ベトナム一人旅の食事 ニャチャンビーチのバーで夜遊び気分。
ベトナム・ニャチャン一人旅の食記録、後編です。
前編ではオーソドックスなベトナム料理、シーフードに郷土料理など、しっかり食べられる店について書きました。
後半は、ちょろっと寄ったバーや、ナイトマーケットで食べた甘味などライト目なものを中心にまとめます。
昼酒も麺も、テイクアウトも。いろいろ使える食堂
軽め、と言いつつトップバッターを切るここ「Hong Duc」は普通にがっつり食べられる食堂です。近隣にバジェットホテルやゲストハウスが多いからか、常に外国人観光客グループで賑わっていました。
小腹が減った昼下がりにフォーを啜ったり、
軽く飲んだ帰り道にシメののっけごはんをテイクアウトしたり。このコムタム、豚肉が驚きの柔らかさでなかなかの美味でした。シメにしてはボリュームがすご過ぎですね。値段は失念しましたが、フォーもコムタムも確か40,000〜50,000VND(=約200円前後)程度だったかと。
麺類やごはんものだけじゃなく、ビールのアテに軽くつまめる料理なども充実していて、全体的にリーズナブル、深夜まで営業している。なるほど、ビーチホリデーに浮かれた外国人の溜まり場になるのもうなずけます。
Restaurant Hong Duc
23 Hùng Vương, Lộc Thọ, Thành phố Nha Trang, Khánh Hòa
ニャチャンナイトマーケットで食べるチェー
特に買うものはないけれど、なぜかふらふらと出かけたくなるのがナイトマーケット。
ここニャチャンにも毎夜開催されているナイトマーケットがあり、規模はそう大きくはないものの、わらわらと人が集っておりました。
定番のベトナム雑貨はいいとして
これは…!
せっかく足を運んでおいて、冷やかすだけってのもアレだから、デザートくらいは食べましょう。
ということで、マーケット入り口付近のお店で20,000VND(=約95円)のチェーをオーダー。
チェーはベトナム風のかき氷。豆やらタピオカやら芋やらゼリーやらプリンやらココナッツやら、ちょっとずつ入った甘いものと氷をカップの中で混ぜていただきます。この手のいろんな具が入ったアジアンデザートって、結構好き。見た目ほどは甘過ぎず、爽やかでぺろり。
Nha Trang Night Market
Trần Phú, Lộc Thọ, Thành phố Nha Trang, Khánh Hòa
海沿いのバーで、夜遊び気分
ナイトマーケットでチェーを食べたあとは、またふらふらと散歩して海辺へ移動。ニャチャンナイトシーンの中心的存在?らしい店、セーリングクラブに行ってみました。
普通に入店しようとすると入り口で店員さんに止められ、外でチケットを買えと言われる。チケット制?普通のバーじゃないの?クラブ方式?と疑問に思いつつもチケット売り場へ行くと、本日は週末イベントにつき200,000VNDのチケットを買うべしと指示されました。
20万ドン。えらい高いな!と一瞬怯みましたがよくよく考えてみると日本円で1,000円足らず。いつまで経ってもゼロの多さに慣れないわと呆れつつ、カード支払いして入場します。
チケット売り場のお兄さんは、ワンドリンク付きでビールかウィスキーが選べる、みたいなことを言っていたけれど、すでにビールでお腹いっぱい。カクテルのメニューはないの?とバーカウンターで聞いてみたところ、OKOK、スペシャルカクテル作ってあげる、とかなんとか言って、バーテンダーが勝手に作り始めてしまいました。
選択権なし。まあいいか、任せよう。で、出てきたのがコレ。
何これ。
光ってます。七色に光り続けています。なんか縁日で見たことがあるような。
子供じゃないんだからこういうのちょっと恥ずかしいんですけど。と思いつつ、飲む。困ったことに、普通に旨いフルーツ系のカクテルでした。
チカチカするカクテルを片手に店内を散策しているとこんなサインを発見。
なるほど、今夜はネオンナイトですか。で、これがグロウカクテルなんですね。エントランスフィーが50,000VNDってことかな。
メイクのサービスもやってます。
結局光るカクテルを一杯飲んだだけで退散しましたが、ここも浮かれた外国人でガヤついておりました。しかし、海辺の店ってのは夜行っても海が見えないからロケーションのありがたみが半減しますね。エンジョイナイトライフ!夜遊びがしたい!という気分じゃなければ、ランチタイムに来た方が雰囲気いいかも。青い海に青い空、そして酒。
Sailing Club Nha Trang
72-74 Trần Phú, Lộc Thọ, Thành phố Nha Trang, Khánh Hòa
帰りたくないクラフトビアバー
ニャチャン最後の夜。ゆうべのセーリングクラブで得た教訓「海沿いのバーは明るいうちに行くべし」を活かすため、夕暮れ前に海沿いのクラフトビアバーへ足を伸ばしました。
ルイジアナブリューハウス。クラフトビールが飲めるレストランです。
海沿いのテラス席を陣取って、オーダーしたのは多分Crystal Ale、だったかな。クラフトビールは一律価格で大きさが選べるシステム。フードメニューを確認してみると、なぜか激しく寿司推しでした。
こんな景色を眺めつつ飲むビールは至福以外の何物でもない。やはり、海辺のバーは明るいうちに来るべし、ですね。
あー、帰りたくない。帰りたくないなーと心で駄々をこねにこねつつビールを飲む。
ニャチャン最後の夜とはいえ、翌日からはホーチミン。ベトナム滞在はまだ続くのだから、ここで「帰りたくない」なる感情が出てくるのはおかしな話なんだけど、海とビールがあればこんなにもご機嫌かと、改めて自分の嗜好を認識し、こねこねする。
あー海。ビール。たった55,000VND(=約260円)で叶うとてつもない幸福感。帰りたくないな。
Louisiane Brewhouse
Lô 29 Trần Phú, Lộc Thọ, Thành phố Nha Trang, Khánh Hòa
ビールと海があればかなり満足できる体質の私。それは海沿いのおしゃれバーに限らず
こんなのでもいいんですけどね。たった70円で叶う幸せ。
などと砂浜の熱さを思い出しつつ書いている今もまた、海とビールが恋しくて仕方ないけれど、これにて一旦ベトナム一人旅記録はお開きといたしましょう。
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Comment
とっても面白かった。私も一人で旅してみたいけど胃腸も弱いし何かトラブルになった時に解決能力がないから難しいです。また次の旅行記、楽しみにしてます。あと、自炊のやつも!
匿名さん
お楽しみいただけたとのこと、ありがとうございます!確かに胃腸問題は厳しいですよね。特に東南アジアとか屋台系は慎重にならざるを得ないというか…。
今回は帰国後にまとめて更新する時間が取れず、さらに観光要素が薄く情報量の少ない旅行記になってしまいました。でも、書き記すと旅の記憶がより鮮明になって残ることを実感しているので、これからも機会があれば続けていきたいです。
最近、英語の学習はいかがですか?
私は初学者なので以前の短期留学の記事はとても興味深く拝見しました。
匿名さん
英語は相変わらずぼちぼち続けていますよ。
そういやベトナムでも英語絡みの出来事があったのでした。また記事にします!
今月末から来月の初めにかけホーチミンから鉄道寝台三泊ハノイまで7日間、途中ニャチャンとフエに一泊づずつの予定で行くのです。
前にも一度ベトナム寝台に乗っていてその時は上段。今度は下段をと事前購入できないかと調べていて参考にさせてもらいました。とりあえずホーチミンからニャチャンまで同じサイトでの購入を今済ませたところ、なぜか値段が4181円で列車代が値上がりでもしたのか?
・・・前回行った時のニャチャンの貝が忘れられずまたビールと一緒に堪能するのが楽しみで。
貝料理のことや寝台の事前購入のこととどーもありがとうです。
オッサンさん
コメントありがとうございいます。
長距離列車途中下車の旅ですか、いいですね!ハノイまで一気に行くのは厳しいけれど、途中の街に立ち寄るのなら体力温存、楽しみ倍増なのではないかと思います。自分も行ったところなのに、すでに羨ましい。列車代は時期によって変動があるのでしょうか…?
貝は当初なんとなく避けておりましたが、一度食べてしまえばこの有様で、例の緑のソースまで買って帰ってきてしまいました。ほとんど外みたいな店で飲むビールってなんであんなに美味いんでしょうか。ああ、また行きたくなってきました。
どうぞお気をつけて、良い旅を!