塩鮭と蕪の味噌煮込み、ちぢみほうれん草と椎茸のおひたし献立。
お得意の汁飲みです。
「汁飲み」とは、味噌汁、スープなどの汁物をアテに酒を飲むスタイルのこと。水分をつまみに水分を飲むとは何事?という感じですが、これが結構イケる。
この冬は味噌汁の魅力を再確認、毎晩のように味噌汁で汁飲みを楽しんでおりました。
で、今日も味噌汁なんですけど、魚など入れてやや豪勢にしてみた次第です。いざ汁飲み。
塩鮭と蕪の味噌煮込み、ちぢみほうれん草と椎茸のおひたしで家飲み
- 春キャベツの塩昆布炒め
- ちぢみほうれん草と椎茸のおひたし
- 塩鮭と蕪の味噌煮込み
春キャベツの塩昆布炒め
一口大にちぎった春キャベツをごま油で炒め、最後に塩昆布を加えてざっとまぜいりゴマを振ったもの。春キャベツがそろそろ出回ってますね。白菜に変わってしばらくはキャベツの出番が多くなりそうです。
ちぢみほうれん草と椎茸のおひたし
茹でたちぢみほうれん草と椎茸をポン酢で和えただけの簡易版おひたし。
塩鮭と蕪の味噌煮込み
鍋に昆布出汁に酒、みりん、しょうゆで薄く味をつけ皮をむいた蕪を煮ます。霜降りにして鱗を取った塩鮭と少量の味噌を加えてさらに煮て、最後に蕪の歯と味噌をいれてさっと煮たら完成。蕪が煮崩れないように、鮭に火が入りすぎないように、蕪の葉はほんの一瞬、最後の味噌は香りが飛ばないように、という意味を込めての時間差作戦です。
時間差、などと言ってはいますが出来上がってみればただちょっと具の多い味噌汁、といったところでしょうか。なんせ汁飲みなので、塩鮭の塩分も考慮して味噌の量は控えめにするが吉。魚と野菜の旨味が溶け出した出汁がいちばんのつまみ、濃い味つけにしてしまうのは勿体ないというものです。
通常4~5品用意することの多い晩酌献立ですが、本日は汁飲み特化ということで全3品。旨い出汁に熱燗、こりゃいいですね。質素なりに満足度の高い冬のご馳走感がいい。
こういう煮込み系のメニューって具たくさんに汁ちょっとの盛り付けにしたほうが見た目のバランスはよい、と重々わかってはいるのですが何しろ汁好きなものでついつい汁だくにしてしまうのです。でも結局この後鍋に余った分もおかわりして食べちゃってるのでそれなら写真撮る時くらいは汁だくに惹かれる気持ちをグッとこらえてキレイに盛り付ければいいんじゃないかと。ねえ。
汁もの、煮もの盛り付け問題に関しては引き続きの探求が必要です。
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