砂肝のねぎ塩炒め、焼きしいたけ献立。
今夜は砂肝が食べたい。すごく食べたい。
そんな衝動に突き動かされる瞬間はありませんか。私は、あります。
おかげさまで歯ごたえを楽しめるものが好きなので、砂肝を炒めて食べる時は固い銀皮を取り除いたりはしません。
なのに今日はなんとなく取ってみようかな、と閃いたのでした。
砂肝のねぎ塩炒め、焼きしいたけで家飲み
- キャベツの味噌汁
- ぬか漬け
- 焼きしいたけ
- 砂肝のねぎ塩炒め
キャベツの味噌汁
油揚げとたっぷりのキャベツが入った味噌汁は、もはやキャベツの味噌味煮浸し状態。出汁は昆布と砂肝。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはキャベツ、きゅうり、にんじん。
焼きしいたけ
フライパンで素焼きしたしいたけを切ってうつわに盛り、粗塩を振ってすだちを添えます。
砂肝のねぎ塩炒め
砂肝は半分に切り銀皮を包丁でそぎ落とし、厚みのある部分に切り込みを入れます。油を引いたフライパンで砂肝を炒め、火が通ったら塩、胡椒、薄切りにしたピーマン、ねぎのみじん切りを加え炒め合わせ、最後にごま油で香りをつけたら完成。
銀皮はざっくり取り除いただけなのでところどころ歯ごたえも残る仕上がり。取り除いた銀皮はゆでて後日のつまみへの繰り越します。あくを取ったゆで汁は味噌汁に流用。添えるはひやの吟醸酒。ビールでもよかったかなあ。
銀皮つけたそのまんまのしっかりした歯応えも好きなんだけど、当然ながら取り除いたほうが確実に食べやすいですね。そして、銀皮を外してしまえば8個くらい入ったものを1パック使っても十分食べきれることが判明。外してみると銀皮ってかなりボリュームあるんだと今更ながらに認識しました。これからはこの方法もアリだなあ。
砂肝欲が満たされて満足すると同時に、しいたけの旨さに悶絶寸前です。
しいたけ単体でも十分香り高くよろしいのだけど、すだちをキュッとやるとえらいことになりますね。これが松茸だったら、なんて思いません。しいたけにしいたけの良さがあるんだよ、ありのままでいていいんだよ、とやさしく言い含めてあげたい。しいたけに。
私の稚拙な調理技術を駆使してあれこれいじくりまわさなくても、塩パラっ、すだちキュッ、だけで立派な酒のつまみになるんだから、晩酌準備がシンプル化の一途をたどるのも無理はありません。
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