出汁巻染めおろし、きのこと小松菜のおひたしで晩酌。
ここのところ、目玉焼き愛を熱く語っておりましたが、卵焼きだって食べます。
もちろん、つまみとして。
出汁巻を作るときはいつも、さていくつ割ってやろうかと思案します。毎度毎度一人前の食事を作っているものですから、卵1個だけの出汁巻を作ることなど、さほど難しくはありません。
しかし、せっかくの出汁巻デイ。たっぷり卵液を用意して、豪快に巻こうじゃないか!ということで、本日は3個使用しました。
なんという贅沢でしょうか。
出汁巻染めおろし、きのこと小松菜のおひたしで晩酌。
- キャベツとねぎの味噌汁
- ぬか漬け
- 大根と油揚げの煮もの
- きのこと小松菜のおひたし
- 出汁巻染めおろし
キャベツとねぎの味噌汁
キャベツと白ねぎをくたっと煮た味噌汁。出汁は昆布といりこ。
ぬか漬け
本日のぬか漬けは、なすと大根皮。
大根と油揚げの煮もの
半月型に切った大根と短冊に切った油揚げを鍋に入れ、ひたひたの出汁、みりん、しょうゆを加えて煮ます。弱めの火で煮汁が少なくなるまでコトコトやったら完成。こちらは前日の残り物です。
きのこと小松菜のおひたし
小松菜としめじをゆでてしっかり水を切り、ポン酢で和えるだけ。
出汁巻染めおろし
卵を割りほぐして出汁、塩、酒を加えてよく混ぜます。水分が多くて形作りにくいので、焼き上がりをラップで包み落ち着かせてから切りわけうつわに盛り、大量の大根おろしを添えます。
出汁巻のときには毎回書いているけれど、このメニューのメインはむしろ大根おろし。大根おろしを美味しく食べるためのツールが出汁巻なのだ。といっても過言ではないほどに、おろしが旨い。旨すぎる。
こんな正しい和の献立には、熱燗がぴったりきすぎて泣けてきますね。
せっかく卵3個も使ったというのに、いまいち仕上がりが美しくないですが、今卵焼き器がなくてですね。いつもの丸フライパンで焼いてるのでこんなものでしょう。
要領が悪い人の料理。
ちなみに、卵3個を一度に食べる勇気(?)はないので、切り落とした両端は翌日のおかずにスライドさせました。いや、たまには卵3個いくくらいの贅沢はしてもいいだろうし、もちろんその気になればペロリといける。大きなサイズのオムレツなんて1人前でそれくらい普通に使うでしょう。なのに少しだけ(おそらく、卵1個分)よけてしまうあたり、ヘタレ感がにじみ出ていますね。
しかし出汁巻メインの晩酌献立が楽しみ過ぎて、昼からワクワクそわそわしていた私は、本当に幸せ者だと思います。
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