ピーマンと卵の炒めもの、たぬき豆腐献立。
「むじなそば」なるものの存在を知ったのは割と最近のことです。
油揚げと天かすが両方入ったそばがむじなそば。きつねもたぬきも同じ穴の狢、ってことからのネーミング、ですよね?
なるほどなあ、と感心すると共に、「冷やしむじな」を知った途端に、なんとなく狢が気の毒になったりもする。狢もまさか冷やされるとは思うまい。
ところで久しぶりにいい揚げ玉を入手したので、たぬき豆腐で一杯やります。
ピーマンと卵の炒めもの、たぬき豆腐で家飲み
- 三つ葉と海苔の味噌汁
- ぬか漬け
- たぬき豆腐
- ピーマンと卵の炒めもの
三つ葉と海苔の味噌汁
小さく千切った焼き海苔と刻んだ三つ葉がどっさり入った味噌汁。出汁はいりこ。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはおくら、大根、ゴーヤ、にんじんの4種盛り。
たぬき豆腐
豆腐とわかめをうつわに盛り、めんつゆをはります。揚げ玉とさらしねぎをのせ、黒七味を振って。
ピーマンと卵の炒めもの
フライパンに油をひき、溶き卵を流し入れふんわりと焼き固めたら一旦取り出します。輪切りにしたピーマンを炒め、塩、胡椒で味付け。卵を戻し入れて酒で風味をつけてざっと合わせたら完成。
輪切りにしたピーマンの愛らしい形状に幾分助けられてはいるものの、内容的にはイマイチ華のないつまみばかりが並ぶ献立。しかしこれ、日本酒を飲むにはなかなかお強い布陣ではないでしょうか。
いい揚げ玉が手に入ったその瞬間から、今日はたぬき豆腐と決めていました。揚げ玉って便利で美味しいけど、家で揚げものを作らない我が家では製造できないし、スーパーで売っているような形のキレイな既製品はイマイチ買う気になれない。よって、頻繁には登場しない食材なのです。
私とたぬき豆腐との出会いは、近所の居酒屋の肉入り豪華バージョン。
冬はあったか肉入りボリュームタイプと熱燗の組み合わせに痺れるけれど、暑い日にはこの冷奴タイプに冷酒、ってのがね。やたらとしっくりくるのですよ。
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