たぬき豆腐、かぶの梅わさび和え献立。
あたたかい豆腐料理でいちばん手軽なのは、湯豆腐でしょうか。もしくは、温やっこ。
そのいずれかにしようかと考えてみたものの、私の心が、口が、甘辛系豆腐料理と熱燗の組み合わせを望んで吠えている。
さらに、近所のてんぷら屋さんからいただいたおいしいあげ玉がある。
これはもう、たぬき豆腐しかないでしょう。
たぬき豆腐、かぶの梅わさび和え献立
キャベツとえのきの味噌汁
紫大根の浅漬け
かぶの梅わさび和え
たぬき豆腐
キャベツとえのきの味噌汁
ざく切りにしたキャベツとえのきをたっぷり入れた味噌汁。出汁は昆布と鰹節。
紫大根の浅漬け
本日の漬ものは紫大根を塩もみしただけの簡単浅漬け。
かぶの梅わさび和え
皮をむいて8等分に切ったかぶに塩を振り、しんなりしたらさっと洗い流し水を切ります。叩いた梅干し、オリーブオイル、わさび、少量の酢を混ぜ合わせ、かぶと和えます。
たぬき豆腐
フライパンに出汁しょうゆと酒、みりん、水を入れ煮立て、豚薄切り肉を入れ火が通ったら取り出します。一口大に切った豆腐を入れあくを取りながら煮て、味が染みたら豚肉を戻し入れ、ねぎも加えてさっと煮ます。うつわに盛り付け、あげ玉と黒七味を振ったら完成。
「出汁しょうゆ」とは、瓶に煮干や昆布など出汁の出るものを入れ、しょうゆを注いで冷蔵庫にて保管しているもの。もちろん、めんつゆで代用するもよし、出汁なしで作るもよし。甘辛味のおかずはくたくたに煮てしっかり味を染み込ませる、のもいいけれど、軽く火を通す程度に煮たしゃっきり白ねぎは、やけに熱燗に合うんだな。
御察しの通り、このつまみに本来あげ玉は必要ありません。なくても「肉豆腐」として立派に成立しているのです。なのになぜ、入れるのか。そこにあげ玉があるから、ではなく、以前酒場で出てきたたぬき豆腐がこのスタイルで、酒によく合って、やけに気に入ったから。
さらには美味しいあげ玉がタダで手に入る環境であることも手伝って、このたぬき豆腐はたまに食べたくなるつまみとなったのです。
一般的なたぬき豆腐は多分、冷やしバージョン。
・・・あれ?
8月の晩酌写真を見ていたら突然、暑い夕刻の冷酒が恋しくなってしまったわ。
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