台湾一周一人旅 高雄、台東、花蓮で利用したお手頃で便利なホテル。

公開日: : 最終更新日:2020/05/21 旅人への道

Kaohsiung_113

台湾一周旅行で利用したホテルのまとめ。

台北台中〜嘉義台南に続き今回はラスト3都市で泊まったホテルについてまとめてみました。

いずれもバジェットタイプなのですが、それぞれに個性があってファシリティも雰囲気も全然違って面白い。

まあ違いがあるのは当然と言えば当然のことなのですが、短期間にいろんなタイプの宿を泊まり歩く気軽な旅はなかなか面白いものです。

高雄駅すぐ、大浴場とサウナが嬉しいホテル

Kaohsiung_175

5都市目の高雄では駅から徒歩5分程度の場所にあるSingle inn Kaohsiungに滞在しました。

ここ、今回利用したホテルの中である意味一番個性的だったかも。

Kaohsiung_50

Kaohsiung_54

なんとも殺伐とした雰囲気の路地に佇んでおり一見ちょっとヤバめな雰囲気なのですが、ホテル自体は至って健全。

Kaohsiung_53

到着してから気付いたのですが、ここ、普通のホテルというよりは、お風呂とサウナがウリの宿泊施設だったのです。だからでしょうか、チェックインが17:00とかなり遅め。日本で例えるなら終電逃したから今日はサウナで泊まるか〜、みたいな感じのアレかと。

Kaohsiung_174

フロント前にも広めのラウンジがあるのですが、宿泊&入浴エリアへの入り口は男女別になっていて

Kaohsiung_170

女性専用エリアにも広めのラウンジがあります。2重ラウンジ。

Kaohsiung_171

Kaohsiung_173

オプションのマッサージサービスもある模様。

Kaohsiung_169

この奥にシャワーブースと浴場、サウナとミストサウナのブースがあります。

Kaohsiung_51

部屋は基本的にシングルルーム。といっても簡単に仕切られた部屋にベッドとテーブル、テレビなどがあるシンプルな作りです。1室だけドミトリーもあったけど、シングルでもそんなに金額変わらないような。

とにかく駅近なので、どこへ行くにも便利なロケーションです。

関連 台湾一周一人旅 駁二芸術特区に旗津フェリー、高雄を遊ぶ。

サンドイッチとセルフのドリンクという簡易朝食つきでしたがパスして周辺を散策。

Kaohsiung_85

Kaohsiung_86

高雄黒豆漿なる朝食店を発見して潜入しました。

Kaohsiung_87

黒豆の豆乳と何かよくわからないお焼き的なものを購入。

Kaohsiung_88

割ってみるとニラがたっぷりこんにちは。朝からガッツリ美味しくいただきました。

よかったところ

  • 場所がわかりやすく便利
  • WIFIが快適
  • お風呂周りが充実
  • エリアが男女別になっている
  • ダイアルロック形式の大型ロッカーがある

悪かったところ

  • 施設自体が地下で窓がない

せっかくのお風呂が汚れていて使えなかったというレビューもチラホラあったのですが、空いていたからか全く問題なし、というか私以外にお風呂を使っている人はいませんでした。常に貸切状態だったので何回も入ってしまった。

そういえば台湾は日本同様温泉地も多いところ。今回は全然行かなかったけどまた機会があれば温泉巡りもしてみたいものです。

Single inn Kaohsiung

台東旧駅前のアットホームなホテル

taitung_2

鉄道の駅から中心地が妙に離れている観光者泣かせの街、台東。どの辺りのホテルにすべきかと迷った末に旧駅エリアのTraveller-Inn TieHua Light Spot Hotelを選択しました。

taitung_3

旧駅エリア、というか、バスターミナルの真ん前です。新駅からはタクシーで15分ほどの距離。

taitung_136

taitung_137

こちらは使い勝手としては今回利用した他の宿より少々劣ります。というのも、何しろ共用スペースが皆無。

taitung_138

自室以外の居場所はフロント横にあるこの小さなデスク以外にはありません。

taitung_141

さらにドミトリールームでもバスルームは室内にあるタイプ。共用部分がない分、部屋自体はかなり広くて窓も大きく風通しもよくてなかなか快適ではあるのですが満員だったら少々窮屈かなあ。

taitung_31

このホテルのシステムでよかったのは近隣の店舗の朝食チケットつきだったところ。

taitung_40

できれば朝ごはんも街へ出てどこかで食べたくなる台湾。これはなかなかいいサービスだと思ったのでした。

関連 台湾一周一人旅 鐵道芸術村に太麻里の海。台東の街歩き。

よかったところ

  • 場所がわかりやすく便利
  • WIFIが快適
  • スタッフが親切
  • 近隣店の朝食チケットつき

悪かったところ

  • 部屋以外の共用スペースがない
  • ベッドにカーテンがない
  • バスルームが室内にある
  • 個別のロッカーがない

考えてみればここ、ロケーションもスタッフさんの印象もとてもよかったのでシングルルームを選択すればよかったのかも。まあ実際に泊まってみなければ使い勝手はわからないんだけどね。

Traveller-Inn TieHua Light Spot Hotel

花蓮駅前のホテルでおきた奇妙な出来事

Hualien_96

7都市目の花蓮では駅の真ん前、歩いて2分程度の位置にあるHualien Wow Hostelに泊まりました。

Hualien_8

もう本当に真ん前。駅から見えてる感じです。

Hualien_7

外観はなんかアレな感じしますが、ここ、全面リニューアルしたのが2015年とのことで中はかなり新しく綺麗でした。

Hualien_9

部屋数が多いからか、共用スペースも広め。

Hualien_10

Hualien_11

キッチン設備も充実。ここでかなり凝った料理を自分の夜食用に作ってるスタッフさんがいました。ものすごく美味しそうだったのに食べさせてもらえなかった…(当然)。

Hualien_14

駅側を見渡せるテラスもあります。

Hualien_12

で、肝心のお部屋なんですが、狭い。
またまた室内にバスルームがあるタイプのドミトリーだったのですが、ホントに狭い。ベッドにしか居場所はない、といった感じ。けれど、そのベッドがかなり広くてぐるっと囲める厚めのカーテンもついていてドミトリーながらプライベート感は満載。

Hualien_82

しかも部屋の奥にカードキー式の大きめのロッカーがあるのに

Hualien_83

ベッド脇にもまたロッカー。そんなに入れるものないですけど、まあ助かるといえば助かります。なんか不思議な作り。

で、いったい何が奇妙な出来事だったかというとですね。

朝から出かけていて昼に一旦宿に戻った時のこと。

Hualien_80

小腹が減ったので駅前の店でワンタンスープをテイクアウトしてホテルに戻ると、なんと入り口のシャッターが下りていたのです。シャッターには

「メンテナンス中につき、14:00までクローズします」

と書かれているではないですか。いやいやいや、聞いてませんけども。と、私がうろたえていると入り口前に停めた車の中で待機していたスタッフ男性が

「すみません、今入れないんですよ」

と申し訳なさそうに釈明。
滞在中のホテルに入れないって初めての経験でちょっとびっくり。そんな大事なこと普通チェックイン時に伝達しない?それとも何か緊急事態が起こったのか?と、いろいろ聞こうと思ったのだけど、私にはもっと大切なことが。

そう、ワンタンです。

あああ熱いうちにワンタン食べなきゃ、とにかく、とにかくワンタンを!とワンタンのことで頭がいっぱいだった私はとりあえずその場を離れて駅へ戻り、駅前のベンチでワンタンを美味しくいただいたのでした。

Hualien_81

別にベンチで食べなくても買ったお店に戻ってそこで食べさせてもらえばよかったんだ、と後になって気付きましたけども。

関連 台湾一周一人旅 松園別館に鉄道員の古写真。花蓮の街散歩。

しかしあの「メンテナンス」って何だったんでしょうか。結構部屋数が多いホテルなのに、あの時間帯は館内に残っていた宿泊客も全員外に出したんだろうか?その後特に問いただしたりはしませんでしたが今考えても結構な謎です。

よかったところ

  • 駅前で便利
  • WIFIが快適
  • 共用スペースが充実
  • カードキー付きのロッカーがある

悪かったところ

  • 部屋以外の共用スペースがない
  • バスルームが室内にある(但し室外にも共用のバスルームあり)
  • タオルがない(有料販売あり=20元)

こちらはなんというかTHE・ユースホステル!な雰囲気がなんだかんだで楽しかったです。いよいよギターを爪弾く若人に遭遇するのでは、などと身構えていたのですが、意外や意外、利用者の年齢層は案外幅広くみなさんとても礼儀正しくマナーもよいのでありました。

Hualien Wow Hostel

もしかしたら今後これらの宿を利用する方もおられるのでは?と思いあれこれ好き勝手に書いてはいますが、私みたいに毎度フラッと長期旅行に出る風来坊にはどこもありがたい施設であることは間違いありません。だってどこも1泊2,000円とかそこらですからね。今回3週間もうろついてたのになんだかんだで総額10万くらいしかかかっていないというバックパッカーマジック。

関連 荷物を持たないバックパッカー。

いい歳して何やってんの?と問われればグウの音も出ませんが、思い立ったら吉日的なこの身軽な旅の生活を自分では気に入っておりまして。

ミニマリストの持たない暮らし

いったいいつまで続くのか?と心配になる台湾一人旅記録。以後は各地の食記録をまとめたいと思います。




関連記事

バルセロナ旅行2015

スペイン・バルセロナの旅 クリスマス時期に行くバルセロナ。

やってきました念願のスペイン・バルセロナ。 実は去年帰国する前にスペイン、イタリア、フ

記事を読む

東京駅でも買える品川名物「貝づくし」はかなり危険な駅弁だった。

さて、またまた移動です。 行き先はまたまた関西方面です。 なんだかんだと言いながらも

記事を読む

新幹線 東京―新大阪 5400円の期間限定運賃。

東京⇔大阪間の移動は断然新幹線派です。 が、いかんせん、高い。 最近は飛行機のほ

記事を読む

セブ島ジプニー

退屈な休暇の過ごし方。

今年は夏休みを取ろうと決めていました。 とは言ってもお勤めもしておらず時間の拘束もない

記事を読む

秋・2週間の旅の荷物 ナイロントートひとつでまかなえるか。

約2週間の旅の荷物。 冬場は難しいとしても、今の時期ならば普段使いのナイロントートで十

記事を読む

台湾一周一人旅 国立美術館に高美湿地、台中で行ったところ。

台湾2都市目、台中に到着しました。 関連 台湾一周 鉄道駅弁一人旅。 台北をほと

記事を読む

すごい空間支配力。

ボヘミアン・ラプソディが思ってたよりずっとよかった。 そんな意見が出たものだから、それ

記事を読む

伊藤若冲展

東京日帰り弾丸ツアー 東京散歩・番外編

By: miragechopin[/caption] 先日東京日帰り弾丸ツアーを実施しました

記事を読む

浅い関係、おかしな嫉妬。

移動してから数日間はすっきりしない天気だったけれど、今日になってようやくカラッとスカッと青空

記事を読む

2024年 海外一人旅のテーマは。

ここのところ、忙しぶっててめっきり旅記事を書けていません。が、2024年もあちこち出かけて

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

乾燥しすぎて粉を吹く女のお手軽保湿方法。

こんにちは、乾燥肌です。寒いですね。真冬、ですね。 と

韓国・釜山一人旅の食事 その1。 釜山名物をたしなむ。

年をまたいでしまいましたが、韓国・釜山旅行記の続きです。韓国

ミニマリスト主婦の貯金残高。

年末年始はいつものように帰省して、伝家の宝刀寝正月をキメてき

仕事帰りにふらっと富山一人旅。

12月のある夜のこと。いつものように部屋で一人酒を飲んでいて

師走の逆転ホームラン。

手術する必要があると言い渡されビビり散らかしていた私。

→もっと見る

PAGE TOP ↑