありますが、なぜか昔から「かどや」一拓、浮気ナシです。日本国内であればどこでも気軽に入手できるのがポイント高いですよね。

 

参考 ごま油を使ったレシピ

 

以前はサラダ油を使っていましたが、最近香りのいらない料理の油は太白ごま油に変えました。

 

馴染み深い褐色のごま油は焙煎したゴマから、この太白ごま油は生のゴマから精製される油。原料は同じゴマなので、太白ごま油も酸化しにくくゴマの栄養価も含まれる優秀なオイル。癖のない油は炒めものやお菓子作りまで幅広く使えるので健康を気遣うならオススメです。

みりん風調味料やみりんタイプ調味料などという謎の液体もよくみかけますが、みりんを使うなら本物のみりんを。美味しいみりんは少量でまろやかなコクと甘みがつけられるので少々お高くてもコスパよし。

 

毎日の食事作りを手早く用意を済ませたいなら8つの中からみりんをアウトでめんつゆをイン、のラインアップがおすすめ。あまり料理が得意じゃない料理初心者さんにも、ぴたりと味が決まるめんつゆは心強い味方です。

 

※追記 みりんと両方必要になってしまいますが、だしを取るのが面倒ならだし醤油という手も。

 

参考 めんつゆを使った料理レシピ

 

凝った料理には手を出さず、材料にちょっと手を加える程度なら以上の調味料があればとりあえずは大丈夫。煮物、和え物、漬物、酢の物、炒め物、などなど、これだけでも結構戦えます。

あれ?なんか抜けてない?と思った方も多数おられるかと思いますが、その理由は後述するとして以下続きます。

 

2軍・さらにレパートリーが広がる調味料

  • ポン酢
  • 味噌
  • オリーブオイル

1軍にプラスすれば料理のバリエーションがグッと広がる調味料たちです。

ポン酢は一軍にしてもいいくらいの活躍っぷりですよね。
そのまま素材にかけて使える調味料なので、なるべく美味しいものを選びたいところです。

 

ご飯にはやっぱり味噌汁だよね!という場合は味噌も必須。最近はインスタントでも美味しいものがありますが、具沢山の味噌汁は立派なおかずになるのでせっかく自炊するなら作りましょう。こだわりの高級味噌もあれこれ出ていますが、家飯にはこれで十分。

 

すごく好きな和食店の大将に「家で使うならタケヤ味噌が一番!」と教えてもらってからずっと使っていたタケヤ味噌。こういう普通に買えるもので作る家飯っていうのがまたいいんですよ。

普通の味噌と比べるとややお高めだけどこちらも美味。

 

尖った塩っぱさのないマイルドな味噌汁が楽しめます。味噌には気合入れたい派にはおすすめ。

家飯でも和食ばっかりじゃな~という場合はオリーブオイルを投入したいですね。一人暮らしの強い味方、パスタもこれさえあればなんとかできます。特別なものじゃなくてもいいけど、やはりエキストラバージンを選ぶべし。

 

3軍・好みに合わせて導入したい調味料

  • 柚子胡椒
  • 黒七味
  • からし
  • わさび
  • ナンプラー
  • ウスターソース

なくてもいいけど、好きな人はあると嬉しい調味料。
柚子胡椒は焼いた肉に添えたり、ポン酢と合わせてつけダレにしたりと活躍してくれるのでシンプルな料理にアクセントをつけたい場合は便利。
最近は随分とメジャーになってチューブタイプも出ているけれど、やっぱりなんとなく瓶が好き。

 

そしてなんだかんだ使ってしまうのが黒七味。
これもポン酢との相性がいいんですよね。鍋物好きにはおすすめです。

 

番外編・調味料代わりに使える食材

  • 塩昆布
  • 梅干
  • ザーサイ
  • アンチョビ

調味料、ではないけれど、あると調味料代わりに使える食材。いずれも冷奴のバリエーションに使えますね。塩昆布は浅漬けやサラダに、梅干とザーサイは和え物に、アンチョビは炒め物などに力を発揮します。

参考 塩昆布を使ったレシピ

参考 ザーサイを使ったレシピ

と、ご紹介しておきながらなんですが、私は味噌の他にめんつゆ、からし、わさび、梅干、は現在常備していません。からしは納豆のパックについてきたものをからし和えに使いまわしたりしています。え、ケチくさいって? いやあ、からしってあんまり使わなくて賞味期限内に使いきれないことが多かったもので。
梅干はそろそろ欲しいと思っているところです。

※追記 その後梅干しは常備して使いまくっています。
関連 梅干しを使ったレシピ

基本の調味料、白砂糖を常備しない理由

あれ?基本のキの「砂糖」がないよ?と思われたかもしれません。

実は私、基本的に白砂糖をほとんど使いません。今家にあるのは黒砂糖のみ。黒砂糖はそのままおやつにしたり、生姜紅茶に使ったりできます。

参考 ファスティング(家断食)の記録 その2 ~人参りんごジュース+黒糖生姜紅茶~

黒糖を料理に使うのは主にヤムウンセンなどのタイ料理。あとの「砂糖」はカフェでコーヒーについてきたスティックシュガーを数本とっているだけです(コーヒーはブラック派なので)。

砂糖を使う料理が好きな方ならもちろんあったほうがいいと思うのですが、白砂糖って実は料理にあんまり必要なくないですか? 私が酒のアテばっかり作るからか…。最近ではすき焼きに使っただけのような。

関連 料理に時間をかけないための、作りおき以外の方法。

最低限の調味料といえども、作る料理や食の好みによって多少の振れ幅があるのは当然のこと。少ない調味料に絞ることでじっくりと自分の食傾向を探ってみるのも面白いかもしれません。

一人暮らし 調味料のサイズ問題

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これまでにもサイズ問題についてはちょこちょこ触れましたが、一人暮らしの場合調味料は小さめのサイズを選択するのがよいと思います。

もちろん調理頻度によって変わってくるので慣れてきたら使い勝手のよいサイズはどれくらいかがおのずとわかってくるものですが、初めての一人暮らしの場合は自分がどんな料理をどれくらい作るかは検討がつかないもの。とにかく大きなサイズがお得なはず!と張り切って大容量パックを購入しても、賞味期限内に使い切れず結局廃棄してしまうようなことになると、お得どころか大損です。

自分の自炊リズムがつかめるまでは特に、最小限かつ小サイズの調味料でできることを試してみる。なんだか遠回りに思えるかもしれませんが、自分の調理スタイルが確立されてきたらサイズや種類を工夫してみる、といった段階を踏むのが結局はベストな調味料を揃える最短コースかもしれません。

さて、調味料に引き続き調理器具にいきましょう。

 
※自炊がしたくなる家飲みエッセイ、2017年12月発売です。

これさえあれば!最低限の調理器具

調味料同様、調理器具も最初からあれこれ完璧に揃える必要はありません。まずは最低限必要なものを準備して自分の料理の傾向を把握してから徐々に揃えていけば無駄にものを増やさずに済みます。

1軍・最も基本的な調理器具

  • 包丁
  • まな板
  • 蓋つき片手鍋
  • 蓋つきフライパン
  • 菜箸

1人暮らし、いや、2人くらいまでならこれだけあればOKです。単身者用の部屋は1口コンロのところも多いので、あれこれあってもそんなに使えないし。私も以前は立派な鍋セットを持っていましたが、結局使わないまま処分しました。

参考 今日捨てたもの 8/5 きっと今が捨てタイミング。

他のものは使いやすいサイズのお手ごろなもので十分だけど、包丁だけはよく切れるものを使ったほうが絶対いいです。作業効率が全然違う。
私は長年GLOBALを愛用しています。よく切れるのはもちろん、柄が持ちやすいし、予めシャープナーがついてくるのが嬉しい。

 

2軍・あれば作業が捗る調理器具

  • 笊つきボール
  • お玉
  • フライ返し
  • おろし器

ボールはなくても大丈夫だけど、サラダの水切りなどに笊つきがあれば便利。サラダなんて食べないよ、という人には特に必要ありませんね。

おろし器は他の器具では代用ができないので、大根おろし好きな人には必須のアイテムになります。最近はスーパーのカット野菜コーナーにおろし大根も売っているけれど、大根おろしって山盛り食べたいじゃないですか。あんなちょっとじゃ満足できないってモンです。恐ろしく割高だし。
でも、大根おろすのってかなりめんどくさい&疲れる作業なので、できればさくさくおろせるものがいいですね。

 

3軍・好みに合わせて導入したい調理器具

  • 土鍋
  • 電子レンジ
  • 炊飯器

冬場は土鍋があると大体のことはどうにかなりますよね。1人用土鍋は我が家でも大活躍です。

電子レンジはずっと持っていませんでしたが、現在の住まいについていたので、たまに使います。電子レンジってあれば使うし、なければないで困らないモノの代表選手のように思えるのですがどうでしょう。

ご飯を食べる人は炊飯器があったほうがいいかな。鍋でもご飯は炊けるけど、コンロが一口しかないキッチンなら別で炊けたほうが便利といえば便利。

 

「あるもの」で何ができるかを考えるのがコツ

さて、ずらっと出揃ったところでむやみにモノを増やさずに自炊を楽しむためのTipsを。最大のコツは

「あるもので何が作れるかを考える」こと。

例えば基本に上げた8つの調味料を使うだけでも

  • 野菜スープ
  • わかめの酢の物
  • 小松菜の煮浸し
  • 冷奴
  • 鶏肉の塩焼き

なんていう5品の献立が作れちゃうわけです。
まずはあれこれ調味料を買い足さずにあるものだけで作る癖をつけてしまえば、普段あんまり使わない調味料をたくさん買い揃えて結局ダメにしてしまう、なんていう失敗は防げます。
基本の調味料にはケチャップがないのでオムライスはつくれないけど、チャーハンを卵で包む和風のオムライスなら作れますよね。卵に葱を入れてごま油でふんわり焼いて乗せれば中華風、とか。

これ、少ない洋服の着まわしにも通じるものがありますね。
いわば、食材と調味料のコーディネイトを考えるってことですから。

「あれがあったら作れるのに」

じゃなくて

「ないなら違うパターンで作ろう」

に変換させることができれば、とってもシンプルな調味料とどこにでもある材料だけで、十分満足できる食生活が送れますよ。
食べることは好きだし、自炊に興味もあるけれど、なんだか面倒そうだな…と思っている方は、是非試してみて欲しいです。

料理初心者におすすめのレシピ本とアプリ

ベーコンとキャベツの蒸し煮

包丁の持ち方や材料の切り方など基本的なことから学びたい!という場合はまずは簡単な料理本を参考にするのもよいでしょう。料理初心者が混乱しがちな「ひとつまみ」「少々」「さっと煮る」など、曖昧な表現を避けているロングセラー料理本もあります。

 

焼く、煮る、炒めるなどある程度の調理はできるけれどレパートリーが少ないのでシンプルで簡単、美味しい料理のアイデアが欲しい、という方ならアプリ「土井善晴の和食」やウー・ウェンさんのレシピ本をおすすめします。

プロだからこその「なぜこうすれば美味しく出来るのか」の解説もあるので、投稿型レシピサイトで検索するより簡単で失敗なくできるはず。

以上、これだけあれば自炊が楽しめるよ(ただし、酒呑み向けかも)、の調味料&調理器具その他の紹介でした。

オール外食もラクだし楽しいし、何よりモノが増えないのがいいけれど、家で自分好みのおかずや肴をちょちょっと作って食べたり呑んだりするのって、最高に楽しいですよ。

関連 1枚でオールシーズン使える布団を探して。

 

 






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Comment

  1. 本多メグ より:

    始めまして、メグと申します。
    ブログ村で見つけて、楽しく拝見しています(^^)
    力の入った記事ですね!
    私は調味料については、2軍のポン酢は
    あまり使っていませんでしたが
    この記事を見て常備しようかなと思いました。

    ミニマリストで、料理の記事を書く人が少ないですが
    私も、料理が好きなので
    人気が無くても、つい料理ネタを入れてしまいます(笑
    これからも楽しみにしていますね。

    • crispy-life より:

      メグさん

      コメントありがとうございます。

      普段は人気のない料理記事ですが、この記事だけはさっそく各所からツッコミが入っております。
      まあ、酒飲みの自炊なので調味料も偏ってるっちゃー偏ってますからね、ははは。

      >私も、料理が好きなので
      >人気が無くても、つい料理ネタを入れてしまいます(笑

      モノを減らすことで、自分が何を大切にしたいのかが見えてきますよね。
      私はどうやら自分が思っているよりずっと食べることが好きなようです。

      これからもよろしくお願いします!

  2. イワタミチコ より:

    減塩の塩昆布でも
    「しょっぱいなあ」
    感じるようになり
    イワタ宅には昆布なしのくらしでしたが
    ↓ウマミナチュレ(プレーン)
    http://www.matumaeya.jp/umaminature/index.html
    を知ってからは昆布ありのくらしです

    おすすめです

    • crispy-life より:

      イワタミチコさん

      確かに味の好みや食の傾向はどんどん変わってきますね。私は西側出身なので基本は薄味で育っているのですが酒飲みゆえに塩っけのあるものは好きなので気をつけなければ、と思っているところです。愛用されている塩昆布、面白いですね。こういう塩昆布があるのは知りませんでした、情報ありがとうございます!

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