真冬のあったかアイテム投入で考える冬の装い。

By: Alexey Kljatov
新しくニットを購入しました。
先日より何かひとつあたたかいものをと考えており、そもそも寒がりのくせに我がワードローブはなぜかように薄手のものばかりなのだと憤ってもいたので嬉しい。
よくよく考えてみたらこの手のニットを買ったのは15年ぶりくらいじゃなかろうか。
入手して着てみた感想。
あたたかい。
オーバーサイズもいいけれど
当初の予定ではガバッと着れるオーバーサイズのローゲージニットをスキニーに合わせるコーディネイトをイメージしていたのですが、ちょっと北の国から感強いかなあとかそもそもそんなボリュームのあるニットに合わせるアウターないよねとか考えて作戦変更。首回りが程よくあいているゴツ過ぎないニットを選択しました。接客してくれたお姉さん曰く
「ワンサイズ上で着るとオフショルでいけますよ」
とのことだったのですが、ここは実直にジャストサイズをチョイス。悲しいほどの首の短さゆえタートルネック系に手を出すと悲壮感漂う私としてはざっくりしたニットをオフショルダーにする抜け感は魅力的ではあるのですが、そうなるとインナー問題が持ち上がる。大いに防寒目的でニットを購入するのにキャミソールインなんて実質1枚しか着てないのと同じじゃないか、お願いあったかインナーは入れさせて、という寒がりゆえの心の叫びが私にジャストを選択させたというわけです。
気に入っています。
私たちはいつからこんなに寒がりになったのだろうか

By: paul
さて次の旅にこれは持参するとして、アウターはどうしよう、何せ寒いらしいから万全の備えで挑まねば、などと鼻息荒く計算しながら歩いていて制服姿の女子中学生軍団とすれ違いふと気づく。
中学、高校と制服だったけれど、コートなんか着たっけ?真冬でも冬服のブレザーの中にベスト入れてスカートの下にブルマ仕込むぐらいだったような。
初めて就職した会社で一緒に働いていたおじさまがたは雪の降る日でもスーツの首元にマフラー巻いたり、テロッテロのステンカラーコート羽織る程度で外営業に出掛けてたよなあ。
普通にダウンだのムートンだの着だしたのっていつだっけ?ていうか、もしかして着すぎ?だってさっきの女子中学生全員生足だったし、寒い寒いって私の妄想なんじゃないのか、なくてもいけるのでは?
そんなことを考えた翌日、幸い好天だったのでデニムにジャケット+大判ストールというこの時期の自分にしてはかなりの軽装で出かけてみました。
結果。激しく後悔した。
なんでだろう。小学校では1年中半袖半ズボンの体操服で通すツワモノも一人や二人じゃなかったのに。授業中に雪が降ろうものなら簡単に道が凍結してしまい全員で意を決してコロコロ転がり落ちながら帰宅するしか術のない地獄のような山上の中学に生足で通っていたのに。
必要なのはなんだろう。原点回帰で乾布摩擦か。乾布摩擦なのか?
以前に比べると末端冷え性も随分よくなってきたけれど、うっかりぬくぬくアウターの悦びを知ってしまうと2度と抜け出せないのかもね。これは進化でしょうか退化でしょうかこだまでしょうか、いいえ、誰でも。
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