神戸で酒を飲むならば ’19。

公開日: : 旅人への道, 食べること ,

1901_kobe_4

年末年始は故郷である神戸で過ごしました。

大きな予定は特になく、することといえば朝からだらだら酒を飲みながらの両親ご機嫌伺いと、幼馴染らとの宴会と、ぶらぶら街飲みくらい。

勝手知ったる、と思い込んでいる三宮ではあるけれど、故郷だからこそ店選びが難しいところもあるよなあ、と感じる。

しかし日本全国、いや、世界各地のどこへ出かけても、一緒に時間を過ごす相手が変わっても、そしてもちろんひとりでも、やってることはいつも同じですね。



丸玉食堂で腸詰めをつまむ

丸玉食堂(元町)

目当ての居酒屋を目指して元町まで出向いてみれば、まだ正月休み中。はてどうしたものか、とたまたま目に付いた丸玉食堂に吸い込まれてみました。

神戸市民にはおなじみの老舗台湾料理の店、丸玉食堂。私ももちろん何度か行ったことはあるけれど、前回はいつだったか、果たして誰と行ったのか、てんで思い出せません。それくらい久しぶりの丸玉です。

1901_kobe_6

丸玉といえばこの腸詰め。甘みのきいた台湾風のサラミを味噌ダレにつけて食べる定番つまみです。添えられるはもちろん、あの草。丸玉食堂はこの腸詰のイメージが強すぎてパクチーイヤイヤ民の私はやや構えてしまう傾向にあったのですが、別になんでもかんでもパクチーまみれってわけじゃないんだよ。と、台湾一周旅行を経験した今ならわかる。

台湾一人旅でもローカルフードを楽しみたい!台湾一周旅行の食事 その1。

腸詰めとビールを前に散々悩んだ挙句、追加オーダーしたのは冬季限定メニューの牡蠣炒め。

1901_kobe_11

この日も寒かったのでね、とろみのついた温かいものが欲しくなるってもんですよ。大ぶりの牡蠣がゴロゴロ、しゃっきりセロリがきいてるね。

そしてやっぱりこうなる。

1901_kobe_9

もちろん、燗でね。

以前ここはメニューすら置いてなくて、店の人がなんか怖くて、素人が潜入するにはハードルの高い店だ、なんて言われたものだけれど、久々に来てみればメニュー完備で恐ろしい店員はおらず、初心者でもカウンターひとり酒上等な使い勝手のいい店でした。

なんでだろう。私が子供だったのか、それとも店が変わったのか。

やっぱり神戸に来たら中華とか台湾料理とか、この手の店で一度は飲んでおきたいな。

=============
丸玉食堂
神戸市中央区元町高架通1-124
078-331-5385

しめは菊兆で明石焼

北野坂 菊兆

丸玉食堂のあと、紹興酒を冷ますために軽く立ち飲み屋でチューハイなど飲んでから、お腹に溜まるものを食べようと北野坂へ。

こちらも100年ぶりくらいに行った気がする菊兆。酒とちょっとしたつまみ、そして明石焼と麦とろが食べられる、しめにぴったりの店です。

ここに初めて来たのはまだ20代の頃。飲んだ帰りの深夜、かなり年上の先輩に連れてきてもらったのが最初で、当時えらい大人っぽい店だなあと感じた記憶があります。

まださほど酒も飲み慣れていなかった頃だから、明石焼でしめるなんて発想がなかったし、夜の早い三宮でこういう店が3時まで営業していることも驚きで。

あれから20年。

1901_kobe_7

再び瓶ビールに戻りつつ、三つ葉の浮かんだ出汁にエビ、シソ、コンニャク入りの菊兆焼きをくぐらせて食べる。次はソースをつけて食べる。そしてソースをつけてから出汁にくぐらせて食べる。などしていて、ああこれはいいよね、と思いました。出汁と卵でやさしく腹が満たされる感覚がよい。

あ、明石焼なのにタコ入ってないやつしか食べてないけど、まあいいか。突き出しがたこわさだったし。

=============
菊兆
神戸市中央区中山手通1-10-5 中一東ビル
078-331-9813

酒を飲んだらパンを買う

1901_kobe_3

この辺で解散になったら、そこそこ遅い時間になっていてもパンを買って帰ろうと思ってしまうのはなぜだろう。

不思議に思ったので改めて調べてみると、北野坂のイスズベーカリーって週末は24時閉店なのですね。そうか、それでついついパン買いたくなるんだな、私。

1901_kobe_1

街中いたるところにパン屋が見つかる神戸なのに、いつまで経ってもイスズとケルンにばかり通ってしまうこの癖は、もう治らない気がします。

神戸に来たら絶対に外せない、2つのパン屋。

神戸で酒を飲むならば ’19

1901_kobe_2

旅先で酒場に立ち寄るのが好きです。

土地勘のないエリアでは基本的に自分の嗅覚に頼り店選びをするのですが、ある程度の下調べもします。で、そこそこの確率で好きなタイプの店を引き当てます。

魚に鶏に麺に芋 徳島で食べたもの 高速バスで行く徳島の旅 その5

もちろん生まれつきそういう才能があるわけじゃなく、単に場数の問題。自分の好みと気分と目的がはっきりわかっていてこそ発揮できる技であります。

でも、人生で最も長く住んだ場所である地元の店選びはやけに難しい。下手に土地勘があることに加え、自分がまだいた頃のイメージに引っ張られてしまうところもあり、まっさらな目でリサーチをかけられないのが原因、なのでしょうか。今回だって結局は知ってる店しか行ってないしさ。

新しくなってからの梅田周辺はなんだか上手に歩けなくなったように、駅前再開発が進めば三宮周辺との関係性はさらに変わっていくのでしょうか。まあ、梅田と三宮じゃ街の規模が違うけども。

浅い関係、おかしな嫉妬。

知っているようで知らない故郷。知ったかぶりはそろそろやめて、初めましての気持ちを持って付き合っていこうかな。そのほうが、案外うまくいくのかな。

神戸で酒を呑むならば。

神戸 新開地「大谷」の貝つぼ焼きと、マスコット。

 




関連記事

alicia-apartelle-cebu_21

したい暮らしに、出会おう「ぜいたくな暮らし」書きました。

久しぶりにお仕事ネタなど。 住宅情報のライフルホームズが運営する暮らし情報サイトでコラ

記事を読む

紅芯大根と貝割れのサラダ

紅芯大根と貝割れのサラダ、粕汁献立。

昨日と内容はほとんど変わらない晩酌献立ですが、せっかく写真があるので書いておきましょう。

記事を読む

鶏レバーソテー

鶏レバーソテー、じゃがいものクリームチーズ和えで赤ワイン。

週末ワイン復活の兆しです。 寒いし久しぶりにグラタンでも焼こうかしらと考えるも妙にレバ

記事を読む

kitchenequipments

豚しゃぶのキムチ和えで家飲み。

シェアハウス生活になる前に少し悩んだのは自炊についてでした。 広いキッチンと十分すぎる

記事を読む

マッシュルームサラダ

新玉ねぎの卵炒め、マッシュルームサラダ献立。

どうしてもサラダにして食べたくて、おかしな品揃えに。 生ハムとマッシュルームのバケット

記事を読む

豚肉のフライパンロースト

ワインで家飲み 豚肉と野菜のフライパンロースト。

冷え性対策の意味もあり、寒くなってからは夜に家でビールを呑まなくなりました。 よって、

記事を読む

shibuya.min

僕らが旅に出る理由 その4 ~世界は広がっていなかった~

10年って人や環境が変わるのに十分な長さなのだなあと改めて思います。 2004年、まだ

記事を読む

海老とキャベツのにんにく蒸し

海老とキャベツのにんにく蒸し、ピーマンと葱の梅和えで晩酌。

昨日は休肝日、だったのでこれは週末の食卓です。 肉抜き週最終日、さて何をメインにしよう

記事を読む

秋の献立

秋刀魚の梅煮、蕪の温サラダ。

ついに来た! そろそろかなー、もう少し待つかなー、と、9月に入った辺りから鮮魚売り場を

記事を読む

あみエビのだし巻き

あみエビと三つ葉のだし巻き、にら納豆献立。

あみエビ連投する中で、せっかくだから卵は焼いておこうかなと思っておりました。 景気良く

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

1905kakegawa_51
都田駅は「浜松の北欧」日本散歩・静岡県

静岡県のローカル鉄道、天竜浜名湖線散歩の続きです。 天竜

目玉焼き丼献立
休肝日ごはん 目玉焼き丼、にんじん葉のナムル献立。

炊きたてのごはんをどんぶりによそって、上手に焼いた目玉焼きをの

suginami_67
愚痴を聞くために呼び出される。

愚痴を聞いて下さい。 あまりにもあからさまなその要望に、

むね肉のにらだれ
むね肉のにらだれ、キャベツと卵のニョクマム和え献立。

鶏むね肉をいつものように蒸し鶏にして食べるつもりで帰宅。

1905kakegawa_29
天竜浜名湖鉄道に大興奮 日本散歩・静岡県

静岡県で天竜浜名湖線に乗ってきました。 静岡といえば、昨年の

→もっと見る

PAGE TOP ↑