好奇心を“天職”に変える空想教室 ささやかな自信が鍵になる。
先日と同じくまたまたはて、1年前は何をしていたのかなーなどと過去ログを漁って驚く。
関連 本気の冷え性改善記録 21日目 時間がかかる体質改善はやるだけ無駄、か。
去年の今日、冷え性改善記録について書いたこの記事。
最後にとある動画について触れているのだけれど、今日読んだ本はこの動画に出てくる人が書いた本でした。
もちろんきちんと著者を認識して読んだのですが、動画について書いたのが丁度1年前の今日だったという偶然が妙に不思議に思えたのです。
好奇心を“天職”に変える空想教室
その本は植松努氏の「好奇心を“天職”に変える空想教室」。
紹介欄に
いま日本中を熱狂させている「人生最高の感動スピーチ」が一冊の本に。
未経験、コネなし、援助なし、20人にも満たない町工場から、自家製のロケットを打ち上げるという経験から見つけた、”どんな夢でも実現させてしまう方法”。
とあるように、内容としては以前紹介したTEDスピーチの書籍化といったところ。よってここで詳しく内容を取り上げることはしませんが、冒頭の子供達がロケット製作体験で自信を付けていく様子を読んでいると今年の春の体験を思い出したのでした。
関連 成功体験は、作れる。
子供の頃はなんでもできるような気がしていても、人間は成長するにつれ現実的にはムリでしょう、とか、夢と実生活は別物だから、などと悟っていくものなのかもしれませんが、ほんのちょっとのきっかけが未来を開く鍵になることがあるし、ささやかな自信が運命を左右する場合もある。
一見子育て中の家庭や教育関係に携わる人向けの本に思えますが、そうではない私が読んでも子供と話す時には言葉の選択に気をつけよう、などと改めて考えてしまいます。
住宅に関わるコストを1/10に
さて、植松氏率いる植松電機では「ARCプロジェクト」なるものに取り組んでいるそうです。
戦後の大量生産大量消費型経済構造によって高騰した人件費が日本の対外的競争力を低下させていると考え、生きていくために必要なコスト低減する研究開発をスタートしました。それがARCプロジェクトです。
具体的な研究テーマは
- 住宅に関わるコストを1/10に
- 食に関わるコストを1/2に
- 教育に関わるコストを0に
というもの。
住宅コストを抑えるための具体的な手法については以下が詳しいです。
参考 住宅コスト1/10に この夏にも実証住宅(北海道住宅新聞)
といってもこれ、かなり前の記事なので現在はもう少し研究が進んでいそうですが。
「田舎は土地が余っている。だから省スペース化の必要はない。田舎こそ、住のコストを引き下げて人材を都市から呼び込むべきだ」
そう、都心暮らしの最大のコストは住居費。典型的な都会っ子ではあるけれど田舎暮らしに興味がないわけでもない私。けれど、どうしても田舎暮らしに踏み切れない大きな理由がありまして。
ここがクリアできたらなー。もう自動運転車を待つしかない、とすら思っています。夢膨らむよねえ、自動運転。
と、なんだか脱線しまくってますが、いろいろ脱線してあれこれ空想したくなるような一冊でした。
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