一人晩酌のあり方を考える。
食い意地が張っているばかりでなく、どうしようもない酒飲みです。
どうしようもない、といっても別に酒豪でもなんでもなく、好きな癖に弱いという非常に面倒なタイプ。まあ自覚があるだけマシでしょうか。そうでもないですか。
そんなわけなので当然のように日々の晩酌タイムを大事にし過ぎなくらい大事にしており、それはそれで充実しているのですが、この習慣を変えてみようかと考えています。
一人晩酌つまみのお楽しみ
現在は「食事」というものをせず、簡単な酒のつまみを数品作って並べ、ちびちび酒を飲む夕食スタイルです。一人で酒を飲むのはメンタル面でもフィジカル面でもあまり良い習慣ではない、という論調をよく目にするのですが。
本人が楽しければ体や心に悪い影響があるわけないと思うのですがどうなんでしょうか。もちろんエライ先生方がおっしゃることにはそれなりのエビデンスがあるのでしょうけども、一人=寂しいを大前提としていないかという疑問が無きにしもあらず。
一人晩酌大好物の私は2年あまり続けてきた今のスタイルを気に入っているし、とても楽しくて大切なひととき、ではあるのですが、いかんせん、大事にし過ぎかと。1日のうち酒に費やす時間が長すぎるわと。一体何時間飲んでるのかと。
酒に強い人は飲んだ後でも平然とあれこれできるので何時間飲もうが平気なのでしょうけれど、私みたいな酒を飲むと他のことは一切したくなくなるタイプの人間はもう少しスマートな晩酌スタイルを構築すべきではないかと思い至ったのであります。
みんなの一人晩酌スタイルは?
そもそも「晩酌」ってどういう意味なんですかね。
晩酌(ばんしゃく)とは、夕食時など、夕方から晩の時間帯に飲む酒のこと、または、そういった時間帯に飲酒する習慣のことである。ただし、この時飲まれる酒の種類は、特に決まっておらず、人によってまちまちである。また、酒の飲み方(どのくらいの量を飲むのか、どのような温度で飲むのか、など)も、人によって違う。なお、晩酌は、行われる時間帯の関係上、これが寝酒となることもある。(wikipedia)
そうですか。
人によってまちまちである、とか言われたらまあそうですかとしか言えませんね。とにかく私が日々楽しみに行っているのは晩酌と定義されるものに違いないのは明らかです。
酒飲みの周りには酒飲みが集まるもので、友人知人には一人晩酌を楽しむ人々が少なくありません。が、その実情をリサーチしてみると
- 夕食を普通に食べてから飲酒に移る
- 夕食時にビール1本程度を飲む
- 基本的に家では飲まず、飲酒は外食時のみ
というタイプが圧倒的に多く、私のように一人でも家でダラダラダラダラヘラヘラヘラヘラ飲み続ける人はあまりいないのです。
「外では飲むけど、家で一人ならせいぜいワイン2杯程度かな」
という話を聞けばなんてスマートなのかしら、と。
「ヘンに回るのも嫌だし、きちんとご飯を済ませてから軽いつまみで飲むのがいい」
という意見にはお説ごもっともですと頷くばかり。なんだかみんなが眩しいわ。
酒なんて人に迷惑さえかけなければ好きなように飲めばいいのですが、ここのところやりたいことがあれこれあってもう少し時間が欲しいのも事実。
頭がきちんと働く状態の時間を確保するためにも晩酌スタイルの見直しが急務というわけです。
新しい一人晩酌のあり方を考える
晩酌スタイルを見直す、といっても好きなつまみを作って酒を飲むのが何よりも楽しみな私なので家では酒を飲みません、なんてことはできません。夜に炭水化物を取らなくなってから久しいのでこれからは一汁三菜の晩御飯、というのもなんだか違和感があるし。
そこで新たな晩酌スタイルとして
- 早めの夕食と共にビール1本、ワイン1杯、日本酒1合弱程度を飲む
- 食後に済ますべき用事を済ませる
- その後晩酌第二部として軽めのつまみとワイン、日本酒、ウイスキーなどを楽しむ
以上の作戦を考えたのですがどうでしょう。
これまでの晩酌献立は変えず、飲む酒の量を酔わない程度の量に制限して、食後にもしっかり頭が働くようにしておき、仕事も所用も全て済ませてから就寝前に寝酒を兼ねたひと時を楽しむ。これなら夕刻から寝る前までダラダラ飲み続けるのを防げるのではないでしょうか。
…あれ?
でもこれじゃあ余計酒量増えることになる?二部制より一部完結のほうが効率がいいのか?
なんだか全然良案じゃない気もしてきましたが、ちょっとあれこれ模索してみます。とにかく新晩酌スタイルプロジェクトは一人晩酌のお楽しみはそのままに、時間を圧縮して効率よくスマートに、がテーマです。
※追記
ひとり晩酌愛を語る、家飲みエッセイを書きました↓
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