秋刀魚のハーブ蒸し焼き、タコのガリシア風で白ワイン。
これまでの摂取数は5尾。
今年は秋刀魚好きとしてなかなか充実した秋でした。
その内訳は
6尾目はハーブの香りで蒸し上げて、今シーズンを終えましょう。
秋刀魚のハーブ蒸し焼き、タコのガリシア風で白ワイン
- 蒸しかぶ
- タコのガリシア風
- 秋刀魚のハーブ蒸し焼き
蒸しかぶ
皮をむいて蒸したかぶとかぶの葉をうつわに盛って、トリュフ塩をパラパラっと。
タコのガリシア風
じゃがいもは皮ごと柔らかくなるまで茹でてから皮をむき、輪切りにしてうつわに盛ります。一口大に切ったゆでだこをローリエの香りをつけた湯にあたためる程度にさっとくぐらせてじゃがいもの上にのせ、粗塩とオリーブオイルをまわしかけたら完成。
秋刀魚のハーブ蒸し焼き
秋刀魚は頭と腹を取り、塩を振ってしばらく放置したのち水分をしっかり拭き取ります。フライパンに秋刀魚、薄切りにしたにんにく、ローズマリー、バジルを入れ粗塩と胡椒をふり、オリーブオイルと白ワインをまわしかけて火にかけ、蓋をして蒸し焼きに。素焼きしたエリンギとすだちを添えていただきます。
すだちが余っていたので使ったけれど、もちろんレモンでも可。というか、そっちのほうがそれらしいかな。でも、秋刀魚にはすだちがしっくりくるし、きのこにすだちってのもこれまたねえ。
魚売り場で秋刀魚とタコの板挟みにしばらく苦しんだのち、結局選択できずに両方ひっつかんでのワイン献立。たまにはこういうのもいいじゃないか。いずれも秋刀魚シーズン’17のラストを飾るにふさわしいつまみでした。
さて、タコのガリシア風といえばスペインバルの定番タパスメニュー。
本来はタコをしっかりとやわらかく茹で上げ、パプリカをふってこそのガリシア風なのだろうから、例によって本格的なものではありません。しかし、タコとじゃがいもの組み合わせって妙に旨いのでこれはこれで。
ここで張り切ってパプリカパウダーを導入しないところが私の気の小ささであります。そしてそんなことだからつまみのバリエーションが広がらないのであります。
つまみのバリエーションが広がらないなりに家飲みを愛でる方法を日夜考え続ける。それは我々人類に課せられた大切な使命ですから、みなさまも家飲みエッセイ「ひとりぜいたく晩酌帖」を本棚にそっと追加されてはいかがでしょうか。読めば年末ジャンボが当たったり当たらなかったりというご利益もあるそうです。
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Comment
はじめまして。
いつも、記事を楽しみにしております。
レシピも、真似させていただいてます。
あぶらむしも定番になりましたし
鰤カマをネギと蒸すのも
こちらで教えていただきました。
そしていま、晩酌帖、予約でポチりました。
届くのがとても楽しみです。
くらいまーさん
はじめまして。晩酌帖、早速ご予約いただいたとのことでありがとうございます! あぶらむし(ネーミング…)、鰤カマなど自分にとって馴染みの料理を食べている方がおられるとやたらと親近感が湧いてうれしいです。
現在家を離れていますが、出発前の晩酌献立がまだいくつか手元に残っているのでそちらもおいおい更新していきますね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!