益子の見どころ、楽しみ方 益子陶器市体験談 その3

公開日: : 最終更新日:2019/06/12 旅人への道 , ,

益子駅

長々と書いてきた益子陶器市記録。

関連 やきものライナーで行く 益子陶器市  その1

関連 日帰りで攻略する 益子陶器市 その2

今回で最後です。

益子への日帰りの旅、見どころ全部回れるか?

益子陶器市 見どころ

今回の目的はとにかく器をたくさん見よう!ということだったので、その点では大いに満足できる旅となりました。

陶芸メッセ入り口

が、益子という街を堪能し、見どころを回ることはできませんでした。
現地到着時刻が10:40で帰りのバスが16:00。5時間もあればいろいろ行けるんじゃない?なんて軽く考えていましたが、初めてで慣れていないこともあって全然時間が足りません。

本当は1泊くらいしたかったのですが、近隣には宿泊施設がさほど多くなく、特に陶器市期間中の宿泊を直前に決めるのは難しい。

よって、陶芸美術館濱田庄司参考記念館などは全く手付かずのままとなってしまいました。残念。

まあこのあたりは目的によりけりといったところかもしれません。今回は「習うより慣れよ」の精神で陶器を見まくることを優先しましたが、益子焼きについて詳しく知りたい、その歴史や歩みを学んでより造詣を深めたいといった場合にはまた違った楽しみ方ができるでしょう。

のどかな景色とゆったりとした時間が流れる益子の街。陶器市開催時期じゃなくても、十分楽しめそうです。陶器市が終了した11/5からは新そばめぐりイベントなんてのも始まってるしね。

益子で買いたいお土産

mashiko-2015

さて、そろそろいい時間。店じまいを始めるテントもちらほらと。
最終日はみなさん早めに片付けを始められるのかもしれませんが、東京行きバスの時間が16時ということもあり、このあたりの時間で営業終了となるところが多いようです。

私も無事いくつかの品と巡り会えて満足。

帰りも陶器市会場ど真ん中のバス停「陶芸メッセ」から秋葉原行きに乗れるのですが、散歩好きとしてはせっかくだから駅前も見ておきたいなと思い益子駅まで歩くことに。陶器市会場から益子駅までは徒歩10分ちょっとといったところです。

益子 地酒

駅までの道中に酒屋さん発見。

益子の地酒

ウィンドーには益子の地酒が。
勝手に日本酒全国ツアーでまだ栃木は行ってないから丁度いいね。ということで颯爽と入店。

目当ての「益子高館山 権現」はこの酒店でしか扱っていない商品とのことで既に手提げに入ったものが並んでいたので手にとってレジに差し出すと

「車ですか?電車ですか?」

と聞かれる。なんで?と思いつつ

「いや、バスですけど?」

と答えると、それならと箱入りの商品に替えて下さいました。ありがたきお心遣いに感謝。

ちなみにこのお酒、醸造元は近隣の酒蔵である外池酒造。キャップには同酒造のブランド「燦爛」の文字が記されていました。なるほど、この酒店が外池酒造に委託して作っているプライベートブランドってとこですか。時間があれば外池酒造にも寄りたいと思っていたけど叶わずだったのでよかったです。

益子駅前の様子

益子駅まで歩く

城内坂の交差点を過ぎると路肩のテントもなくなりぐっと静かな街並みが。
このあたりが普段の益子の風景なのでしょうね。

益子 神社

益子 猫

益子 バー

大通り沿いには陶器店の他雑貨屋さん、カフェ、バーなど雰囲気のいいお店が並んでいます。時間に余裕があれば会場を早めに抜け出してこのあたりでお茶するのもよさそう。

益子 交差点

駅前はどんな感じかな?

益子駅 時計塔

あれっ?思ってた以上にモダンな駅舎が現れました。

益子駅は栃木・茨城間を走る真岡鐵道真岡線の駅。SL停車駅でもあるそうな。

益子 時計塔

夕日を浴びる白い時計塔が美しい。
調べてみたらこのからくり時計塔、お昼には栃木県歌、そして夕方には「夕焼け小焼け」を奏でるのだとか。

このビジュアルで夕焼け小焼け…それ、ちょっとグッとくるやつでしょ、絶対。

益子駅

駅改札。バスが来てから気がついたのだけど、改札脇に線路の向こう側へ渡る橋があった。渡ってみたかったなあ。

益子駅

改札前にどーんと。

益子駅 トイレ

益子駅 地図

バス停

さすが、陶芸の町。駅のトイレの表示も、近隣地図も、バス停のサインも焼き物で出来てる。

益子駅前

益子駅には観光案内所があるくらいで時間を潰せるようなお店などは皆無でした。でも、駅がとっても素敵だったからやっぱり歩いて来てよかった。
益子駅から宇都宮までのバスもあるようなので、宇都宮まで出て1泊するのもいいかもね。

益子駅から秋葉原行きのバス、混雑状況は?

枯葉

益子駅に到着した15:30時点でバスを待つ人は私以外に1人だけ。出発時刻の16:00に益子駅から秋葉原行きに乗車したのはほんの10人程度でした。やっぱりみんな陶芸メッセから乗るんですね。

DSC_0810

案の定、陶芸メッセから乗る人たちで帰りのバスもほぼ満席状態。ただ、バス会社の方が逐一人数を数え報告し合っていたので満席でバスに乗れない!帰れない!という事態は発生しないはず。あまりに乗車人数が多い場合は臨時便を増発しているみたいです。ただし、ギリギリの場合は補助椅子になってしまうのでやはり早めに待機するか始発の益子駅から乗車した方が安心かもしれません。

谷田部東PA

帰りの所要時間は3時間。途中茨城県つくば市の谷田部東PAにて10分間の休憩を挟みます。

さて、帰りのバスが渋滞に巻き込まれて秋葉原着が遅れたらそこから先の乗り継ぎが間に合わない!なんて事態も起こりうるのがバス旅の怖いところ。そんなケースに備えて、やきものライナーは八潮PAからつくばエクスプレスに振替ができるようになっていました。

参考 高速バスからつくばエクスプレスに乗り換え(茨城交通)

乗り継ぎのお客さまは、TX八潮駅から秋葉原駅までの各駅で降車可能な乗り継ぎ乗車券を100円(通常現金運賃470円[八潮駅~秋葉原駅間])で販売いたします。乗り継ぎ運賃は大人・小児同額となります。

事前に渋滞情報を把握して車内で知らせてくれるので、間に合わないとなったら電車移動が選べます。八潮PAからTXの駅までは徒歩6分程かかるようですが、これはちょっと安心ですね。

この日は渋滞もなくぴったり3時間で秋葉原に到着。

秋葉原駅

朝8時過ぎに出て戻って来たのは夜7時。
日中は散々歩きつつものどかな風景の中にいたので改めて秋葉原のギラギラ加減に圧倒される。

秋葉原駅

典型的な都会っ子の私ですが、この日はほんの数時間ゆったりした空気に触れただけで夜の東京がとても忙しない場所に感じてしまうのでした。

いやいや、いい1日だった。

以上、駆け足でまとめてみた益子陶器市記録でした。
タイミングが合えばまた行ってみたいなあ、益子。次はもう少しゆっくりと、陶器市の日じゃなくてもいいかな。

そして久しぶりの国内旅行で地方への関心が俄然高まる。今回初の栃木上陸を果たせたので、全都道府県制覇までは残り19箇所。

関連 行ったことのある都道府県マップを作ってみた。

行ってみたいところは日本にまだまだあるし、海外も行きたいし、東京散歩もあるし、あーやりたいこと盛り沢山ですわ。




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