ホーチミン一人旅、ビール片手に食べたもの。

公開日: : 最終更新日:2019/05/21 一人飲み, 旅人への道, 食べること

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ベトナム一人旅で食べたもの、ホーチミン編です。
ベトナムに限らずですが、一人旅での食事は気取らない店で酒を飲みながらつまめる、ローカルフードを崇め奉る傾向があります。

一人でもマッサマンカレーが食べたい!バンコク女性一人旅の食事 その1。

そんなにボリュームはいらないから、何がしかの旨いものをつまみつつ、ビールが飲みたい。それに尽きる。

今回のベトナム滞在はニャチャンが長かったので、ホーチミンで食事する回数はあまり多くはなかったのだけれど、それなりに面白い出会いもありました。そして毎日ビールを飲み続けて、心から幸せでした。

好物といっても差し支えないバインセオ

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ベトナム料理全般好きですが、中でもマイランキングかなり上位に食い込むのがバインセオ。野菜がたっぷり入っていること、生地がカリッとしていること、そしてそれをさらに葉野菜で巻くという私の好きな食要素をふんだんに含んでいるニクい一品です。

今回ホーチミン着1食目に行った「バインセオ46A」はガイドブック常連の有名店の模様。きっと観光客で混み合うだろうと予測して開店時間すぐに店に入ると、ご近所のお得意様らしきおじさまらがのどかにお茶を飲んでおられました。

バインセオ46A

私はビールとゴイクン(生春巻き)をオーダー。通常のゴイクンは一皿10本(!)だけど、さすがに一人では無理。よって交渉したけれど無理だった話は、前回ご報告した通りです。

ベトナム一人旅、タンディン教会とバインセオ。

鮮やかにエビの赤が透けたゴイクンを、ピーナッツ入りの甘い味噌ダレにつけて頬張りながらビールを飲んでいると、おじさまがたの元にとてつもない量のお持ち帰りバインセオが到着。ご家族用のランチを調達しに来られていたようで、そのとてつもない量のバインセオを抱えたまま、バイクで走り去っていきました。

バインセオ46A バインセオとビール

おじさまは去り、私のテーブルにはレギュラーのバインセオ(90,000VND=約430円)が到着。

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具を葉野菜に乗せ、ハーブと共にくるみ、ニョクマムダレでいただきます。

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こちらは厨房の様子。大きなフライパンでガンガン焼かれております。

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どう考えてもサイズが合っていない蓋ですが、具を乗せた部分をカバーして蒸し焼きにしていると思われます。

ゴイクンにバインセオ、ビールを2本飲んでお会計は200,000VND(=約960円)くらい。これまでにも別の店で何度か食べたけれど、この店のバインセオは皮のパリパリ感が軽快で、大変結構でした。タンディン教会から歩いてすぐなので、2箇所セットで訪れる人が多いのではないかしら。

バインセオ46A
46A Đinh Công Tráng, Tân Định, Quận 1, Hồ Chí Minh

酒飲みにもうれしい入門編ブンチャー

ブンチャー145

ベトナム料理のメジャーどころといえばフォーですが、これまでベトナム滞在中は積極的に麺料理に手出しすることはありませんでした。しかし、今回は天敵・パクチーを避ける気満々、下準備をして挑んだ次第です。

パクチーが食べられない人間がベトナムを旅できるのか。

しかし、肉団子入りのつけダレで食すベトナム風つけめん、ブンチャーはそもそもパクチーとは無縁の麺料理のようで、オーダー時に伝家の宝刀「ノーンゴーリ」をくり出したところ、乾いた笑いとドントウォーリーで返されました。

刀を抜いたのは、バックパッカー街であるブイビエン通りに位置する「ブンチャー145ブイビエン」。先ほどのバインセオの店もそうだけど、46Aとか145とか、シンプルに番地を店名にしているんですね。

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世界中からバックパッカーが集まるエリアにある店。つまりは外国人向けなわけですが、こういうローカルフードを食べ慣れていない外国人や初心者が入りやすい入門編的な店ってのもいいよね、と思いました。

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何がいいって、メニューが写真入りでわかりやすく、オーダーは自分で用紙に記入するシステムがやさしい。お店のお兄さんは英語も話せそうではあったけれど、これなら言葉の壁があってもノンストレスですね。

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オーダーはお目あてのブンチャーと、つまみの串焼き。もちろんビールも。

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サーブされたブンチャーセット40,000VND(=約190円)には、食べ方ガイドもついていました。親切。こんがり焼かれた肉団子というかハンバーグのようなものが入った、ニョクマム風味の甘いつけダレに、にんにくやチリ、ハーブ類をちぎり入れ、手前の細い麺をつけていただきます。

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このそうめんみたいな細い麺が「ブン」と呼ばれる米麺らしく、じゃあ「チャー」って何さと調べてみると「焼く」の意だそうで。焼いた肉が入っているからブンチャー、なんですかね。あれ?焼くのはいいけど、肝心の肉はどこいった、肉は。魚のすり身は「チャーカー」で、チャーカー入りのブンは「ブン チャーカー」らしい。やっぱり肉どこいった。

セットについてくるブンの分量はかなり少なめ。ビールを飲みながらちょっと小腹を満たしたい気持ちにピタッとくる量でうれしいけれど、育ち盛り食べ盛りの体育会系男子には物足りないかも。隣席にいた韓国人男性グループも、あらかじめ「替え玉」をオーダーしていました。お腹具合に応じてオーダー用紙に書き込めるから、便利ですね。

 

ブンチャーのセットと串焼き、ビールでしめて72,000VND(=約340円)。他の店でもブンチャーを食べてみたけれど、ここのほうが内容はよかったなあ。とはいえ、まだブンチャーを語れるほど経験値はないので、次回また別の店でもチャレンジしてみたいです。

Bun Cha 145 Bui Vien
145 Bùi Viện, Phường Phạm Ngũ Lão, Quận 1, Hồ Chí Minh

バックパッカー街のビールは高い

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今回ホーチミンで滞在したアパートメントホテルから少し歩けば、そこはホーチミン随一のバックパッカーエリア。

ベトナム一人旅、ホーチミンで暮らすアパートメントホテル。

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小道を入ればそれらしい小さなホステルやら、バスツアーの看板などがかかってはいるのですが、ブイビエン通りは割とギラギラウェイウェイした店が多い。

ここはひとつ、ダメな外国人が浮かれて遊び惚けているさまを見学すべきかしらねと、夜のブイビエン通りも探索しました。そんな私こそダメな外国人。

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重低音で内臓がやられそうな音量の店は特段好まないので、この手の店を側から眺めながらビールでも飲もうと、道端に雑にテーブルを並べているホステルでビールをオーダーしたら

「女性の一人客は表に座らせられない」

と言われ、驚く。なるほど、そういうこともあるんですね。って、隣の店では断わられなかったので、たまたまかもしれません。

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何がびっくりしたって、この簡易テーブルに腰掛けて軒先で飲むビールの高いこと。どこの店で飲んでも15,000VND(=約70円)程度だったローカル瓶ビールが、ここでは4~50,000VND(=約190~240円)に跳ね上がります。簡易テーブルなのに。

バックパッカーって高級ホテルに泊まったりせず、コストを抑えて長期間旅するのだから、そういう人や宿が集まるエリアは酒だってお手頃プライスなのかと思いきや、かなり強気の観光客プライス。まあ、バックパッカーとて外国人観光客なんだから当然か。

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こういうエリアで安くて旨いローカルフードにめぐり合うのはやや難しいかもしれないけど、深夜まで賑わっているので、浮かれた雰囲気を味わうには面白いかと。

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深夜までしっかりした食事を取れる店も多いので便利です。

やたらといろんな人が話しかけてくる

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こちらもバックパッカーエリアのお店。同名のホテルが経営するレストラン「BI SAIGON」のテラス席で昼からビールを飲んでいると、全身カラフルな絵柄の入ったおじさまがじっとこちらを見つめておりました。

ああ、お腹に虎がいるね、と思いつつ、モデルになりたかったら撮ってあげてもいいよと軽口をたたいてみると、すかさずポーズをキメたので、激写。

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撮ったはいいが、ブログに掲載するとは言っていないので、チラ見せです。

このお方、なんと若かりし日に日本でプロレスラーとして活躍していた経歴をお持ちだとかで、曰く

「興行で大阪にも行ったことがある」

とのこと。当時のものだとやや得意げに見せられたポスターの写真には、確かに腹に虎を携えた若き覆面レスラーの姿がありました。後で調べてみると、ポスターが撮影された1969年はアニマル浜口がデビューした年。ということは、ミスタータイガーも現在70歳くらいでしょうか。現在は母国とベトナムを行き来しながら隠居生活を送っておられるそうです。

この後も、道行く人たちにやたらと話しかけられました。人懐こい人が生息するエリアなんでしょう。

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さて、この店では自分の中の経験値を引き上げたくて、またバインセオをオーダー。結果、残念ながら軍配はバインセオ46Aに上がりました。味はいいんだけれど、パリパリじゃなくしっとりしているのが、歯応えフェチとしてはやや物足りない。メニューはたくさんあったのだから、他のもの食べたらよかったかな。

BI SAIGON

行列のできるスムージー

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ミスタータイガーの話に耳を傾けつつ食事を済ませた後は、前日にやたらと賑わっていたジューススタンドに寄ってみることにしました。

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列がないのを確認して、いざチャレンジ。

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いろんな種類のスムージー、ベトナムでいう「シントー」を出す店のようです。

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35,000VND(=約170円)を握りしめて、マンゴーココナッツを待つ。

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ご家族でしょうか。若いお姉さんがガンガン作り、奥でお母さんがガンガンパックする流れ作業。

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できたスムージーをお母さんはなぜか冷蔵庫にじゃんじゃんしまっていく。予約分とか…?

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その色は私のじゃないですね、と恨みがましくミキサーを見つめていると、

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大丈夫、今作ってるからちょっと待てとばかりに大胆な氷投入。

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出来上がりはフルーツ果肉入り。

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まさかのオリジナルパッケージでした。

普段この手の甘い飲み物を全く飲まないので、この店の味クオリティが他と比べてどうなのかはわからないけれど、暑いところで、なおかつ酒飲んだ後だとやけに旨く感じますね。

Five Boys Number One Smoothies
84 Bùi Viện, Phường Phạm Ngũ Lão, Quận 1, Hồ Chí Minh

長くなったので、次回へ続きます。

 




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Comment

  1. ちゅーなー より:

    crispy様

    ミスタータイガー!
    レアレスラーの一人ではないですか!
    確かに昭和45年の国際プロレスにて来日してるようです。
    アニマル浜口で国際だな、とわかったのと
    昔、何かの雑誌で薄ぼんやりと見たような…
    もちろん、リアルタイムでは知りません。

    国際プロレス 外人レスラー 入れ墨
    にて、ググりましたらありました!
    うん、覆面してますねw

    おそらく1シーズン程度の活動ではないかと
    思われますが、今もその時のポスターを持ってる
    ならば、日本遠征が良かったのかもしれませんね。
    1943年生まれですので76歳です。

    そして、ビール片手に食べた話は全く頭に入らず
    プロレスで異常興奮した挙句、女性ブロガーに
    頼まれてもいないコメントする私は、氏の得意技だった
    ニードロップで沈められるべきでしょうww

    • crispy-life より:

      ちゅーなーさん

      すごい!

      私もミスターについて調べたくていろんなキーワードでググってみたんですが何もヒットせず…彼の言っていたことが本当なのかどうかもわからなかったのですが、ちゅーなーさんのおかげで辿りつきました!そして、確かにこのお方、この虎であります。コア情報によると着たり脱いだりかぶったり、結構紆余曲折あったレスラーなのですね。結構なお歳だとは思ったけど、76歳には見えなかったなあ。

      私がプロレスについての知識を持っていれば、ミスターとももっと会話が弾んだろうにと考えると、自分の無知が悔やまれます。やはり必要なのは好奇心か。

      ブログに書いたら何か情報が得られるかな?とうっすらとは考えていたものの、こんなに早く、そしてちゅーなーさんから教えていただけるとは思いませんでした、ありがとうございます!ていうか、食べた話も読んでくださいw

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