いわしの梅蒲焼、おつまみ奴献立。
駅を出て、帰り道とは逆側にある店に足を伸ばず余裕がある日は、絶対にいわし。
そう、次にチャンスがきたならば、あの店でいわしを買って帰るのだ。そう固く心に誓っていた私。相変わらず、魚が足りていません。
しかし時間の余裕は、ほぼ毎日ある。平日は会食さえなければ深夜の帰宅になることなんてないし、いわしの店は20時だか、21時だかまで開いているはず。いつもと逆方向の出口を出ていわしを購入するために必要な時間など、ほんの10分程度のことなのです。
結局、余裕がないのは時間ではなく、気持ちのほうですね。
いわしの梅蒲焼、おつまみ奴で晩酌
- にらと揚げの味噌汁
- おつまみ奴
- 蒸し白菜のおろし和え
- いわしの梅蒲焼き
にらと揚げ味噌汁
たっぷりのにらと油揚げの味噌汁。出汁はいわしの頭や骨を煮出して取りました。
おつまみ奴
刻んだぬか漬けとすりごま、大葉の千切りを合わせて木綿豆腐にのせ、ごま油をちょろりとかけます。今日使ったぬか漬けはなす、だいこん、キャベツなど。いずれも漬かりきって酸っぱくなったもの。
蒸し白菜のおろし和え
蒸した白菜を一口大に切って大根おろしと合わせ、ポン酢と黒七味でいただきます。
いわしの梅蒲焼き
いわしは頭を落として手開きにし、片栗粉を薄くはたいておきます。フライパンで表面に軽く焼き色がつくまで焼いたら一旦取り出し、いわしの油が出たフライパンをキレイに洗ってから、酒、みりん、しょうゆ、梅干しを入れて煮立て、いわしを戻し入れ軽く煮詰めたら完成。
ビジュアルがそこはかとなく頼りないのは、私の手開きテクの怪しさからくるもの。思った以上に大きく、そして身が柔らかかったもので、おっかなびっくりの作業となりました。その甲斐あって大いわし2尾で魚欲が満たされる夜。いわし酒いわし酒の無限ループにいつまでも漂っていたい。
以前、あじのアラ出汁で味噌汁を作ったら旨かったもので、その後秋刀魚の味噌汁なんてものにも手出ししていました。
いわしの頭と背骨が余った今夜も、さっと湯通ししてから煮出して味噌汁に。せっかくのいわし出汁、もっとクセのない実にして味わえばよかったかなと思わなくもないけれど、にらのおかげで匂いもクセも気にならない味噌汁となったのかどうか。
そして、いわしは購入のみならず、手開き作業にこそ気持ちの余裕が必要かも知れぬ。と、写真を見て感じたのでした。余裕がない日に手出ししたら、なお酷いことになる可能性大。
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