無駄使いが嫌いなクセにとんでもない無駄遣いをする。
無駄なことは好きか否かと問われれば、まあ好きだと返すでしょう。むしろ好きなことはほとんどが無駄なものばかり。
洋服なんて隠すべきとこ隠して雨風しのげればそれでいい、はさすがに言い過ぎでも、それなりのTPOをわきまえていればいいわけで、おしゃれ云々なんてものは必須項目ではない。作業効率重視で考えれば毎日晩酌なんてもってのほかだし、旅行なんぞ行かなくても生きていけるし、音楽がなくても死にはしない。
極論ですが。
そんな効率厨な暮らしが果たして文化的かというまた別の問題はありますが、まあそれは置いといて、無駄は好きでもお金の無駄使いは嫌い、なのにやってしまったという話。
無駄使いが嫌いなのに無駄使い
先日ようやくモバイルルータの機種変更を終えまして。
爆発寸前かと見紛うほどに膨らんだバッテリーを無理やり本体に押し込んで使い続けていた先代を無事に引退させられてめでたしめでたし、とすっかり本件は終了したつもりでいましたが、違った。忘れてた。
先々代がいたのですよ。
WiMAXを初めて契約したのはUSBスティックタイプ。しばらくラップトップ専用で使っていて、そのうちiPhoneデビューしたタイミングで無線タイプの先代に切り替えたのでした。
が、先代ルータは電池持ちがあまり良くなかったので、充電の必要がないUSBスティックも保険として持ち続けていたのです。まあUSBスティックはパソコンのバッテリーを食っちゃうんだけど。
しかしこのUSBスティック、パソコンを買い替えてからMacでは使えないことが判明。
関連 MacBook Air 11インチを購入。小さくて軽い、を最優先に考えた結果。
なんらかの形でwindowsOSを起動することもあろうかと先代ラップトップは保管しているものの、USBスティックを保険として利用する機会は消滅したのでした。
解約の手間を買う矛盾
2015年秋にパソコンを買い替えた時点で、もう使えないことが確定した代物。
なのに私、先日の機種変更による契約更新までこの使わない代物の料金を払い続けておりました。
無線のwifiルータを契約した際に引き続きUSBスティックを使用するには月200円必要だったのでこれをオプションとしてつけていたのだけれど、不要なオプション料金を1年以上も払い続けちゃったとはけしからん。使った総費用は軽く蕎麦屋酒1回分くらいか、と考えるとまったくけしからん。
確かオプション解約は手続きが煩雑→それならば機種変のタイミングですればいいか→いや、プロバイダ乗り換えるか→決めかねて放置→繰り返し、といったパターンにはまったがゆえの失態のような。
この度無事解約に至りましたがアホな話ですね。解約する手間を月200円で買っていた、とも考えられるけれど、なんかそれも腑に落ちない。
日常に溢れる面白い無駄は大好きだけれど、こういうのはダメなタイプの無駄であり無駄使い。まさしく死に金。
関連 貯まる体質、痩せる習慣。
数十円、数百円の小さなランニングコストって見直すのが面倒でついつい放置してしまうからこそ相手にしてみれば格好の収益源なんだろうなと思う。ちょっと前ならガラケーの月額いくらのアプリ、じゃなくてなんだっけ、着うたとかそういう系。あれも一度契約しちゃったら使ってなくても放置するパターンが多かったのではなかろうか。
常日頃から無駄使いは嫌いな守銭奴であると大口を叩いておきながらこの体たらく。ケチの風上にも置けませんな。
で、USBスティックはいらないので捨てよう、と思ったのだけどオークションサイトで多数売られているのを発見。もうこのタイプは絶滅危惧種だと思い込んでいたけれど、その筋では何か使い道があるのだろうか。
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