京都の酒 招徳 純米吟醸 夏の戯れで晩酌 かわはぎと豆腐の酒蒸し献立。
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先日の金魚とはまた別の金魚で晩酌です。
いつもの酒屋で店員さんにおすすめされるがままに購入したミニボトル。近頃のカップ酒には愉快なデザイン物がおおいなあと思っておったのですが、こういうのもあるんだな。
しっとりと汗をかいた金魚ボトルの吟醸酒。いやになるほど夏らしい晩酌風景ではありませんか。
京都の酒 招徳 四季の純米吟醸デザインボトル 夏の戯れ
酒屋では
「女性の杜氏さんが季節ごとにデザインされてるんですよ」
程度しか聞いていなかったので調べてみるとなるほど。春・夏・秋・冬の4バージョンがあるのですね。
大人気“四季の純米吟醸ボトル”(招徳)
女性杜氏が作る味、女性杜氏がデザインするボトル、女性が日本酒を楽しむためのお酒。四季を通して大人気の商品です。
お、おぅ…。
女性にもおすすめ、とか、女性にぴったり、などという売り文句がかなり苦手な私。酒飲むのに男も女も猫も杓子も関係なかろうというスタンスなもので、このあまりの女性推しにはクラクラしてしまいます。しかしまあ、確かに誰もが手に取りやすいデザインではあるのでしょう。
冷やして飲むのにぴったりの、やや辛口の純米吟醸。季節でデザインが変わっても、中身は一緒なのかしら。四季ごとに味わいが異なるのなら全部飲んでみたい気もするんだけどな。
招徳 四季の純米吟醸デザインボトル 夏の戯れ データ
蔵元 | 招德酒造株式会社(京都府・京都市伏見区) |
種類 | 純米吟醸 |
精米歩合 | 60%(五百万石・日本晴) |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 12~13度 |
かわはぎと豆腐の酒蒸し、レタスと海苔のサラダで家飲み
- しめじと油揚げの味噌汁
- ぬか漬け
- レタスと海苔のサラダ
- かわはぎと豆腐の酒蒸し
しめじと油揚げの味噌汁
たっぷりのしめじと油揚げの味噌汁。出汁はおなじみいりこ出汁。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはかぶ、キャベツ、にんじんの3種盛り。
レタスと海苔のサラダ
ちぎったレタスに太白ごま油をまぶしてからちぎった焼き海苔としょうゆで和えたサラダ。
かわはぎと豆腐の酒蒸し
今回は頭と腹を処理済みのかわはぎで調理。フライパンに塩をふったかわはぎと酒を入れ蓋をして火にかけます。途中で豆腐とわかめを入れ一緒に蒸し、かわはぎに火が入ったら完成。うつわに盛って大根おろしとレモンを添えます。
大根おろしの色合いのせいで悪魔料理みたいになってますが、大丈夫です。ただの紫大根ですから、異常はありません。途中でしょうゆかポン酢で味を変えようかと考えるも、レモンと大根おろしの風味だけで最後までおいしくいただけました。
日本酒にあうおつまみレシピ実はいわしを煮るつもりだった本日、帰りにスーパーに寄ったらまさかの売り切れ。代替え案として急遽かわはぎを採用したのでした。冬場の鍋でお目にかかる程度の付き合いしかしてこなかったけれど、こうして食べるとかわはぎってのは改めて旨いねえ。身がしっかりしているので扱いはラクだし、濃い出汁が出るので、シンプルな酒蒸しでも満足度は高い。
朝からのいわし気分を満たせなかったのは残念だけれど、静かに、しかし力強く沸き起こる魚への想いは、肉では決して埋められない。熱い魚欲をかわはぎでカバーできて、めでたしめでたし。
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