富山の酒 満寿泉 純米で晩酌 砂肝ポン酢、三つ葉と半干し大根のサラダ。
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最終更新日:2017/01/26
家飯, 食べること レシピ, 勝手に日本酒全国ツアー
ここのところ東を攻めていたのですが。
関連 勝手に日本酒全国ツアー
関東勢で残る3県の酒がどうにも入手できず、北陸へ飛んでみました。
そういや昨日は桃の節句でしたが、ちらし寿司もハマグリのお吸い物もありません。
大人の桃の節句はやっぱり酒。酒で祝いましょう。
富山の酒 満寿泉 純米
読み方はますいずみ。苗字の「桝田」にかけたおめでたい名前なのですね。製造年月が28年3月になっているので酒屋に到着してすぐだった模様。
さてこの桝田酒造、初代は当初北海道にて酒造りを始めたとのこと。
参考 桝田酒造店の生い立ち(桝田酒造店)
年間1,500石と明治年間としてはとても大きな規模にまで成長するが、亀次郎の妻フデが明治36年の寒波の後、「もう岩瀬に帰りましょう。」と言い出し、明治38年現在地に戻った。
フデの一言、重し。なんだろう、北海道の寒さが嫌になったのか。
「美味しいものを食べている人しか美味しい酒は造れない。」をモットーにしているとも書かれていますが、確かにそうだなあ。食べることに興味のない人が突然美味しいものを作れるわけがないし、映画を殆ど観たことがないのにいいものが作れる映画監督もいないでしょう。
さっそく常温で一口。おお、まろやか。
しっかりと香りがあって常温でも美味いんだけど、ぬる燗にするとさらに米らしさが立ってくるような。商品解説に「つややかで旨いお酒」とあるのはさすが言い得て妙。うん、つややかというか際立った個性はないけれど色気を感じる舌触り。
これも好きだなあ、最近アタリを引いてるなあ。つまみが貧相なのがなんだか申し訳なくなりますね。富山の海の幸と合わせればさらに喜び倍増でしょう。
満寿泉 純米酒 データ
蔵元 | 桝田酒造店(富山県・富山市) |
種類 | 純米 |
精米歩合 | 山田錦 58% |
日本酒度 | – |
酸度 | – |
アルコール度 | 15度 |
砂肝ポン酢、三つ葉と半干し大根のサラダで家飲み献立
- わかめとトマトのスープ
- 三つ葉と半干し大根のサラダ
- エリンギの柚子胡椒炒め
- 砂肝ポン酢
わかめとトマトのスープ
千切り生姜を加えた鶏がらスープで生わかめとトマトをさっと煮たスープ。
三つ葉と半干し大根のサラダ
千切りにして干した大根を水で戻して絞り、三つ葉と合わせて塩、胡椒、ごま油、酢、すりゴマで和えたサラダ。まだカラっカラに乾ききっていないので半干し大根、です。
エリンギの柚子胡椒炒め
薄くスライスしたエリンギをオリーブオイルで炒め、最後に柚子胡椒で味付け。
砂肝ポン酢
鍋に湯を沸かし酒を加え、薄くスライスした砂肝を茹でます。タッパに1cm長さに切った生のニラと茹でた砂肝を入れ、ポン酢をひたひたに注いで一晩寝かせます。器に盛って黒七味を振って。
先日のスープはこの砂肝ポン酢漬けを作る工程で出た茹で汁を流用したもの。砂肝と合わせるのは青葱でもいいけど、やっぱりニラが好みかなあ。
美味しい日本酒を用意しながらアテはいつもの粗食というどうにも勿体無い感じなのですね。ゆくゆくは酒の個性い合わせてつまみをあれこれ調整できるようになりたいのですが、いかんせん気に入ったものができたらそればっかり連打してしまう性質なので、全国ツアーが終了する頃にはいくつかのお気に入り銘柄が生まれてそれらをローテーションで回しそうな気がします。
いやー、なんか最近しみじみ日本酒旨いわ。旨い旨い言うだけじゃなくてもっと色々知りたくなってきた。
利き酒セミナーとか興味津々だけど、いかんせんすぐ酔っ払っちゃうのが怖くて行けないのです。やれやれですわ。あ、テイスティングだけして呑まなきゃいいのか。でも、あったら絶対呑みたくなるよね。
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