ヤムウンセン、ピーマン入りカイチアオ献立。
今夜はビールで通しましょう。
そう決めた夜の献立はタイ料理。
最近ビール→日本酒のパターンが多いので、変にエスニック系メニューを投入すると途中で混乱してしまうのです。
よって、たまには潔くビールに寄せた晩酌メニューなど。
ヤムウンセンで家飲み
- 糠漬け
- ピーマン入りカイチアオ
- ヤムウンセン
ピーマン入りカイチアオ
タイ風オムレツ、カイチアオ。
荒く刻んだピーマンと豚挽き肉を溶き卵と合わせて塩、胡椒、ナンプラーで味付け。多めの油をひいたフライパンで揚げるように焼き付けます。私はこのままいきますが、ケチャップやスイートチリソースをつけるのもまたよし。
ヤムウンセン
山盛りのタイ風春雨サラダ。
ナンプラー、レモン汁、刻んだ唐辛子を合わせてタレを作っておきます。格子状に切れ目を入れたイカ、豚挽き肉、にんじん、きくらげを酒を入れた湯で順番に茹で、最後に素材の旨みが溶け出した茹で汁で戻しておいた春雨を茹でます。仕上げに茹で汁を少々残した鍋で茹で上がった具材と葱、セロリを合わせ、タレであえたら完成。
後は少々長時間漬かっていた大根を糠床からサルベージ。糠漬けはもはやどんなメニューにでも無理やり引っ張り出される存在となってしまいました。
いやあ、ビールが旨い!
ヤムウンセンは何回も作っているけど、今回が自分史上最高の出来上がりとなりました。
ヤムウンセンを作るにあたって毎回悩んでいたのが「甘み」のバランス。タイ料理は甘味、辛味、酸味のバランスが重要、と刷り込まれていたので、ガツンと甘さをきかせるべきなのか、しかしあまり甘い味が好きではない自分仕様にもチャレンジしたい、と試行錯誤していました。
今回は思い切って甘味を排除。ナンプラーとレモン汁1:1のタレに唐辛子たっぷり目、という少々思い切った行動に出てみたところ、これが当たり。
さらには
- 春雨を水で戻してから茹でる
- 最後に具材を和える時にボールではなく煮汁を残した鍋を使う
という2つの改良点により好みの仕上がりが実現。
よし、今後はもうこれで行くぞ!と、という満足のいく味に到達できたのでした。とはいえ、万人受けするかどうかはわかりません。単なる酒飲み仕様かも。
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茹でて和えるだけ、の料理なので簡単といえば簡単なのだけど、そういうシンプルな料理ほど奥深いもの。1度や2度作ったところではなかなかベストな状態には辿り着けないのです。
毎回毎回珍しい料理をあれこれ作るのもいいけど、好きなメニューに繰り返しチャレンジすることで見えてくる景色もあるのだなあとしみじみ思うのであります。
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