生涯独身なんて、選ぶんじゃなかった。

公開日: : 最終更新日:2024/12/01 健康と美容

恐ろしく肩が痛いので病院に行ったら、肩関節周辺炎、いわゆる「50肩」だと言われてトホホですよ。というご報告をしたのはつい先日のこと。

肩関節周囲炎(重度)発症のお知らせ。

あまりにも症状が改善しないことにまたもや恐怖を感じ、あまりにも痛がる私の様子を見て先生もあれ?っと思ったらしく、念の為にMRIを撮ってみたんです。もうね、記念撮影の気分で、気楽にバチコーンと。

「…手術、ですね」

データを見た先生から発せられたのはまさかの一言でした。

やっぱり50肩じゃなかった話。

そう、残念ながら、リハビリと時間薬で治癒する50肩ではなく、肩の腱の損傷による痛みだったのです。「手術」の響きにビビりまくって正式名称を確認し忘れたけど、何やら大谷選手と同じ症状らしい。ということは肩関節唇断裂、でしょうか。調べてみると大谷選手は「関節唇(かんせつしん)の損傷を修復する関節鏡視下手術」を受けたとのこと。確かに、先生言ってたわ、「かんせつしん」がどうこうって。

ボールどころか、紙屑のひとつも投げちゃいないのに、投手と同じ故障とは。

先生曰く、この症状が出るのは事故や転倒、スポーツなどなんらかのはっきりとした原因があるらしい。でも私の場合はこれといった心当たりはなく、何度も「肩が外れそうな」痛みを重ねてしまったのがよくなかったのだと思われます。

病院で50肩って言われたから、まあそうなんでしょ、とやり過ごしていたけど、そうじゃなかった。そもそもが誤診だったのか、それとも通院中に悪化させてしまったのか。今となってはもうわかりません。でも「あきらかに異常」という私の感覚は、あながち外れていなかったのですね。

軽い気持ちで撮ったMRIだったけれど、これがなければ発見できなかっただろうから、撮ってよかったわ。

生涯独身なんて選ぶんじゃなかった。

さて、手術ですよ。

手術するとなると、利き手の右手が3週間動かせないらしくて、仕事は絶望的。わたくし、残念ながらなんの保証もないフリーランスの身。1ヶ月近く動けないとなると、完全失業も覚悟しなければいけないでしょう。

この年でまた一から仕事を探すのは、なかなかハードだなあ。でも、このまま右手が不自由な状態のまま騙し騙し生きていくには、私はまだ若すぎる。というのも、「80代、90代の方なら手術せずにこのままやり過ごすのもアリなんですけど、50代の方にさすがにその選択肢はお勧めできないですね」と、先生に言われたのですよ。

確かに、そうだよなあ。50代、若くないけど、まだ若い。

自然治癒はしないらしいので、ちゃっちゃとやっちゃったほうがいいのかなあ。年内に済ませちゃえば、医療控除受けられるじゃないか。でも、今から年内に手術は難しいだろうか。年末年始の帰省はどうするのか。いや、一番の問題は仕事だ、仕事。

「健康であることが」を前提にプランニングされている我が人生。体に「何か」があれば、たちまちガラガラと崩れてしまう、儚く脆い計画であります。保険だって入ってないしね。

40代独身、一人暮らし環境を強化せよ。

こんなに不安な思いをしなきゃいけないなら、生涯独身なんて選ぶんじゃなかった。自由気ままな生活の末に待っていたのは、こんな不自由だなんて、辛すぎるー。

なーんてことは不思議とぜーんぜん思わなくって、どのみち一人なんだから何とかするしかないわね〜くらいの感覚です。そりゃ50年も生きてりゃ不都合のひとつやふたつ出てくるでしょうよ。最近仕事も上手くいってて楽しいから、失業の危機は結構イタいけど、そもそもがサバイバルライフなんだから、どうにかするしかありませんわね、ハッハッハ。ああ、我ながら悲しいほどに能天気。

というわけで、肩はちょっぴり痛いけど、私は元気です。同じ症状で治療や手術の経験がある方、いらっしゃいましたらぜひ体験談お聞かせくださいませ。

大人一人暮らしのヒント




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