バルに気軽なパエリアランチ バルセロナで食べたもの。
スペインの旅記録です。
今回はバルセロナでもマドリードでもあらかじめ目当ての店を予約したり目星をつけたりといったことはほぼせずに、気分の赴くままに行き当たりばったりに出会った店に突撃する、というスタイルを取りました。
事前にあれこれ情報は集めていたのですが、予定外にふらっと立ち寄る楽しさってあるし、何よりこの街ではよっぽどのことがない限り大きなハズレはナシ、と早い段階で判断したためです。
バルセロナのバル、レストランと食べたもの
まずはバルセロナから。
到着後すぐに滞在したホテル、Casa Gracia Hostelの1Fにあるレストランは雰囲気も良くお値段もお手ごろでかなりおすすめ。
生ハムとアーティチョーク、ドライトマトのコロッケ、パンコントマテなど。あれこれちょこちょこつまんでワイン飲んで35ユーロでした。
このホテルの裏手は遅くまで賑わう表通りとは打って変わってローカルなエリア。
普通の庶民派スーパーや安いバルがあるよ、とレセプションのお姉さんが教えてくれたのでちょっと探検してみることに。
ふらっと入ったCAN CONDINAというバル。
確かに表通りの華やかなレストラン群とは全然違うローカルな雰囲気です。
メニューを見てもよくわからなかったのでショーケースにあるタパスや素材を見ながらあれこれオーダー。彼が一生懸命説明してくれました。
ここでは魚介のマリネやコロッケ、ちょっぴり辛い野菜のソースがかかったバル定番のポテトフライ、パタタスブラバスなどをいただいたのですが、またしてもデータが消滅。なぜだ。
お子様連れのご近所さんが家族で食事を楽しんでいたり、若い女性2人組が延々お喋りしていたり。
なんだかのどかなバルでした。
サグラダファミリアの後に軽く一杯
少し天気が悪いのが残念でしたが。
朝一でサグラダファミリアを堪能した後はすぐそばのバルで軽めの昼食を。
昼からビール。
ホールのお兄さんがおすすめしてくれた牛フィレ肉のタパスが美味しかったのだけれど、なぜかデータが壊れてしまって写真がない。ショック。場所柄おそらく観光客相手のなんてことない店なのでしょうが、ここもなかなか安くて美味しかったので
「もしかして、そんなにハズレのバルはないのかもね」
と思ったのでした。
そういやバルセロナでお会いした現地在住の日本人女性も
「こっちの友達と集まる時ってわざわざ遠くの店まで出かけたりしませんよ。みんなの家の近所のバルに行こう、とか、今日は誰々の家に集まろう、とかそんな感じ。」
って言ってたっけ。
もちろん話題のレストランも多いし食べ歩きが趣味の人もいるだろうけど、おそらくバルやレストランのレベルがおしなべて高いから「わざわざ」店を選ばなくても幻滅するような事故はないのかもね。推測ですが。
気軽に楽しむパエリアランチ
クリスマス時期で閉まっているレストランが多かったのがちょっと残念だったバルセロナ。
それでもランブラス通りは開いている店もおまけにパフォーマーもたくさんで賑わっており助かりました。
米だ米、パエリアが食べたい!
という友人のリクエストもあってふらっと入った店。ランブラス通りのレストランがずらりとテントを並べている中に選べるタパス2つとパエリアのセットというランチメニューを出している店がありました。このあたりは観光客向けにこういうセットメニューを準備している店が多いのでしょうね。
せっかくだから違う種類オーダーしようよ、ということでシーフードのパエリアとチキンとシーフードのミックスを頼んでみましたが味の違いはあまりわからず。しかしこういうランチメニューはあれこれ試したい旅行者にはありがたいですね。
バルセロナ人気のバルは大行列
マドリードから戻ったバルセロナ最終日。
少し前にバルセロナに来ていた友人のおすすめとあって予めチェックしていたバルCIUDAD CONDAL。クリスマスはお休みだったので再チャレンジ!とばかりに行ってみたのですが
大行列。
待っている客をさばいていたお姉さんに何分待ち?と聞くと「15分」という返事が返ってきましたが、んなわけない。ってくらい並んでました。最後の夜、貴重な時間を列に並ぶのに費やしたくはないので潔く退散。また今度ね。
ということで周辺をあちこち見回って通り挟んで向かい側にあったカジュアルなタパスバーにイン。ここではカヴァを連打しました。グラスで3.5ユーロ。
生ハムとタコのガリシア風。
マドリードのサンミゲル市場で見かけてものすごく食べたかったのだけど何しろ盛りが良すぎて敬遠していた一品、ここは嬉しいハーフサイズがありました。タコが驚きの柔らかさで美味。
マドリードでどハマりしたししとうアゲイン。我が人生でこれほどししとうを摂取した週があったであろうか、いやない。
かなりいい感じで酔ってきて、パエリア。
ここのは米が硬めでかなりシャバシャバなタイプでした。食べ比べるといろいろ違うんだろうね。食事回数が限られている短期旅行、現地文化にほんのちょっと足を踏み入れたところでさよならとなるのが辛いところです。
バルセロナはカジュアルなタイプのバルがたくさんあるので女性一人旅でもスペインの食文化を楽しめる街だと感じます。バルならサクッと軽食的につまめるものが多いから一人でもあれこれオーダーできるし、なんならハシゴ酒もいい感じ。それでもせっかくだから誰かと一緒に食事したいとかバルセロナっ子が集うローカルな店に足を踏み入れてみたい!なんて場合はバル巡りツアーに参加するのも楽しそう。
関連 スペイン・マドリードのバル巡り(VERTRA)
現地在住のガイドさんと一緒なら夜間の一人歩きが不安な女性一人旅でも安心して夜遊びにチャレンジできますね。
スペインの食レポート、長くなったのでマドリード編に続きます。
関連 サンミゲル市場とバル・メソン巡り、チュロスにホットチョコレート マドリードで食べたもの。
関連記事
-
山形の酒 出羽桜 つや姫 純米吟醸で晩酌。鶏むね肉とエリンギのしょうが炒め、長芋明太子和え献立。
鶏むね肉を食べるとなると、蒸し鶏になるパターンが多い。 蒸し鶏ねぎソース、白菜サラダ献
-
晩酌献立 焼き油揚げ、トマトと三つ葉のサラダ。
焼いた油揚げがメインという、なんともいなたい晩酌献立。 いなたい、っておそらく方言なの
-
一人でもプーパッポンカリーが食べたい!バンコク女性一人旅の食事 その2。
さて、前回の続きです。 参考 一人でもマッサマンカレーが食べたい!バンコク女性一人旅の食事 そ
-
最低限の調味料8つ!これだけあれば料理初心者も十分自炊できる。
一人暮らしのみなさん、自炊してますか?なるべく生活をシンプルにするため、自炊を一切せずに「食のア
-
白菜と春雨の煮もの、青梗菜としめじのスープ献立。
夕食を作り始めてから急激にお腹が空いてメニューを変更することはありませんか? 私はあり
-
少ない、小さい、軽いをよろこぶおかしな流れ。
夏季休暇中の友人らと集まって、遅い時間から食事へ。 突然パエリアが食べたくなったという
-
手羽元黒酢煮、ピーマンの塩昆布和え献立。
先日久しぶりに黒酢を導入しまして。 関連 トマト黒酢酢豚、三つ葉ときのこのおひたし献立
-
なすとひき肉の塩炒め、トマトと豆腐のスープ献立。
わたくし徒歩フェチなものですから、休日とはいえ家から一歩も出ないなんてことはまずありません。
-
豚ロースの梅ねぎ焼き、きのこと水菜のおひたし献立。
豚ロース肉を冷凍してたんだった、あれを焼いて食べよう。 脳内で献立を組み立て、解凍した
-
家飲み献立 9/27 豚と三つ葉のしゃぶしゃぶ他全5品。
本日は夕方にスーパーへ。 大学生とおぼしき男女5人組があれこれ意見を出し合いながら鍋の材料を選