捨てる日々、やかんはいるのかいらないのか。
もう少し減らすつもりで持ち物を再チェックしてみよう。
そう考えてここのところぼちぼちやっているのですが。
なんだか辛気臭いというか、生活感溢れるものばかりが出てくる今日この頃。
本日のターゲットはやかんです。
今日捨てたもの
- やかん
OXOオクソーアップリフトケトル。早い話がやかんです。
そう、実は私やかんを持っているんです。そしてこの2年一度も使っていないのです。
と、同じ言い回しもまさかの4回目となりましたがこちらも今の住まいに移り住んでから一度も使っていない代物。使っていない理由は私が水道水を沸かすこともせずそのままぐびぐび飲むワイルド志向だから、ではなくキッチンに備え付けの電気ケトルを使っているから。
これまでの人生で電気ケトルがある生活を送るのは初めてですが、これ、便利ですね。一人分のコーヒーとかお茶を入れるのならむしろやかんよりこっちの方が向いているのか。冬場は湯たんぽ用のお湯を沸かすのにも使っています。
しかしなぜこんなに大きいやかんを購入したのだろうかと考えてみれば、一時煮出すタイプのお茶を使っていたから。定期的にお茶をいただいていたのでせっせとこのやかんを使って煮出していたのですが、今はもう件のお茶は飲んでおらず、大量の湯をやかんで沸かす習慣もなく。それでもデザインが気に入って買ったものだし、そこそこの金額だったし、また一般住宅に越したら使うかもしれないじゃないかと大事に保管していたのです。
でもこれ、改めて確認するとすごく重い。カラの状態でもずっしり重いので、たっぷりの湯を沸かそうものならちょっと手がぷるぷるするくらい重い。何しろ徳利よりも重いものは一升瓶しか持てない根っからのお嬢様体質なもので、この重さのやかんを日常的に取り扱うのはなかなか困難。電気ケトル云々抜きにしても、もう使うことはないだろうとようやく判断しました。
モノとしては好きなんですけどね、使いこなせずしまっておくだけでは意味がない。
こちらもオークションでチェックしてみたところ中古品が取引されていたのでリサイクルショップ行きに。力自慢の若者のキッチンで再び活躍してくれることを願うばかりです。
やかんはいるのかいらないのか
さて、やかんはいるのかいらないのか問題。
その昔は一家にひとつは当たり前にあったような気がするやかんですが、今はどうなんでしょうね。電気ケトルも浸透してきたことだし、使わない家庭も増えているのでしょうか。
関連 やかんっている?いらない?(cookpad)
なるほど。大家族や麦茶ゴクゴクキッズのいるご家庭、そして丁寧にお茶を楽しむ時間をとても大切にしている方は圧倒的にやかん派、なのかもしれません。
現在はありがたくも電気ケトルを使わせてもらっているけれど、なけりゃないでおそらく困ることはないかなと考える今の私には、大きなやかんは過ぎたアイテムのようです。
なんて思いつつ、コーヒーショップのカウンターで店主がドリップポットを美しい所作で扱う姿にはちょっと憧れたりもするのでした。
関連記事
-
少ない洋服を着回す旅、デニム以外の選択肢。
デニムが好きなので、年がら年中デニムばっかりはいています。 今回の旅でも移動中はもちろ
-
シンプルな暮らしを確実に遠ざける2つの邪魔もの。
By: Haldane Martin[/caption] 現在シェアハウスで生活しているので
-
今日捨てたもの 望みを叶える方法はひとつじゃない。
By: Steve Larkin[/caption] 最近はめっきり音楽CDのデータ化に勤しんで
-
もうどうでもいいわという投げやりな態度で。
奥さん、6月です。そろそろ開いてる店も増えてきたので、修理に出すタイミングをうかがっています。
-
50代独身非正規雇用、賃貸契約審査に通るのか。
身軽に生きていきたい思いの強さゆえ、持ち家VS賃貸論争からは早々と離脱。長年賃貸住まいを続
-
海外旅行に便利なバッグ、現金、カード、パスポートも入る。
昨年中に手に入れたものでこれはよかったなあとしみじみ感じるものについて書きました。 関
-
大人がざわつく理由。
西側の友人から返ってきたメッセージに添えられた、割れた瓶やグラスが床に散乱する写真を見て、背
-
ボロボロ加減に感じる郷愁。
ずいぶん大人になってから、わかるようになったことがあります。 それは、酒場のメニュー
-
普段使いのナイロントートに収まる旅の荷物。
羽田って、いつからこんな感じになってたっけ? 外国人観光客ウケの良さそうなレストランフ
-
ミニマリストの人に飽きてしまった。
第一営業部部長とかコンサルティングチームリーダーとか、所属する会社から付与される歴としたそれ
- PREV
- セロリ卵炒め、梅オクラ納豆献立。
- NEXT
- 秋にやること、やりたいこと、変えたいこと。