あなたが今すぐモノを減らすべき5つの理由?
捨てたものと買ったものを毎月記録し続けています。
ここしばらくは大きな買い物はなく、かといってバカスカ捨てるようなこともないのでこの定期ポスト自体が非常に地味な内容になりつつありますがここは私のライフログ。記録し続けることで何か見えてくるかもしれないなあ、いや、結果別に何も見えなくてもそれはそれでいいじゃない。というノリで続けています。
8月は殆ど家にいなかったのでより一層動きはありません。
8月1ヶ月で捨てたもの
以上。
一体何年着ていたのでしょう。まあこれだけ使えば本望ですね。
8月1ヶ月で買ったもの
ナシ。
正確に言えば既に発注済みのものはあるのですが、まだ手元に届いておりませんのでカウントせず。その他8月中に買ったものといえば日々の食料や日用品、旅先で買った自分用の土産などの消耗品ばかりでした。
買い物しませんでした、なんていうとはいはいはいはい持たない買わない暮らしでしょこの守銭奴が!と罵られそうですが(被害妄想)8月はちゃっかり夏休みなんかも取ったりなんかして遊び呆けてましたからね。
気合充分フルチャージ、今月は張り切っていきますよ。
気付けば人生は変わっていたけれど
このブログを書き始めた頃がちょうど自分の生活が大きく変化する時期と重なったことから、当初は持ち物を捨てるとかミニマルライフ系の話題をよく書いていたのですが最近はそうでもなく。別に整理整頓とか丁寧な暮らしとかそういう方向に長けているわけではないので当然といえば当然の結果なのですが。
一旦居場所が落ち着いてからのこの2年はあまり大きな変化はないなあと感じるのですが、それでもほんの十数年前と比べると持ち物の数だけじゃなく暮らし方や消費傾向、そして働き方に至るまでガラリと変わっていることに気がつきました。
それは別にモノを捨てたから人生変わった云々ではなく、自分の考え方や生き方の変化に応じて柔軟に対処していった結果、モノが減ったし気付けばいろいろ変わったよね、というお話で。
シンプルな生き方に何か特別な力があると信じているわけでもスピリチュアルな効果を期待しているわけでもない私はモノを減らすこと自体の効果をやたらめったら崇め奉る行為についてしばしば懐疑的な発言をしているわけなのですが、まあそれはそれなんですよ。
さて先日後輩(30代男性)と話していて、そういやキミは一人暮らしだったよねえ、晩御飯とかどうしてんの?料理できたっけ?と何気なく聞いたところ
「僕は焼きそばしか作りません」
とあまりにもきっぱりと返されて面食らいました。いや別にうまいこと言ったわけじゃなくてね。
なんでも彼が家で夕食を取る際のメニューは殆どが焼きそばなのだとか。基本の豚肉とキャベツ入りのソース焼きそばとビールの相性に関しては周知の事実としてそこそこに、時には軽めに野菜オンリーで、気分を変えて塩味で、そして気分が乗れば豪華にシーフード焼きそばに、はたまた麺を両面焼きにしてあんかけで仕上げるなど、3食袋入り100円の焼きそばを主食にして生きて行くことの汎用性と可能性について意気揚々と語ってくれたのでした。
あなたが今すぐモノを減らすべき5つの理由?

By: Photo Monkey
私はといえば米や麺を殆ど摂取せずに毎日ちまちま数品の酒のつまみを用意してだらだら家飲みの日々。方や基本の型を設定しストイックなまでにそのフィールド内でチャレンジを続ける後輩。
お互いの食事に関するベクトルは全くもって異なるのだけれど、焼きそばワールドという彼独自の感性によるクリエイティビティにほほぅ、焼きそばねえ…と深く頷かずにはいられませんでした。そのぶれない姿勢、もはや天晴れとこちらまでなんだか晴れやかな気分になったのです。
あのですね。
どっちが正解とかこっちが高尚とかこうすべきとかそういう話じゃないんですよ。
自分に響くところをちゃんとわかっていて、中でもとびきりいい音がするであろう箇所を自分でいい感じに叩けるかどうかが勝負なのであって、他者と比較したところで意味がない。そもそも響くところが人それぞれ違うもんね、という本質を分かった上で自分の考えを述べるのが楽しいのです。つまみいろいろちびちびが好きなんですかそりゃいいですねそして焼きそば1品にて完成させる夕食の可能性ってやつもなかなか捨てたもんじゃないんですよまあ聞いてくださいな的な。
モノを減らしたからといっていきなり人生も変わらないし幸せにもならないけれど、ない生活は私にとってはなかなか快適、それだけのこと。
考え方なんて人ぞれぞれではあるけれど、
「あなたが今すぐモノを減らすべき5つの理由」
なんてそれらしいタイトルだけで中身空っぽのツギハギキュレーションをチェックしている場合じゃないですよ、と少々ブラックな物言いで今月の定期ポストを締めることとします。うっかり焼きそばに気を取られてまたまた長くなったので「そのココロ」はいずれ近いうちに。
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