もっとラクに生きる方法と、無意識の恐ろしさ。
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最終更新日:2022/11/06
生き方と考え方

その後も目の前のことに集中することを心がけながら過ごしています。そう、瞑想の話です。
おばさんの新生活と新習慣。
今年になってようやく習慣化した瞑想。すっかりメディテーションマスターとなり、毎日朝晩20分欠かさずやってますよ。などとご報告できたらば、意識が高そうな雰囲気が出て好ましいのですが、そんなわけない。
相変わらず思いついたときに5分程度実施したりしなかったりする毎日です。そして形式張った瞑想よりももっと大切かつ効果的な方法があるなと実感しています。
もっとラクに生きる方法。
興味を持ち続けていたのに、なかなか習慣化できなかった瞑想。突如自分ごととして理解できた(ような気がした)きっかけは、パソコンのパフォーマンスでした。
うるさいアイツを黙らせる謎の瞑想。
「うるさい頭の中のおしゃべりを黙らせて、再起動する」
この感覚を自分に取り入れると頭も心も、もしかしたら体もスッキリしていいね!と思えたことが、今につながっています。
とはいえ、煩悩まみれの昭和生まれが、ちょっと瞑想したくらいでいきなり「無」になれるなんて土台無理な話。たった5分間の瞑想ですら、明日の仕事の段取りやまだ返信してないLINEの文面、晩酌のつまみなんてのはまだいいほうで、遠い昔の記憶まであれこれ思い浮かぶ有様です。
これ、全部無意識ですからね。意識して思い出して考えているんじゃなくて、意図せず無意識が勝手にあーだこーだーやってるだけですからね。
ってそれ、全然瞑想になってないよね。うん、そうかもね。でも、普段の生活の中で「あ、今また余計なこと考えてるな」と気づく頻度は格段に上がりました。これだけで、頭の中が随分クリアになり、元々お気楽だった人生がさらにラクになりました。
以前から「自分はラクに生きられている」という根拠なき自己評価をしていたのですが、まだまだラクを目指せるんだわラッキー!と理解できて幸いです。
無意識の恐ろしさ。
しかし、無意識ってのは厄介なものですね。人間はほぼ無意識で行動している、なんてよく聞くけれど、本当にそうだなあとしみじみ実感するこの頃です。
鍵閉めた記憶なくても閉めてるし、駅までの道順も意識せず間違いなく辿ってる。こういう無意識はまあいいとして、今目の前に広がっている現実とは全く関係のない若い頃の苦い思い出とか、恥ずかしい記憶なんてのを突然蘇らせるなんて、あたしゃ意識してやってないし、頼んでもいないよ。
そう「頼んでないよ」ってハッと我に返れる。これがポイントだと思うのです。そうでなければ、自分で勝手に嫌な気持ちを引きずったり、落ち込んだりしかねないのだから。
嫌な気分から素早く立ち去る方法。
無意識に巻き込まれることなく、意識的に生きる。そのためには、目の前のことに全集中するのが、手っ取り早い方法ですね。瞑想と同じ、またはそれ以上に効果がある気がします。
などと偉そうに語ってますけども、わたくし、全く集中できてません。ここ数日だけでも、コンビニのATMで入金した後カード置きっぱなしで店出ちゃうし、モバイルスイカに変えて随分たつのにパスケースでピッ!ってやっちゃうし、昨日なんかカフェのトイレにカバン(パソコン入り)置いたまま席に戻っちゃうし、集中力散漫にもほどがある。
おいおい無意識云々じゃなくて、頭大丈夫か?と我ながら心配になりますが、まあ大丈夫でしょう。
ただでさえ楽しい毎日が、今に集中するだけでさらに愉快になる。そんなうっすらとした確信があるので、引き続き訓練してまいります。
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