歯の治療は地獄の苦しみ。

公開日: : 健康と美容

ワンタフトブラシ

久しぶりに受けた歯科検診がきっかけとなり、ただいま絶賛治療中です。

関連 失くしてからの後悔を防ぐためにすべきこと。

いやー、よかった。いいタイミングで行ったわ、歯科検診。

5年前だったら面倒&恐怖でスルーしちゃってた気がするもの。

歯の治療は地獄の苦しみ

などと清々しい感じを醸し出してみてはいますが、その実情は悲惨そのもの。

治療初日は全体的なクリーニングと歯磨き指導という極めてライトな内容だったにも関わらず、ここは地獄だと思いました。

何せ病院通いに慣れていないもので緊張が凄い。歯石除去だけで汗だくですよ。大の大人が恥ずかしいったらありゃしない。

別のブース(っていうのか)で治療しているまさるくん(仮名・推定4歳)が頑なに口を開けようとせず先生が困り果てている様子を聞きながら、ああそうだよね、まさるくんの10倍の長さを生きてきた私ですらこの有様なんだから、まさるくんはずっとずっと怖いはず、おいそれと口なんか開けられないよね。わかる、わかるよ、がんばれまさる、と汗だくで支援テレパシーを送りましたがまさるには届かなかったようでギャン泣きしてました。

そりゃ泣くよなあ。と、届かなかったテレパシーを脳内にしまい込んでいるとふと幼い頃の記憶が蘇る。

超音波 歯石除去が痛い

まさる同様歯科医が苦手だった子crispyは初めての歯科通いで泣きはしなかったものの結構な抵抗をしたようで、恐怖に耐える健気な幼女を気の毒に思った先生が

「ごめんね、怖い思いさせて。先生ちゃんと責任とってcrispyちゃんお嫁さんにもらってあげるからね」

とかなんとか言って懸命になだめておられました。冷めきった幼女は

「痛い目あわされてその上なんでこのオッサンに嫁がなアカンのじゃ、そんなもんこっちが損してばっかりやないか」

とかなんとか考えていたのですが、激しく面食いの母が後々

「あの時の歯医者さんはいい先生だったわねえ、うふふふ」

とかまんざらでもなさそうに笑っていたところから察するに、若いイケメン先生だったと思われます。

しかしこの発言、40年前は微笑ましいエピソードとして淡々と処理されていたけれど、今だったら状況によってはなんとかハラスメントになるのかしら。Twitterあたりで暴露したら炎上したりして。しないか。

とかなんとかしょうもないことを懸命に考えながら現実から気をそらしておったわけですが、私があまりに痛がるため歯石除去は段階的にやりましょうね、ということになったのでした。ヘタレもここに極まれり。

ていうか、歯石除去ってこんな痛かったっけ?超音波でウィーンってヤツ。いや「こんなに」というほどの激痛では決してないんだけど、歯がピリッとしみるあの独特な感じは本当にイヤなものですね。ハァ。

ワンタフトブラシとY型フロスをすすめられる

dentalcare2

さて歯石除去を深追いせず(できず)後半は歯磨き指導へ。

いつもやっているように磨いてみてください、と言われて歯磨きテクを歯科衛生士さんに披露するのですが、これ、まあまあ恥ずかしいですね。よく考えたら歯磨きしているところを誰かにまじまじと見つめられる機会なんてそうそうないので当然といえば当然か。

歯磨き自体はなかなか上手くできている、とお褒めの言葉をいただき一安心。そりゃね、ここ最近私の中で空前の歯磨きブームが来てますからね。

が、最近使用を再開したデンタルフロスについては今使っている指巻きタイプではなくY型のものをすすめられました。

指巻きタイプではどうしても奥歯まで届かないので、柄がついているもののほうが使いやすいですよ、とのこと。そりゃそうだ。ちなみに歯磨き指導で用意された歯ブラシは現在私が使用しているものと同じものでした。

関連 いつでも欲しい情報にアクセスできる恐ろしさ。

こりゃいい選択でしたね。さらに

「親知らずを抜かないとなるとかなり重要になるのでこれも使ってくださいね」

と、ワンタフトブラシもいただきました。

えええ、抜かなくてもいいの?と小躍りしそうになったのですが、多分そういうことじゃない。抜いたほうがいいとハッキリ宣告したにも関わらずこの女は決心がつかずにぐずぐずもじもじ迷っている、とカルテに書かれていたのでしょう。

実は抜歯するほうにかなり気持ちが傾いていたのですよ。コメントで親知らず抜歯についてのアドバイスをいただいたり、気になっていたドルツのレビューをいただいたりもして、ううむやはりここは思い切って抜いたほうがいいのでは、私もいけるんじゃない?って。

が、歯石除去ごときで汗だくになってみておいおい大丈夫か、とまたもや不安になったのでした。なんでこんなに痛みに弱いのかしら。それは本気で痛い目を見たことがないからだ。

まあその話は今日のところはうやむやにしておきましょう。

正しい歯磨きのすすめ

今回改めて指導された歯磨きのポイントは

  • 毛先を歯と歯茎の境目にきちんと当てる
  • 歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力で磨く
  • 5~10mm幅を目安に細かく動かし1本づつ丁寧に磨く

の3点。鏡をしっかり見て丁寧にブラッシングして下さいね、とのことでした。

はい、素直にがんばります。

歯磨きって丁寧にやると結構面白いなあと最近になって感じています。洋服とか靴のお手入れもハマると楽しいっていうけれど、こういう感覚かもしれないなあなんて思ったり。

ミニマリストの持たない暮らし

ものを長く、大切に使うために必要なのは使い方とこまめなメンテナンス。それは人体でも同じこと、というか、体こそきちんとケアすれば応えてくれるものなんだ。と、信じて。

抜く、抜かない問題も含め、歯科通いネタはもう少し続きます。

 




関連記事

本気の冷え性改善記録 13日目 極力部屋から遠ざかる。

11月に入りましたね。 今から準備しておけば、本格的な冬の到来に間に合うかも?と淡い期待を

記事を読む

失くしてからの後悔を防ぐためにすべきこと。

By: Steve Snodgrass[/caption] 失ってはじめて後悔するものとは何

記事を読む

本気の冷え性改善記録 16日目 ウォーキングの即効性。

末端冷え性に長年悩んできた私。 PCで作業をしていると、あまりの手の冷たさに自分でも驚くこ

記事を読む

パソコンを眺めて1日が終わる。

恐ろしいのであまり考えたくはないのですが、就寝時間を除いた18時間のうち、相当な割合を画面凝

記事を読む

自撮り好きな人ってイタいよね、なんて笑っている場合ではない。

By: Garry Knight[/caption] 仕事で自分の写真が必要になったので、今

記事を読む

白髪を目立たなくしたい。ヘアカラートリートメントを使ってみた 2回目

昨日から使用開始したヴァーナルヘアカラー トリートメントでの白髪ケア。 今回が2回目で

記事を読む

汗疱来たりて、酒を断つ。

かゆい!かゆいったらありゃしない。高頻度の手洗い・消毒が原因かと睨んでいた手湿疹ですが、そ

記事を読む

おばさんが嫌われる理由。

踊り疲れたディスコの帰りを存分に満喫する夏です。 自分のことがよくわかっていない人。

記事を読む

私の身体を癒してくれる突起物。

今年の目標のひとつとして「腰痛を改善する」をあげています。やりたいことリスト’23「存分に

記事を読む

マリベルNY

うっとうしい割れ方の原因は。

長年携えた癖や、その日限りの寝癖ならばわかるが、後天的かつ突発的な癖の変化はあるのでしょうか

記事を読む

Comment

  1. ケイコ より:

    Oh….
    歯石除去がアダとなりましたか…なんと。

    とはいえ既に暑くなってきましたので、10月1日あたりに抜歯予約をして、親知らずのことは3ヶ月ほど忘れておくというのはいかがでしょう。
    ええ、先送りです(笑)

    そういえば、私は幼少時から褒められるほど痛みに強かったのもあって、注射とか歯医者は痛くない&怖くないと思い込んでるフシがあります。
    歯石除去は「うっひゃー歯がキレイになる!もっと削れ!」とか思ってますし…

    …大事なのは思い込み力?

    とりあえず、歯石除去しながら歯医者に慣れていく感じですかね。
    ファイトです!

    • crispy-life より:

      ケイコさん

      お恥ずかしい…。終わってみれば歯がキレイになって嬉しいんですけどね。音が怖い。

      今年後半はまた旅の予定があり、国外にいる時に痛んだりしたら大変なので、早いうちに決めちゃったほうがいいんだろうなと思っています。

      思ってるんですけどね。

      どうにかして大丈夫なように自己暗示をかけます!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

50代海外一人旅。10年ぶりのタイ・ラン島へ。

サワディーカー。 というわけで、久しぶりにタイにやって

韓国・釜山一人旅で食べたものその3 外で飲む、屋台で飲む。

お待たせいたしました、韓国・釜山一人旅の食事記録、第三弾です

大人のアトピーに慌てない、いつものお守り。

大人になったら改善される。 なぜかそう考えていたことの

遊んで暮らしたい50代が今なお働く理由。

ここのところ、公私ともに文章を書く量がめっきり減りました。

ミニマリスト主婦はよく食べる。

連休中は実家に帰省しておりました。 ここ数年は年末年始

→もっと見る

PAGE TOP ↑