他人丼で休肝日。

年がら年中晩酌日記を綴っています。それでも週に1〜2回休肝日を設ける習慣がここ何年も続いています。
無論体調を気遣っての策ですが、結果につながっているかどうかは怪しいところ。
悔しくてやりきれない。
でも、飲まない日は飲まないでそれなりに爽快だし、体も軽いし、普段は食べないものを食べられるしで、楽しみながら継続できています。
というわけで、たまには休肝日の献立を晒してみましょう。
他人丼で休肝日

- 小松菜の味噌汁
- ぬか漬け
- 他人丼
小松菜の味噌汁

小松菜と白ねぎの味噌汁。出汁は昆布と鰹節、味噌はかなりしょっぱい信州味噌。
ぬか漬け

本日の漬ものは白菜のぬか漬け。
他人丼

フライパンに出汁、しょうゆ、みりんを入れて煮立て、豚肉をさばき入れ火を通します。肉の色が変わったらくし形に切った玉ねぎを加えアクを取りながら煮て、溶き卵を流し入れます。フタをして卵をしっかり目に固めたら完成。
蕎麦屋のそれっぽく固めに仕上げた卵の具合と、欲張って入れすぎた玉ねぎの存在感で、あまり食欲をそそらない見た目になってしまいました。
酒のつまみに「あたま」の部分だけをよく作っているけれど、豚肉の他人丼を食べたのは、生まれて初めてかもしれない。他人といえば豚じゃなくて牛、という地域の生まれだからでしょうね。
組み合わせの妙で、やけに輝く引き立て役。
そういや、小学生だか中学生だかの頃、調理実習で親子丼を作ったっけ。
自分の班は事前の役割分担&情報共有にミスがあり、なぜか味付けが一切なされていない親子丼が出来上がってしまったんだった。あれはいったいどういう不具合が生じたのか。
我が班が先生分の親子丼を作る役割を担っていたことから、運悪く味のしない親子丼を食べさせられる羽目になった先生を眺めて、いやはや、教師というのは大変な仕事であることだな、などと子供心に感じた…ことを思い出す他人丼です。いや、味はちゃんとするんだけど、見た目がね。なんかうっすいじゃないですか。
そんな他人丼の微妙さを帳消しにするのが、ぬか漬けの旨さです。
床の調子さえ整って入れば、ぬか床はいつ何時も旨いので、酒のつまみとして毎日のように食してはいます。
ぬか床を1ヶ月間放置した結果。
しかし、この手の食事然とした甘辛い丼ものと合わせると、ぬか漬けの旨さはこうも際立つのか!と驚いた次第。
しっかりとしょうゆ味がからんだ卵と肉。それらを受け止めるごはんは、汁っけでやや粘りを帯びている。連続で口に含めば少々飽きが来そうな甘いリズムを時折キリリと引き締める、ぬか漬けの酸味ときたら!
いやあ、驚いた。ぬか漬けを食べるために丼作ってもいいんじゃないかとさえ思った。そしてこれまではぬか漬けとしてさほど重用していなかった白菜のポテンシャルに改めて気付かされたのでした。いいよいいよ、白菜のぬか漬け。この冬はいっぱい食べよう。
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