フィリピン航空(PAL)で行くセブ島、ロストバゲージを体験。

公開日: : 最終更新日:2016/11/14 ミニマルライフ, 旅人への道, 生き方と考え方

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まあなんとかなるでしょう、と悠長に構えていたのですが。

関連 スーツケースの重量と関西国際空港第一ターミナルの電源カフェ。

結果・乗れませんでした。

乗れなかったどころかなんだかんだでとにかくアレでした。




乗り継ぎに間に合わなかった

「同便にてお乗り継ぎのお客様がたくさんいらっしゃいますのでおそらく大丈夫かと」

とのことだったので余裕をかましていたのですがまんまとハマりました。

関空から2時間遅れで向かったのはフィリピン・マニラのニノイアキノ空港。そういや去年もターミナル間移動でブツブツ言ってましたね。

関連 マニラニノイアキノ空港ターミナル移動で疲労困憊。

到着してイミグレーションを通過、乗り継ぎカウンターにて事の次第を説明すると

「その便はまだ出てないからそのままゲートへ」

と案内されひと安心。手荷物検査を経て指定のゲートに行くと

「ゲートが変更になったから15番にどうぞ」

あらそうですか、と移動すると

「この便はもう出ましたよ」

なんと見事な三段オチ。ああ、フィリピンに来たんだなあと実感しました。

その後担当者に案内されて再びカウンターへ。1時間後の便を再手配していただきまたまた手荷物検査を経て待機。が、結局この便も約2時間遅れで最終目的地であるセブ・マクタン空港に到着しました。

しかしトラブルというのは重なるものですね。もしくは嫌な予感は的中する、とでも言いましょうか。

そうです、ご想像の通り人生初ロストバゲージに遭遇しました。

フィリピン航空でロストバゲージ

待てど暮らせど流れて来ないマイリモワ
悪い意味で期待どおり(日本語めちゃくちゃ)の展開にトホホだったのですが、その分動じる事なくオフィスへ直行。この時点ではマニラ→セブ便を変更した関係で別の場所に荷物が移動されているのでは、と呑気に考えておりました。

しかしオフィスのおじさまはもう一度よく見てみろとばかりに私を再びターンテーブルに連れ出し、全く身に覚えのない黒のメッシュのオヤジ風スーツケースを指差し

「ここにあるじゃないか!」

となぜかキレ気味に絶叫。

「これ私のじゃない!」
「そんなわけないだろう!」
「だって違うもん!」

という不毛な会話の原因は、タグ。黒のスーツケースには確かに私の控えと同じタグNOが付けられていたのでした。

あ。

そういえばマニラの空港で振替便を手配してもらう時バゲージタグの控えをを見せろと言われてすぐに取り出せずにいるとOKOK、再発行してあげるわ〜と言われたことを思い出す。その時に何か手違いがあったのだろうか、だとしたら自分で防げたミスじゃないかと自分の不甲斐なさになんだかがっかり。なぜタグを再発行なんかしたんだ!とまたまたキレる担当氏に今日1日の出来事を最初から説明したのでした。

が、その後捜索を進めていくと原因は別にタグの再発行とは無関係の単なるミスタグ。私の荷物に別の行き先のタグが添付されていたようでした。なぜそうなったのかまではわかりませんが。

ここまで来てキレ氏もようやく落ち着きを取り戻し、まあ立ち話もなんだからお座りよと椅子を進められ世間話を挟みながら捜索は続く。結局私の荷物はダバオまで行った後マニラに戻っていたことが判明。

「正確な時刻は約束できないけど」

というエクスキューズつきで遅くとも22時にはホテルに届けられるでしょう、となりました。

まあこれも時間通りには行かないだろうとは思ったけど。

ロストバゲージとの再会

そんなこんなで当初は現地時間15時頃到着予定だったのがこの時点で既に20時過ぎ。セブシティのホテルに到着してフロントに顛末を説明、空港出発前にPALのクルーから電話がかかってきたら知らせてね、とお願いしてから部屋で待機となりました。お腹が空いたけどいつ来るかわからないから出かけられないし、同じくシャワーも浴びられないし、着替えもないし、おまけにホテルのwifiが故障ときた。

このホテル、前回泊まった時にwifiがすこぶる快適だったから再訪したというのに。すごいなあ、重なる時は重なるなあ、と無駄に静かな気持ちでじっと手を見る。ああ私はなぜ機内で電子書籍を全て読み終えてしまったのか。こういう時の読み放題だったろうに。

そして予想通り22時過ぎても連絡はなく、フロントスタッフもまだ電話はないと言い、再び空港オフィスに問い合わせの電話を入れると

「23:30着の便に乗ってるから1:00までにはお届けできるでしょう」

と華麗な蕎麦屋の出前芸を惜しげもなく披露されもはやよろしくとしか言えずにそっと受話器を置いた私。

「0時までには戻るから」

とフロントに言い残し飲みに出かけました。でもどうせ0時には来ないでしょ、とこちらもフィリピンタイムと洒落こんで0時半頃にホテルに戻ると

「たった今on boardって電話あったよ!」

とフロント嬢。23:30着の便に乗っていたはずがなぜ0時過ぎにon boardなのかはもう聞くまい。経過連絡があっただけでもよかったよと心のハードルをググッと下げて部屋で再びじっと手を見ているとそのまま眠りこけてしまい目覚めたら午前2時。ああもう今日は無理なのかなあ、というか私本当に空港で荷物を預けたっけ?そもそも私はなぜ生まれてきたのかしら?などと走馬灯的なものが回り始めた時にようやく内線で呼び出しがあり、無事にリモワと涙の再会を果たしたのでした。

時刻は既に午前3時。20時間の長旅を労って再びビールを呑み(これは余計)、満足して就寝したのは朝の4時過ぎでした。

話長い。

持ち物をなくしても人生は変わらないけれど

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と、なんだかとことんツイてない旅のスタートみたいに書いてますが、それでも私はすこぶる元気でスーツケースも日付は変わったとしても気持ち的には当日中に無事手元に戻って来たので失ったものは何もなく、むしろちょっとした小ネタと旅の経験値を手に入れたといったところでしょうか。

スーツケースには貴重品の類は一切入れていないので最悪紛失したとしても壊滅的なダメージはない。でもお気に入りの洋服も買ったばかりの靴も入っているし、何よりいろんな場所を共に旅したスーツケースをこんな形で失うのは切ないな、などと再会するまで考えていました。あの荷物を全て失ったとしてもおそらく私の人生は大きく変わらないし、これに懲りて旅に臆病になることもないだろうと。

でも、ホテルのフロントで不安そうに私を待つスーツケースと再会した時はよくぞ戻って来てくれた、と私の持ち物に対して妙な愛しさがこみ上げてきました。そういえば以前もこんな気持ちになったことがあったっけ。

関連 モノがあったら幸せなのに。モノがなければ幸せなのに。

なくても大きくは変わらなくても、あったらきっと楽しく嬉しい。

やたらめったらたくさんのものはいらないけれど、なんでもかんでも使い捨てで済ませる刹那的なやり方じゃなく、はっきりとした愛着を持って接することのできるほんの少しのモノと過ごすのが私にはあっているのでしょう。そしておそらく、現時点でそのスタイルはほぼ実現できているんだろうな。

ミニマリストの持たない暮らし

そんなこんなで話が長くなりましたが今年もまたセブ島にやってきました。1年ぶりの南の島はなんだかちょっぴり涼しくて、東京や大阪よりも過ごしやすい気がしています。

 






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Comment

  1. konami より:

    初めてまして。いつも楽しく拝読しています。

    ロストバゲージですか、大変でしたね。異国でこういうトラブルは母国語ではない言葉で説明することのしんどさも伴うので、さぞお疲れのことと思います。
    無事、お荷物が戻られて何よりです。

    セブは海がとっても綺麗ですね。食事はどうしようもないですが…。

    長い滞在でしょうか。次回の更新も楽しみにしています。

    お気をつけてください。

    • crispy-life より:

      konamiさん

      コメントありがとうございます。

      無事荷物が戻ってホッとしました。喉元過ぎればなんとやら、これもひとつのネタだなあと考えております。

      せっかく昼着便を選んだのに遅れてしまった&到着以降街中にいる都合でまだエメラルドグリーンの海を見れていないのですが、すでに体は野菜不足です(泣)

      これからもどうぞよろしくお願いいたします!

  2. ちゅーなー より:

    crispy様

    もしかして…と思ってましたが、今回の旅先はやはり南の島でしたか。
    ルポを楽しみにしております。

    海外に出ることは、日本の完膚なきまでのサービスを捨てて
    トラブル上等!と腹をくくれるか。
    もちろん、笑えないトラブルには巻き込まれないよう、
    細心の注意を払うべきですが。

    そう言えば、私事ですが6月のノルウェー旅行、
    ホテルの周りを散策して写真を撮っていたら、
    明らかにお薬をキメていらっしゃる女性に
    ツ○を吐き掛けられながら追いかけ回されましたw。

    crispyさんも良い旅を!

    • crispy-life より:

      ちゅーなーさん

      >明らかにお薬をキメていらっしゃる女性に

      怖すぎます…。

      慣れた場所とはいえ、出かける前はやはり緊張しますね。それでも文化の異なる国に出向く前の緊張感を忘れてしまうのは危険だと思っております。

      なんていいつつ、現地に着くとあっという間に当時の感覚が戻ってくるのですけれどね。もうしばらく気をつけながら楽しみます!

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