地三鮮、蒸し鶏とキャベツの柚子胡椒和え献立。
本日のメインは、野菜だけの中華風炒めもの地三鮮。
じゃがいも、なす、ピーマンと、名前通り新鮮な野菜を3種使って作ります。
肉はおろか卵や豆腐も入らない野菜だけのメイン料理となると、なんとなく物足りないイメージがありますが心配ご無用。
とろりとしたなす、ほっくほくのじゃがいも、しゃっきりピーマンのハーモニーは、飽きのこない旨さです。
ただし、ちょい手間はかかります。
地三鮮、蒸し鶏とキャベツの柚子胡椒和え献立
- トマトと卵のスープ
- ぬか漬け
- 蒸し鶏とキャベツの柚子胡椒和え
- 地三鮮
トマトと卵のスープ
鶏がらスープで角切りにしたトマトをさっと煮て水溶き片栗粉でとろみをつけてから、溶き卵を流し入れふんわり固めます。胡椒とごま油で味を整えたら完成。
ぬか漬け
本日の漬ものは大根とにんじんのぬか漬け。ここにザーサイあたりを持ってくれば完全中華献立でしたね。
蒸し鶏とキャベツの柚子胡椒和え
ざく切りにしてゆでたキャベツと細かく裂いたむね肉の蒸し鶏を柚子胡椒と少量のポン酢で合えます。
地三鮮
じゃがいも、なす、ピーマンはそれぞれ一口大に切り、なすとじゃがいもは蒸して火を通しておきます。フライパンに油をひき、にんにく、しょうが、ねぎのみじん切り、唐辛子を加えて香りがたったらじゃがいもを加えて表面に軽く焼き色をつけます。オイスターソース、しょうゆ、酒、片栗粉をあわせたものを投入しざっと炒め合わせたらなすとピーマンを加えてさらに炒め、とろみがつくまで軽く煮詰め、ごま油で香りづけすれば完成。
私はもちろん冷たいビールを合わせますが、噂によるとごはんのお供にしてもたいそういいらしいこの料理。確かに、ちょい濃いめの味付けだし、香味野菜もきいているから、ごはんも進む味付け、でしょうか。
イマイチ確信が持てないのは、私が自作の地三鮮しか食べたことがないから。基本に忠実に作れば、もっともっと美味しくなることは間違いありません。工程だいぶ端折ってるからねえ。
使いたくないのは恐怖感からくるのか、それともケチなのか。
中華系の炒めものを最も美味に仕上げるには、下ごしらえが肝要です。
地三鮮もそれぞれの野菜をさっと素揚げしてスタンバイしておき、フライパンでタレとなる香味野菜と調味料を合わせ、一気に野菜と炒め合わせる!がベストな方法かと思われます。
でもなあ、この下ごしらえの素揚げってのが、難易度が高い。
いや、別にわざわざ揚げもの準備して仰々しくやらなくても、フライパンにちょっと油多めに引いて「炒め揚げ」みたいにしてもそれっぽくはなると思うんです。なすの色も美しく残るだろうし、ピーマンも表面の薄皮がいい感じにシワっとなって、味がらみもよいだろうと。
にしても、3種の野菜をよきタイミングに油通しするため、別々に処理するとなれば、それなりに油使うでしょ。特になすは油がお好きなものだから、ぐいぐい吸収しちゃうでしょ。あれがどうにも苦手でねえ。油大量摂取への妙な恐怖感なのか、はたまた油を消費したくないケチ心なのか。
今回のようななんちゃって調理でも十分美味しく出来上がるけど、改良の余地はかなり残されています。色止めのために蒸したはずのなすは、色飛んじゃってるし、ピーマンにももう少し手を入れてやりたい。
やはり炒めものは、奥深く難しい料理ですね。幸い手頃な野菜だけでできる一品なので、引き続きいろいろ試してナイスな手法を編み出したいと思います。
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