才能に頼らない方法 正しさとパッションの間で。
多少時間に余裕があるので、ここぞとばかりにインプット作業に勤しむこの頃。
先週は文章作成に関する本を立て続けに読んでいました。
自室トレーニングで美ボディをキープしています。
理由は、ここのところ自分の文章だけでなく、人様の書いた原稿を校正・編集する機会が増えたから。訂正を入れたり、再構成するといった作業の指針となる明確なルールを自分が持ち合わせていないことを痛感していたからです。
人様が書いた文章の間違いを指摘、改良することはできるのだけれど、なぜその訂正を加えたのか、何がどのようにマズかったのかを言語化できない。つまり感覚だけを頼りに作業している、とでもいいましょうか。
自分しかしない作業であれば、自分の中に蓄積された感覚だけで行ってそう困りはしないのだけれど、誰かと共同でやりましょうとなると、なんとも座りが悪くなるのです。
才能に頼らない文章術
そんなわけで選んだ「才能に頼らない文章術」。文章作成の観点だけでなく、編集者視点で書かれた内容は、非常に参考になりました。
本書で挙げられている文章作成のコツは、改めて言われてみればなるほどな、と感じるものばかり。幸い今まで自分がやってきた事はそう大きくはズレていなかった。とホッとした反面「形容詞+です」はうっかりやってしまいがちだ、などと細かい点を再認識できました。「編集の文法チェックシート」もついており、ありがたい。そうそう、こういうのが欲しかったんだよ。
付属のチェックシートのようなルールを自分でイチから作れるか、と考えたらやはり難しい。なぜダメなのかを言語化するには、私の知識や経験が乏しすぎるからでもあり、これまで感覚でやっつけてきたことの表れでもありますね。
複数人にルールとして共有するには、物事をきちんと言語化し、なぜそうなるのかを説明する必要がある。単なる気分や感覚で仕事をするのはいただけないし、ルールがなければいらぬ混乱も招く…。
これは仕事に限った話ではなく、家事なども同じでしょう。「洗面所はいつもキレイに保とうね」では言葉がぜんぜん足りなくて「洗面所で使ったものはすぐ定位置に戻して、鏡とボウルまわりの水滴は毎回拭き取っておこうね」くらいまで具体性を持たせなければ真の意味で「共有」したことにはならない。そういうことかな。
お金の「見えない不安」を取り除くには。
正しさとパッションの間で
早速ここ数日で仕入れた新知識をもとに、たまっていた原稿のチェックなどをしてみたらば、これがやっぱり難しい。
正しく、読みやすい文章に整える事はできても、筆者が本当に伝えたいことばを変えてまで文章を美しく整えることが、果たして正しいのかどうか? との疑問が生じるのです。
正しい文章が絶対に必要な場面は確かに存在します。例えば、新聞記事などがそうでしょう。
苦手意識がある方が、結局上手くなる理由。
人目に触れるものであるならば、日本語として破綻している部分はさすがに直さねば。とは思うのだけれど、破綻してでも伝えたいパッション(としかいいようがない)のようなものがほとばしっている(であろう)ケースもあり、その箇所を直したらば途端に違った文章になる。それはもう改悪でしかなく。
本人の熱量のようなもの(としかいいようがない)を伝える場面においては、誤字脱
真剣に考えすぎて作業効率が落ち
ゴールデンウィーク突入を機に、あらゆるコンテンツが無料公開されている2020年。アマゾンは書籍だけじゃなくて、音楽も3ヶ月無料になっています。
音楽は書籍と違ってここぞとばかりインプットするようなものでもないけれど、休みの日に好きなアーティストのアルバムを流しっぱなしにして酒を飲む。なんてのも、良質なインプットであることに変わりない。
こんなの、いくらでも家で過ごせちゃうね。あ〜あ、ありがとうございます。
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