神戸で酒を呑むならば。
話が前後しますが今回の神戸滞在で食べたものなどを。
生まれ育った場所・神戸の飲食店にさほど明るくないのは地元で暮らしていた頃には一人で酒を飲みに行く習慣がなかったからだと思われます。
よって、足が向く店は幼少の頃に家族で行った店だったり、ここ最近の帰省中に新たに発見した店だったりと、美味しい料理で酒を飲める店ばかり。
いまどきの神戸スイーツやカフェの類はやっぱり全然わからないのでした。
暫定一位の店は健在だった
以前も書いたことがある春日野道のお好み焼き屋さん。
お好み焼き+ビールの組み合わせは冬場はあまりそそられないため年末年始の帰省時には足が向かなかったのだけど、今回は行ってきました。
さすがに値上がりしているかと思ったのだけどまさかのお値段据え置き。
基本のお好み焼きもビールも400円、今回選択したのはイカかす焼き、それでも550円。なんだかありがとうございます。
元町〜三宮 大衆酒場ハシゴ酒
須磨でビールを飲んだ後は街の大衆酒場へ。
1軒目は元町にある大衆酒場すず。こちらは今回初めて伺いました。
平日の午後4時頃だったので人気なくまったりとしたひとときを満喫できましたが、週末は場所柄新聞片手にテレビ観戦のおじさまで埋め尽くされるそうな。となればここは先輩方の聖域、素人が出る幕はないかもね。
ポテトサラダとか納豆入りのオムレツなどなんでもないアテがきちんと美味しいのが素敵。
2軒目は神戸っ子にはお馴染み、家庭の延長皆様食堂。三宮の高架下で長年愛されてきた有名店です。
今回はカウンターでおでんが煮えているのを眺めつつ、おひたしとかチャーハンとかゴーヤの卵炒めなど、あれこれちょこちょこつまんでチューハイを飲みました。
私がこの店の暖簾をくぐったのはすっかり大人になってからですが、父は現役時代から長年お世話になっていたそうな。一緒に行ったことは未だないけれど、一応親子2代で通っていることになりますね。
神戸で食べるベトナム風中華料理
神戸の人間は中華にうるさく、どの家庭もいくつか行きつけの中華料理店を持っていると思われます。って最近はどうなのかはわかりませんが、私が暮らしていた頃はその風潮が強かった。そしてそれは元町の中華街にはないことがほとんどでした。
我が家も行きつけの店をいくつか持っておりましたが現在の両親の住まいは私が生まれ育ったところではないため、幼少の頃から慣れ親しんだ店とはちょっとご無沙汰。家族での外食は中心地の三宮となります。
今回私のリクエストで出かけたのは神戸中華の中でもやや異色な存在のベトナム風中華料理店・鴻華園。基本は中華なのだけど、春巻きのタレがヌクマムだったりとほんのちょっとベトナムテイストが入っているのが特徴です。
いつのまにか2号店ができていたので新店に初訪問、定番の蒸し春巻きやミル貝味付け、ベトナム風焼き飯などでビールや紹興酒を。ところでベトナムで食べる中華ってこんな感じなのでしょうか。ベトナムには何度か滞在しているけれど現地で中華は食べたことがないのです。よって、この店の料理は私にとってベトナムじゃなく神戸を懐かしむ美味。普段はコソコソと一人酒を楽しんでいる私ですが、こういう店はやっぱり大人数のほうが満喫できるなあ。
新しい店も気になるけれど
そして毎度のことながらケルンとイスズベーカリーにも寄ってしまいました。
パン屋に限らず新しいお店はたくさんできているのだから果敢にチャレンジすればいいのだけれど、やっぱり好きな店のそれが食べたくなる。
私は次々と新しい味を求める「食べ歩き」にはさほど興味がなく、好きな店の好きな料理を何度も食べたいタイプ。もちろん新しい出会いはとてもワクワクするものだけれど、この歳になるといつまでもあると思うな好きな店、を実感する機会が増えてきます。二度とお目にかかれなくなってから、ああもっと足繁く通えばよかったな、と後悔した経験を重ねるとついつい好きな場所にばかり通うようになるのです。
そんなお気に入りを各地で作り上げるのも観光スポットへ出向かない地味な旅の醍醐味のひとつ。
地元に限らず好きな店や味、酒場が全国、世界の各地にあってさらには度々フラリと再訪できるなんて、私はかなりの果報者ですな。
関連記事
-
-
家飲み献立 10/30 半干しキャベツの煮込みとワインで晩ごはん。
夜、外から帰って来た時が一番寒く感じるこの部屋。 外気より室内が寒いって、何が原因なんでし
-
-
牛肉とれんこんのしょうゆ炒め、葱塩奴で晩酌。
秋刀魚が出始めるとああ秋だなあと妙に実感が湧きますね。 秋刀魚、大好物です。 関連
-
-
エンサイの納豆和え、かぼちゃと豆腐のスープ献立。
先日、普段の調理手順について書きました。 要領が悪い人の料理。 とにかく簡単な手
-
-
さんまの梅煮、白菜サラダ献立。
ブログの更新頻度が幾分ゆるやかになったので、どうにも写真がたまりがちです。 ブログを書
-
-
遺伝子レベルで太陽を欲している。
By: xanday[/caption] 両親宅を訪問するとそこには知らない外国人がいた。
-
-
真昼間から酒を飲んで愚痴を言う。
時短要請も終了し、いよいよ普通の生活が戻ってきたような気がしています。 生活、というか、飲酒
-
-
水菜と油揚げの卵とじ、梅わかめ納豆献立。
先日に引き続き、またまたやや肌寒い日の晩酌献立。さすがにもうあれほど寒い日は訪れはしないでし
-
-
一人暮らしの家飲みメニュー 5/24 ゴーヤチャンプルー、ピーマンとちくわのナムル。
またか! って感じでゴーヤチャンプルーです。 ゴーヤとかにんじんとか豆腐とか豚肉
-
-
ゴーヤチャンプルー 、海苔のすまし汁で家飲み。
よくよく考えれば「吸いもの」とか「おすまし」ってネーミング、すごい。 改めて調べてみる
-
-
商売繁盛で笹もってこい 自分で選び、動くということ。
関西滞在期間の後半に十日戎に行ってきました。 「商売繁盛笹持ってこい」 全国的な


















Comment
タイムリーすぎです。
今日昼休みに「えみちゃん」を検索して、営業時間を確認したばかり。
午後から、脳内で神戸観光計画を立てつつ適当に(!)仕事をしてました。
帰りの電車の中でブログを読んで、声をあげそうになりましたよ。
「えみちゃん」がお盆休みだったら、どこのお好み焼き屋さんに行こうかと思ってましたが、記事のお店もいいですね。
まるいさん
! 運命ですね。
神戸的なお好み焼きをご所望であればえみちゃん周辺に何店かありますよ。もちろん三ノ宮にはそばめしやぼっかけで有名な長田風お好み焼き店はじめあれこれ見つかりますが、春日野道周辺の店はここでしか食べられない感が強くておすすめです。
どうぞ楽しい夏休みを〜!
おいしそうな面構えのお店ばかりですね。
近く神戸に行きたいと思っていたので、その際は、また覗きにきます。
これはほんとそうですね〜>いつまでもあると思うな好きな店
出会えたことがまず奇跡なので、できることはやはり一瞬一瞬大事に飲むことなんでしょうな。
kyokoさん
「いなたい」店ばかりを並べてしまったのですが反応していただけて嬉しいです。神戸にもいい店がたくさんあるなあと今回改めて認識しました。神戸というと神戸牛やスイーツ、南京町での食べ歩きが観光の定番とされているようですが、普通の店のレベルが本当に高いので地元民としては街の中華店もおすすめしたいところ。一人旅ならランチメニュー狙いもアリですね。
>出会えたことがまず奇跡
まさしく。
今こうしていられる奇跡を存分に愛で味わう、これこそが人生を満喫する方法でしょうね。なんか話大きくなってますけども。