音声入力で「自分の人生ロクでもないことばかり」をなくす方法。

公開日: : 最終更新日:2020/05/13 生き方と考え方

音声入力に初めてチャレンジしてみました。昨日書いた記事がそうです。

才能に頼らない方法 正しさとパッションの間で。

チャレンジのきっかけは、長年読んでいるブログ。音声入力を使ったというブログ記事が、普段の筆記と寸分違わぬ出来だったので、興味が湧いたのです。

人間の書き言葉と話し言葉は、大きく乖離しているケースが多い。これまではなんとなくそう思っていました。なのにこんな風に「書くように話せる」人もいるのか!そんな驚きから、自分もチャレンジしてみたくなりました。

音声入力でブログが書けたら、本業の原稿も寝転んだまま余裕で書けちゃったりする、かもしれないし。

音声入力の精度に驚く

早速メールの下書きをセット。マイクに向かってペラペラペラリと語り続けてみたところ、漢字変換精度の高さにびっくりしました。

誤字脱字はほとんどなく、同じ音の単語でも正しい漢字に変換する素晴らしさ。おそらく、前後の文脈から瞬時に判断しているのでしょう。

業務効率化を図るべく、これまでもインタビューの文字起こし自動化には何度かチャレンジしたことがあります。Googleドキュメントの文字認識が優秀だと聞き試してみたのですが、録音された音声ファイル、しかも複数人数の会話は苦手なようで、全然認識してくれず。ダメだこりゃ、となりました。

それなりの設備投資をせず、ごく一般的なPC環境にて音声ファイルを自動変換するのは、今はまだ難しいみたい。でも、リアルタイム音声入力は、驚きの進化を遂げているのですね。

ここまできたら、なんかもう怖いわ。

スマホの音声認識精度は、個人のブログ記事程度のライトなものなら、十分実用に値するレベルになっています。でも私は結局、音声入力したテキストをベースに、パソコンでかなり手直しをしました。

そりゃ、まともに話せないんだから、当然の結果と言えましょう。

話し方教室に行きたい。

入力後そのままアップできる状態になるには、話す訓練が相当必要かと思われます。逆に頭からお尻までかっちり構成(ていうほどのモンじゃないが)して、理路整然と淀みなく話すことができる人ならば、もう音声入力のほうがラクで早い、かも。

「自分の人生ロクでもないことばかり」をなくす方法


仕事にはまだ使えない、ブログ記事にするにも相応の技術が求められる。となれば、現時点で音声入力をおすすめできるのは「日記」ではないでしょうか。

以前何かの本で、日記の効果は「特別じゃない記録」が残ることだと読んだ記憶があります。

人間の記憶力は、あてにならない。

メモのちからと超スピード文章術。

よって、長年覚え続けていることといえば、すごくいいことと、めちゃくちゃ嫌なこと。つまり、よくも悪くもインパクトの大きい出来事しか残りません。でも、日々日記をつけていると、明日には忘れてしまうような瑣末な出来事さえ書き記すことになる。

「自分の人生ロクでもないことばかりと思ってたけど、日記を読んでると『ロクでもないこと』よりも『良くも悪くもないフツーのこと』のほうが圧倒的に多いんだな」

そう気づく効果が、日記にはあるのだとか。

…なんだかひどく暗く、消極的な使い道のような気もするけれど、まあ一理ある。日記の中で明るかろうが暗かろうが、自由だし。

悪いことばかり記憶し、反芻してしまう癖のある人にとって、日記はお守りのような存在になり得るかもしれません。

しかし、日記って続かないじゃないですか。三日坊主界のトップランナーじゃないですか。書くのめんどくさいじゃないですか。そこで音声入力ですよ。

寝る前にベッドに入って

「4/27、午後から雨。ずっと家にいて退屈なので部屋の片付けをしていたら、コートのポケットから千円札が出てきて思わず小躍り」

みたいなことをぶつぶつ言えばいいんだから、こりゃシンプル・便利ですね。さあ、レッツぶつぶつ。

 




関連記事

18歳から42年間引きこもり 「テレビを見てたら60歳になっていた」

この話が真実なのかどうかは知る由もありませんが。 参考 18歳から42年間引きこもった

記事を読む

無印は買うな、の本当のところ。

By: Timothy Vollmer[/caption] 若かりし頃勤めていた会社での出来

記事を読む

今では全く共感できないSATC。

懐かしのドラマ「SEX and the CITY」がプライムに来ていたので思わず全話見直して

記事を読む

40代独身、一人暮らし環境を強化せよ。

私は現在都内で一人暮らしをしております。 会社勤めをしていないフリーランスの身なので、

記事を読む

イカゲソ兄弟とおじさんと私。

ある週末の夕刻、近所の居酒屋のカウンターで飲んでいると、すぐ後ろのテーブル席にファミリーの姿

記事を読む

死ぬまでにしたいこと、私のいない、私の人生。

キャッチーな邦題に引っ張られてむしろ内容がわかりづらくなるパターンは多々あります。 「

記事を読む

ほうれい線のその後と変わりゆくことへのもどかしさ。

By: Ghost of Kuji[/caption] 「夜電車に乗ってると、窓に映った自分

記事を読む

知りたすぎる癖のせいで、毎日忙しくて仕方ない。

引っ越してからというもの忙しくて仕方ありません。 何が忙しいかって、街散策。 越

記事を読む

初心者 瞑想

もっとラクに生きる方法と、無意識の恐ろしさ。

その後も目の前のことに集中することを心がけながら過ごしています。そう、瞑想の話です。おばさ

記事を読む

自由で不自由な暮らし、エイヤへの憧れ。

ようやく次回の旅のために航空券を手配しました。 いえね、もうずいぶん前からアタリはつけ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

50代一人暮らしの1ヶ月の支出。老後に備え、いかにして小さく暮らすか。

現役世代のゴールがちらりちらりと見えてきた50代。友人知人と

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

→もっと見る

PAGE TOP ↑