手書きで馬鹿が2割り増し。

公開日: : 生き方と考え方, 読書

note16

悪い意味で驚きの記憶力なので、メモ必須、メモ大事。

改めてそう考える秋であります。

メモのちからと超スピード文章術。

メモやノートはふっとした閃きはもちろん、心からやりたいこと、欲するものでさえも、忘れてしまう人間の外付けHDとして機能する。そしてそれだけではないのはご存知の通り。

手書きで馬鹿が2割り増し

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SNSでもメールでも資料でもなんでも、パソコンやスマホの画面、或いは印刷物にある文章が何やらそれらしく読めるのは、整った美しい文字のせい。これが手書きだったらたとえ内容は同じでも2割増しで馬鹿っぽく見えるはずだ。といった意見を見かけて、確かにそうかも知れんと頷きました。

思うに、手書きで長文OKな人間なんて昭和の文豪あたりで既に絶滅していて、現代人は便箋1枚すらまともにしたためられないのではないでしょうか。「現代人は」なんてさすがに主語大きくし過ぎですかね。ここは潔く「私は」と言うべきか。

こんなブログを何年も書き続けているので私だって文章を書くこと自体は決して嫌いではない。しかし、手書きは無理。絶対無理。ハガキならまだしも、手紙なんて全然書ける気がしない。何しろ、これまた驚きの悪筆なので。

自分の名前が書けなくて。

逆に、美文字であれば手書きは2割り増しで利口に見える、ということになるでしょうか。

考えてみればキーボード無しでは実現できないことが増えすぎた。そういやパソコン、いや、ワープロ以前の企画書ってどんなだったっけ? そもそも壮大なプレゼン資料を準備するなんて概念がなかったんだっけかな。

とにかく、メモもノートも専らテクノロジー頼りではあるけれど、もしも手書きができたなら、私は書く。「欣喜雀躍」とか「眉目秀麗」など、流麗な文字でさらさらと半紙に描き、毎日目にする場所に、堂々と貼るね。そして自分の美文字にうっとりしながら、まんまと願いを叶えるのだ。ところで一体何を願っているのだ。

などということを、何年かぶりに手に取った中島らもを読みながら考えたのでした。

理想の異性のタイプをリストアップし壁に貼り付けておくことで、恋愛における理不尽な不確定要素を無意識のうちに排除するどうこう、のくだりは、まさに本来の願いを脳裏にしかと定着させるメモの効用だな。と思った次の瞬間「同じネタ二度送り事件」及び「編集者もそれに気づかなかった事件」に震える。

つらい過去を忘れる方法。

記憶力、ああ記憶力、記憶力。

 




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Comment

  1. ちゅーなー より:

    crispy様

    メモを取ったことや、メモの内容すら
    忘れてしまう残念なちゅーなーです。

    母は書道教授が出来るくらい美文字なのに
    息子はびっくりする位の丸文字ですww
    お客様に女性みたいな筆跡ねぇと言われ続けて幾星霜
    しかしながら日々の諸々は手書き派です。
    家計簿や日記はルーズリーフに手書きですねぇ。

    中島らも氏も決して上手い字ではありませんでしたが
    20代の頃、どれほど影響を受けたことか。
    「同じネタ二度送り事件」は私も倒れましたww
    数々の名著は今読んでも全く古くないのが凄い。
    才能と引き換えにアルコール依存と躁鬱病と早逝…
    著書をだいぶ処分してしまい、今は1冊しか
    ありません。忘れてしまう前にもう一度読もうかな?

    氏は早く酔うために冷やがお好きだったようですが、
    ふと内藤陳氏とバーボンを、しかも舞台客席で
    飲んだ話を思い出したのでバーボンかな……
    バーボン買い置き無いんですがw

    • crispy-life より:

      ちゅーなーさん

      丸文字ですか!我々世代は若かりし頃に丸文字、流行りましたよねえ。今の若い人の文字トレンドは丸文字というよりもヘタウマ系というか、ちょっと崩したような字でしょうか。いや、若い人の文字を見る機会がさほどないのでわかりませんが。

      私、80年代にA5版宝島をよく読んでおりまして、らも氏は「啓蒙かまぼこ新聞」が原点でして。氏の書き文字は丁寧に書こうと試みる小学生男子のようなそれだったなあという印象が。出身地や最期を迎えた場所からくるのでしょうか、勝手に近さを感じているようなところがあるのです。

      ところでちゅーなーさんが家計簿をつけておられる事実に密かに驚きました。

      • ちゅーなー より:

        連コメ失礼致します。

        やっぱり宝島でしたか…
        私も当時読んでましたが、かまぼこ新聞は
        何故か記憶が無いんです。
        明るい悩み相談とか、あの辺にハマってから
        へー、あの時連載してたんだ、と。
        東京出身としては、関西を冷静に描いた方
        という印象ですね。
        ネットがある今では、ああいう
        「トガった」雑誌はもう出ないでしょうね。

        家計簿はお小遣い帳ですよw
        30年近く付けてるので存在意義は兎も角
        付けないと不安なんですww

        • crispy-life より:

          ちゅーなーさん

          A5版時代の宝島にせっせと投稿していたクソガキだったので、サイズが大きくなった時には妙にがっかりしたものです。たまにネットに当時の記事画像がアップされてるのを見かけますが、未だに内容覚えてるんですよね。雑誌に限らず音楽でもなんでもあの頃の娯楽って、1回触って終わりってことはなくて、何度も繰り返し読んだり聴いたりしましたから。そんなにあれこれ買うお金もなかったですしね。

          お小遣い帳歴30年とは恐れ入りました!
          大人のお小遣い帳 …勘定科目が怪しそうな気配がいいですね。

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