来年からやめようと思っていること。
12月に入ると、さて来年はああしたいこうしたい、などと考え始めるのが人間というものです。
新年だからと新しいことを始めようかなんて甘っちょろい、毎日がスタートラインだと思え。とは岡本太郎氏の弁です。
はい、私もまだまだ甘いですね。
来年からやめようと思っていること
- スケジュール帳(1日1ページタイプ)
10年近く毎年同じタイプの手帳を使い続けてきました。
1日1ページの構成になっていて、24時間のスケジュールを管理できるもの。書くスペースがたくさんあるところ、そして手帳に予めちょこちょこと豆知識的な読み物がついているところなどが気に入っていたのです。
この手帳には日々のスケジュールはもちろん、毎日食べたものなどもメモしていました(暇人)。 そんな日々の記録を後から読み返すのも楽しいかなと思って使用済みの手帳をずっと保管していましたが、この夏に全て処分しました。
12月に入ってそろそろ新年の手帳を準備するシーズン、店頭にもカレンダーと共に並び始める頃でしょうか。が、今の私にはもう「スケジュール帳」は必要ないのかなと考えています。
昔と違って現在は分刻みのスケジュールで動くような働き方はしていないし、そもそももうするつもりもない。今後1日1ページないとスペースが足りない程の過密スケジュールを立てることは多分ないと思われます。予定なんて1日2つもあればお腹いっぱい、という心境なので。
「当たり前」になった習慣を疑う
思えば今年も特にこの手帳が必要だったわけではないのですが、帰国したのがちょうど春で4月始まりの手帳が店頭に並んでいたこともあり、習慣的になんとなく買ってしまっただけのような気もします。
もう必要がないのに今までやってきたからと、何の疑いもなく同じことをやりつづける。
まさしく思考停止状態ですね。
というわけで、2015年バージョンの手帳は買わないことに決めました。
とはいえ、「書く」ことで頭の中を整理する作業を頻繁に行なう私。そのための紙とペンは必要です。来年は予定管理のための手帳ではなく、書く作業のためのメモ帳を準備しようと考えています。
長年続いた習慣を変える。少し寂しいような気もしますが、なんだかワクワクもしますね。
もしかしたら「やっぱりあの手帳じゃないとダメだ!!」となるかもしれませんが、そうなったらなったで、2016年にはまた元の手帳に戻せばいいだけの話。そんなに大した問題ではありません。
慣れ親しんだ環境や習慣には誰でも少なからず執着してしまうもの。でも、変化することを恐れなければ、そして、変化を楽しむことができれば、人生はどんどんシンプルにできるはず。
決まった型を取り払うことを恐れず「試しにやってみるか」程度の感覚でカジュアルに暮らしを変えていくことを、これからも続けていきたいです。
その先に何が見えるのかは、まだわからないけれど。
関連記事
-
-
足るを知る、が幸せのカギ?それでも私は贅沢がしたい。
By: Roderick Eime[/caption] 足るを知る者は富む、ということわざが
-
-
キャベツのわさび白和え、豚肉と白ねぎの梅蒸し献立。
もともと凝った料理を作らない、作れない人間なのですが、ここのところ食のシンプル化が加速して
-
-
寒がりの冬ファッション 防寒対策スエットは却下。
By: Miguel Virkkunen Carvalho[/caption] 冬に向けての
-
-
今日捨てたもの 11/3 大人買いの学び。
お久しぶりの捨て記事です。 基本的に手放したもの、新たに入手したものに関しては自分の備忘録
-
-
片付ける度に出てくる、妙なもの。
比較的時間はあれど、ずっと雨続きの週末。 わざわざ出かける気にもなれず、なんとなく部屋
-
-
パフォーマンスが著しく低下。
ラップトップの話です。 現在のラップトップはもう5年ほど使っているのですが、最近
-
-
帰省で考えた、親の家の断捨離問題。
以前も何度か書いたことがある実家の片付け問題。 参考 難しい実家断捨離問題。本質は別の
-
-
どうせ捨てるなら、何も持たないほうがいい。
来る夏が不安になるほどにとんでもなく日当たりのいいベランダで湯たんぽを乾かす。 関連
-
-
わかめと卵の炒めもの、わけぎのナンプラー和え献立。
うつわは好きだし興味もあるけれど、コレクション癖がない上に一人暮らしなので、さほど多くは持ち
-
-
財布を使わない日々。
最近財布を使っていません。 そもそもここ数年は財布然とした財布は使わなくなっていたので