焼きカラーにんじん、あやめ雪のツナサラダ献立。
にんじん葉の話をしようと思っていたのに、つい脇道に逸れてしまった先日。
ナムルに用いたにんじん葉の本体は、細くて長い、カラーにんじんです。
カラーにんじん。大分類は金時にんじんになるのでしょうか。パープルスティックとか紫にんじんなどという呼称もあるようです。
焼きカラーにんじん、あやめ雪のツナサラダ献立
- 白菜としょうがの鶏スープ
- たたききゅうりの梅和え
- あやめ雪のツナサラダ
- 焼きカラーにんじん
白菜としょうがの鶏スープ
鶏出汁で千切りのしょうがと白菜を煮て、塩胡椒で味を整えます。スープは先日の残りを流用しました。
たたききゅうりの梅和え
きゅうりを無残に叩き割り、梅肉とすりごまで和えます。
あやめ雪のツナサラダ
かぶは薄切りにして塩もみし、しんなりしたらさっと洗って水気を切ります。オイル漬けのツナ、レモン汁、少量のしょうゆで和えたら完成。本日使用したかぶは皮が紫色の品種、あやめ雪。
焼きカラーにんじん
フライパンにオリーブオイルと潰したにんにく、適当な大きさに切ったからーにんじんを並べて火にかけます。にんじんの表面に軽く焼き色がつく程度に焼いたらにんにくと一緒にうつわに盛り、粗塩、胡椒、みじん切りにしたにんじん葉を振ります。
焼きカラーにんじん。あまりにもどストレートでひねりのないネーミングですが、それ以外に表現できません。だって、焼いただけだから。焼いただけなのに、にんじん効果でオリーブオイルは驚きの甘さとなり、にんにくの風味と葉の苦味が合わさった美味たるや。献立事情を鑑みて日本酒にしちゃったけど、本来ならワインを添えるべき料理ですね。こういうの、ホント好き。
調理前は黄色と紫のにんじんね、キレイだね、くらいにしか思っていなかったのですが、紫のにんじんを二つ割にしておっと思う。
中心部は黄色になってるんだ。こりゃまた艶やかな。
色鮮やかで甘みも強いカラーにんじん、このままディップを添えてぽりぽりいくのもよさそうです。
そして、忘れちゃならないにんじん葉。
大根葉は馴染み深いが、葉つきにんじんにはなかなかお目にかかれず、これまでまともに調理した記憶がありません。
カロテンやビタミンEが豊富らしいにんじん葉、先日ナムルにして食べて、こんな味だったのかと改めて認識した次第です。
強い苦味はまるでパセリのよう。いいかげんな「みじん揉み」で冷凍しておけば、パセリの代わりに使えますね。本日使用したのもまさしく、みじん揉みストックであります。
関連記事
-
トマトと卵の炒めもの、ツナと韮のサラダ。
またしばらく自炊ができない環境になります。 以前は全く自炊ができない生活なんて無理
-
蕪と鮭のミルク煮と白ワインで家飲み。
好きなのでついつい手出しするけれど一束5つとかになると消費しきるまで結構手強い存在である蕪。
-
岩手の酒 あさ開 純米吟醸ひやおろしで晩酌 タアサイと豚肉のしょうが炒め、かぼちゃの塩煮。
勝手に日本酒全国ツアー、順調に進んでおります。 関連 勝手に日本酒全国ツアー 自宅で全
-
はちみつ肉じゃが、生白菜の梅おかか和え献立。
先日塩味ポテトサラダにした赤いじゃがいも。 豚とちぢみほうれん草の常夜鍋風、ねぎ油風味
-
家飲み献立 2/26 にんじんと青梗菜の炒め物、三つ葉と葱のサラダ。
近頃やたらお腹が空くんだけど、成長期かしら。← 家でご飯や麺類を殆ど食べない生活ゆえに
-
れんこんのきんぴら、キャベツとツナの塩昆布和え献立。
年が明けてからもしばらくは去年の晩酌献立ストックを放出しておりました。よって、本日更新分から
-
その先にある世界観。オフホワイトとのマリアージュを探る夜。
用事ついでに目黒駅周辺を散歩していたわけですが。 関連 権之助坂に酉の市。東京散歩・目黒区
-
わかめと卵の炒めもの、にら納豆献立。
本日反省すべきは、うつわの見極めが甘かった点。 メインを大皿に盛ったところ、予測より量
-
新橋 やきとん鶴松で昼下がりの一人ホルモン。
散歩のとき何か食べたくなって。 と池波も言ったので千代田区散歩の後は新橋まで足を伸ばし
-
塩豚と白菜のソテー、ごぼうの黒七味醤油漬。
昨日は午後の時間が少々空いたので、キッチンで下ごしらえ作業をしていました。 基本的に毎
- PREV
- ブログ開設5周年。書けば書くほどアクセスが減る時代。
- NEXT
- 重たい仕事とカタルシス。