シンプルな暮らしを確実に遠ざける2つの邪魔もの。

By: Haldane Martin
現在シェアハウスで生活しているので、いろんな人の収納事情を垣間見ることができます。
垣間見る、といっても、もちろん個室を覗き見しているわけではなく、下駄箱などの共用部分に設置された収納スペースの使い方ひとつとっても本当に人それぞれでなかなか興味深いのです。
皆同じ大きさの収納スペースを持っているけれど、そのスペースに全くモノがない人もいれば、逆にモノで溢れて他人のスペースまで侵略し度々注意されている人もいるなどその使い方は実に様々。どれくらいの量のモノを持つか、または持たないかは個人の自由ですが、整理できないがために人から注意されるのは結構辛いですよね。
いろいろな人の収納を目にする機会がある環境で暮らしているうちに、片付けが苦手だと思われる人の収納方法には似たような特徴があること、そして、すっきり暮らすことを妨げる2種類の「邪魔モノ」の存在に気がつきました。「片付けたいのに片付かない」と悩んでいる人は参考にして下さい。
収納スペースに対してモノが多すぎる
当然ですが収納スペースに対してモノが多すぎると、いくら頑張ってもうまく片付けることはできません。飛びぬけて「収納上手」な人であっても多すぎる荷物を綺麗に整頓するのは限界があるでしょう。片付けが苦手な人なら尚更です。
関連 収納術に興味もなければセンスもない、だから他に選択肢はない。
「シンプルな暮らし」なんていうとかなり几帳面な人しか実現できない特別なライフスタイルのように感じてしまいますが、ズボラでめんどくさがりな人ほどモノを減らせば暮らしが捗ります。多くの荷物を整理整頓する技術やセンスが全くない私も、出来る限り持たない今の生活が合っていると感じています。
片付けられない人が必ず持っている2種類の「邪魔モノ」
片付けが苦手、いつも気がついたらモノが増えている。そんな住まいには2つの「邪魔モノ」の存在が影響しているかも。
1.便利グッズ
いろんな切り方ができるスライサーや、米とぎスプーンなどの調理器具。はたまた歩くだけで床掃除ができるスリッパなど、100均の店で手軽に買える便利なグッズ。
参考 ”あったら良いな”が実現!「便利キッチングッズ」が魅力的すぎる件(Naverまとめ)
便利グッズはほぼ「それひとつしか使用目的がない」ので、大体はなくても困りはしない、程度の便利さだと思うのですがどうでしょう。
必需品ではないけれど、なんとなく便利そうに思えて買ったものは、結局飽きてしまったら使うことがなくなり放置されます。
モノが多くて片付かない場合はこの類の便利グッズを大量に所有している可能性があります。
2.収納グッズ
1足のスペースに2足入れられるシューキーパーやスタッキング収納ケース。つっぱり棒やスカートやパンツが複数枚掛けられるハンガー、壁面を有効活用できそうなワイヤーラックにS字フックなど、こちらも100均やホームセンターで見かけたらついつい欲しくなってしまうものたちです。
参考 コレは絶対買ったほうがいい!100円ショップおすすめ商品まとめ☆【100均・百均】(Naverまとめ)
このまとめの閲覧数の多さも示しているように、アイデアひとつで上手に収納できる100均グッズは優秀!と思っている人は多いかもしれません。が、便利な収納グッズを上手に使いこなすには一定の条件が揃っている必要があります。
その条件とは「モノが多すぎない」ことと「収納テクニックがある」ことです。
片付けが苦手な人がモノを減らす前に収納グッズをあれこれ揃えてしまうと結局使いこなせず、収納グッズ自体を収納する場所を探す羽目になってしまいます。まさに本末転倒ですね。
結論。すっきり暮らしたいなら100均グッズ生活はやめよう
私も引越しするたびに新居に合わせた収納を考えて100均の店であれこれ大量に買い物をしては使いこなせずに放置、という失敗を繰り返してきました。
ここしばらくはモノとの付き合い方を変えたことにより所有物の総数が自己最少を更新していますが、当時購入した100均の便利グッズや収納グッズの類は今では殆ど手元にありません。「不要なもの」として、既に処分してしまったからです。
もちろん今でもいくつかは100均グッズも使っていますが、それはある程度モノを減らした後だからこそうまく機能していると感じています。
今となっては「これ便利そうだから使ってみたい」とか「役に立つらしいから試してみたい」という欲よりも「部屋をスッキリさせたい」が最優先事項なので、100均で収納カゴひとつ買うのにも相当思案する状態。100円だから、安いから、ではホイホイ買わなくなりました。
というわけで、100均でついついあれこれ買ってしまう癖がある人は、いつまでたっても部屋が片付かない可能性大。
「すっきり暮らしたいのに全然片付けられない!」と感じるならば、ある程度モノを減らすまでは誘惑の多い100均ショップやホームセンターとは距離をおくのもひとつの方法です。
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