つまらない女と寿司。
久しぶりに寿司をつまむ。前回につまんだのは、確かまだ寒い時期だった。それからあれよあれよとおかしなことになってしまったので、寿司じゃなくとも人と食事を共にするのは数ヶ月ぶりのこと。いつものように、空いている中途半端な時間を狙う。
友人は最近、原因不明の皮膚疾患に悩まされているという。処方された薬のおかげで改善傾向にあるというが、夜中に猛烈なかゆみで目を覚ますことさえあったらしい。
目に見えない「気」のようなものが体によくない影響を与えることは、やはりあって。
加えて友人の場合、職場の環境にも変化があったことから、心労が蓄積されていたのだろう。回復して何より。
どんな生活をしていても、その場所なりのいいことや悪いことがある。そんな話をポツポツと。私はこの時期、ぜひ聞きたかったあの質問をする。悶々と考える時間も多かったであろうこの数ヶ月、何か、気づいちゃいましたか?という、罰当たりなアレを聞く。
つまらない女
曰く。
仕事は普段とそう変わらない忙しさだったけれど、プライベートでは誰にも会わず、どこへも行かなかった。時間が有り余っていた。そこで改めてわかった。自分は、つまらない女だ。
せっかくのおこもり時間、ずっと後回しにしていた資格の勉強に着手しよう、普段はやらない凝った料理にチャレンジしよう、なんてやりたいことは何も浮かばず、かといって、空いた時間の有効活用もできない。ただ、怠惰な時間を貪るだけ。映画をみたり本を読んだりは一通りするけれど、それもマニアの域には至らず、何もかも中途半端。
私って、つまらない女だと再認識した。で、それでもまあいいかとも思えた。
そうか。やはり、そこへ到達するかと頷く。
駅前はそこそこの人出で、街はすっかりもとどおり。に見えるけど、そんなはずはないので、時短バージョンでそそくさ退店。こちらも営業再開となったデパートの地下で買い物をして、解散。
その後自宅へ戻る途中になんとなく疲れたのでコンビニ前で休憩をしていると、警察官に声をかけられる。どうやら不審人物もしくは具合が悪い中年女と思った通りがかりの人が近くの交番に連絡したらしい。そういや買い物するために入った店で促されて装着したマスクをつけたままだったから、熱中症とかそういうのを疑われたのかもしれない。花壇に腰掛けているだけでもしもしどうしましたと声をかけられるって、ご老人じゃあるまいしと思っているのは本人だけで、若い人らからしたら十分不審人物もしくは具合が悪い中年女なのだろう。他者の言動で己の今がわかる世界に感謝。などしている場合ではない。
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