たった3日で体重マイナス4kg、ウエストマイナス4cm。
タイトルの通りです。
先週末からたった3日で体重マイナス4kg、ウエストマイナス4cmの超スピード減量を達成しました。
このあまりにもふっくらとした腹腰回りをそろそろどうにかしたいな。なんてことをぼやいていたのは昨年の春。
ちょっと時間はかかったけれど、どうにかこうにか理想の体型に…!というのは嘘。大嘘です。もー、死ぬかと思った。
たった3日で体重マイナス4kg、ウエストマイナス4cm
大幅減量の理由は、原因不明の体調不良です。
連休初日の金曜日。所用で朝から外出していて帰宅すると、なんだかやたら眠い。眠くて眠くて仕方ない。
あれ、昨日もちゃんと寝たのにおかしいなあ。でも、たまにあるんだよねこういうこと。なんて思って深く考えずそのまま無邪気に仮眠を取りました。
が、いくら寝ても寝足りない。スッキリもしゃっきりもしない。そして頭痛がやってくる。
こりゃあれだ、寝過ぎの頭痛ってやつだわきっと。起きた方がいいよね、そういや今日はまだ何にも食べてないんだし、と頭では考えるけれど体が動かない。朝の時点では、いい天気だしどこかで昼酒でもひっかけたろかいとウキウキしていたというのに、酒どころか米粒一粒蕎麦1本も入れたいと思えないこの感じ。
異常。
どんなに体調が悪くても、多少熱があっても、観測史上稀に見る酷暑でも、食欲が落ちることなどまずない私が、食べたくない。これは、明らかに異常。
薄れていく意識の中、薔薇を加えたカルメンと踊りながら自分の体の異変を持て余して過ごした翌朝。頭痛はさらに酷くなり、全身の痛みと倦怠感、おまけに嘔吐の症状までお出ましになったのでした。食べてないので、吐いたところで何にも出ないんだけどね。
こんなに体がつらいのに、熱はない
普段あまりに健康な人間というのは、自分の体が今どのような状況に置かれているのかを判断する能力がありません。
普通に考えれば、ちょっと酷い風邪なのでしょう。でも、ここまで辛い風邪って今まで経験したことがないし、風邪で嘔吐なんてしたことないし、大体ここ10年以上熱すら出したことがない。
あーあ。体の丈夫さだけが唯一の自慢なのになあ、ここは潔くウィルスに白旗を上げるか。と、100年ぶりに体温計を取り出し計測してみたらアナタ、まさかの平熱ですよ。絶対38℃くらいあると思ってたのに、無風ですよ。
「風邪=熱=しんどい」
この程度の知識しか持たない私はこの時点でもう力尽きました。うむ、熱がないのにこの症状が出るということは、とかググる気力もなくただただベッドに横たわって2日。さすがにもう眠れもしないので本を読もうか映画でも観ようかと試みるものの、そんな元気もありゃしない。もちろん食べる気力はなく、水もなんだか固くて飲めない。
ただただ、こうして寝ているしかないのか。しかし、このままでは、万が一…。
やや大げさな考えが脳裏に浮かぶ一人暮らし病床あるある。医師の方が受診の是非など病状に関するアドバイスを返してくれるありがたいサイトに投稿し、いや、それよりまずは何か体に入れないと、と思い直した深夜。部屋着の上にコートを着込み、ストールをぐるぐる巻きにして決死の外出を試みる。
行き先は、近所のコンビニ(徒歩2分)。スポーツドリンクやら野菜ジュースやらゼリー飲料やら、とりあえず目に付いた「それらしい」ものを買い込む。本当は一度にこんなに買わなくていいんだけど、長期戦に備えた覚悟の買い出しです。
普段コンビニなんてほとんど行かない私だけれど、今回ばかりは本当に開いててよかったありがとうという気持ちになりました。そう、私は自分じゃ何もできない依存体質の都会っ子。
弱ってるところに重たい水ものばっかり買っちゃって持ち上げられずに引きずって帰ったのは我ながらバカだなと思いました。袋が部屋まで持ちこたえてくれてよかったよ(底に穴は開いていた)。
しかしこういう時スポーツドリンクがあると捗りますね。さすがは髙田延彦おすすめ。
夜中に足がつる。こむら返り予防に効果があった3つの簡単対策。
水はどうにも入っていかなくても、スポーツドリンクを入れた水なら飲むのがラク、な気がします。
食べなきゃやせる、は当たり前
と、中年女の風邪日誌に延々お付き合いいただいて恐縮ですが、結局金曜の朝から月曜の夕方まで外出は愚か室内移動もままならず、固形物は一切食べられず、口にしたのは前述した水やジュースとゼリーのみ。その結果が体重マイナス4kg、ウエストマイナス4cm、というわけです。
食べなきゃやせるは当たり前。
わかっちゃいるけれど、こんな思いをしてまで減量したくはないですね、間違っても真似などされませんように。実際のところ、以前実施した家断食よりもハードでしたから、ってそりゃ倒れてんだから当然だけど。
ようやく回復の兆しが訪れた3日目の夕方、力を振り絞って雑炊を作って食べました。
青菜たっぷりの味噌雑炊に落とし卵。なんかいつもの食事とそう変わりない感じがしなくもないですが、心の底から旨かったです。やっぱり、食べるって大事だなあと。
そうそう、送信した翌日に件の医師アドバイスサイトから返ってきた答えは
「それは重症ですね。今すぐ救急車を呼びましょう、お大事に」
というものでした。えええ?そうなの?
あー。
書けた書けた、一気に書いた。なんかよかった。
今日は4日ぶりにブログも更新できてようやく通常モードにてまもなく本調子、といったところでしょうか。あれだけ毎日書いてたのにあいつどうした、死んだのか?と多少なりとも心配してくださったみなさま、ありがとうございます、生きてます、生きております。
今回の予期せぬ断食によって体はフラフラ筋力ガタ落ち、やはり(わざとじゃないにしても)急激に体絞るもんじゃないなあ、と実感したのですが、サイズや体重以外にも大きな変化があったり、一人暮らしのあり方について改めて考えたりもしたので、そんなこともまたおいおい書こうと思います。
そろそろ冬本番。みなさまも体調管理には十分お気をつけくださいませ。
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Comment
よ、よかった…。
冗談でなく、ご無事かしら?と案じておりました。
ひとまず、食事もできるくらいには快復されたのですね。消化の良い、あたたかいものを召し上がって、ここはひとつ、リバウンドといきましょう!寒さが本格的になる前に、体力をつけねばですよ。
どうぞどうぞお大事に!
memeさん
ご心配おかけいたしました、お気遣いありがとうございます。
いやあ、人間の体ってすごいですね。ちょっと食べたら順調にリバウンドして、早くも体重サイズ共変化が生じております。私の腹肉には食料が詰まっていたのだなあと、なんだか感慨深い…。そしてこんな痩せ方しても腹はちっとも美しくはならず、むしろシワシワで見るも無残な状態です(涙) こ、これはもう食べるしか!
こんなふつつかものではございますが、引き続きよろしくお願いいたします!
初めまして。
同じ神戸出身、たぶん同年代ということで、長年楽しみに読ませていただいてます。
このたびは、大変でしたね・・・。
ご無事で何よりでした^^
若い頃から健康であるほど、自分を過信しがちになりますね(自戒も込めて)。
どうぞぼちぼち、ご自愛下さいね。
ぽんぽんさん
コメントありがとうございます。同郷さんなのですね!
幸い丈夫にできているからこその脆さというか、油断の隙を突かれた気がしております。ホント、過信は禁物です。
日々好き勝手書いているだけの私を気遣って下さる読者のみなさまには感謝しかありません。ありがたや。。。
おかげさまですっかり元気になりました、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
いつも楽しく拝見しております。
初めましてのコメントですが、一言だけ…。
生きてて良かった…!!(涙)
不躾ですみません。
どうぞご自愛ください。
これからもこっそり愛読します。
なわわさん
初コメントありがとうございます。
生きてます、生きておりますとも!!(鼻息)
すっかり回復した今、そのお気遣いとやさしきお言葉が五臓六腑に染み渡ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!