あげたいもの、買いたいものと欲しいもの、喜ばれるものの間で。

公開日: : 最終更新日:2016/03/13 ミニマルライフ, 生き方と考え方

spainfood36

年末はスペインで過ごした後、そのまま両親の家に向かいました。

「今スペインに来てるんだけど、30日の夕方に帰るから」

と、バルセロナのホテルから電話を入れておいたので当然何か土産物でも調達しなければなりません。いや、別にスペインにいたことを隠して土産をケチろうとかそういうセコい話ではなく。

うーん、スペイン土産なあ。




欲しがらない人へのお土産

madrid7

スペイン土産、結局特別なものは何も買わなかったのですが。

関連 欲しいモノがない時代 生き方が最後の商品になる。

友人知人、そして自分用のお土産はアンチョビやサーディン、魚介系の缶詰やチョコレート、スペイン名物のトゥロンというヌガー菓子など、持ち帰りやすい食料品を中心にあれこれ買い求めました。

母親は常に板チョコを冷蔵庫に忍ばせていて、毎日朝食後にひとかけらだけ食べるのを楽しみにしている、というのを把握していたのでチョコレートは買ったのですが、その他のスペインらしい食料品が口に合うとは思えず。

じゃあ小物とかアクセサリーとか民芸品とか記念の品を見繕えばいいじゃない、と思われるかも知れませんが、自分の好みに合わないものは私以上に家に置きたがらないのはわかっているので適当なものを選ぶわけにもいきません。

関連 70代ミニマリスト主婦のキッチン。

せっかくスペインに来たのにスペインらしい土産のひとつも買わないのもアレだしなあ、などと考えながら、ああそうか、そんなこと気にするのはこっちの勝手なんだ、と思ったのでした。

買いたいものと喜ばれるものの間で

せっかくスペインに来たのだからなにかそれらしいものでも買って帰りたいなあと考えるのは私の事情。そしてそれを喜んで欲しいと思うのも私の都合。何かを渡して

「こんなの別にいらない」

と言うのは相手の勝手だし、それを聞いて腹を立てたり悲しんだりするのも私の勝手。
そう、本当は何をどうしようがお互い自由なわけです。
喜ばなきゃいけない義務もなければ、喜んでもらえなかったからといって落ち込む必要もない。いくら家族でも他人のことはわからないし、コントロールもできないもの。

って、家族間の土産物ひとつにそこまで深刻に考える必要なんてないのですが、幼少の頃から何をプレゼントしても素直すぎるがゆえにイマイチ喜んでくれなかった母への土産物はなかなか手強いものなのでした。

しかし考えたらお土産とか贈り物って割と邪な気持ちで選んでる場合が多いよなあ。
純粋に相手のことを考えているつもりでいても、やっぱりこれを買いたいとかあれをあげたいとか、はたまた気の利く人に見られたいとか自分のセンスのよさをアピールしたい、なんて勝手な見栄の要素が全くない、とは言い切れないもの。あれ、そんなの私だけでしょうか。いや、ないとは言わせない。

誰かに何かを贈るって、「モノ」それ自体がどうこうじゃなく、気持ちの問題。
そりゃあ純粋な気持ちだけでなく礼儀とかマナーだから、なんてのもあるけれど、それでも自分があげたいものと相手が喜ぶものが一致した時の楽しさを知っているからこそ、人はモノを介して気持ちを表そうとするのでしょう。

それが残るものにせよ、消えるものにせよ。

ミニマリストの持たない暮らし

さて、結局スペイン土産はチョコレートとお菓子類、そしていつものように現地から絵葉書を出すだけに留めた私。

オリーブもアンチョビも食べつけない両親への手土産は潔く東京駅で調達し、無事に喜ばせることに成功したのでした。

関連 品川名物「貝づくし」はかなり危険な駅弁だった。

まあどちらかというとこれに食いついたのは酒飲みの父のほうだったけどね。

 






関連記事

By: THOR

洋服を捨てれば、減らせば、幸せになれるのか。

By: Francisco Anzola[/caption] たくさん洋服を持っていないとお

記事を読む

By: Alexey Kljatov

1月 1ヶ月で捨てたものリストと買ったもの。

By: Alexey Kljatov[/caption] 定例ポストです。 昨年の夏か

記事を読む

By: borosjuli

晴雨兼用折りたたみ傘はいるのかいらないのか。

By: Y'amal[/caption] 先日壊れた傘を処分しました。 関連 5月1ヶ

記事を読む

qv3

最小限の旅の持ち物。それでも持っててよかったモノたち。

By: Andrei Dimofte[/caption] 荷物は少なく、足取り軽く。

記事を読む

By: Yoshikazu TAKADA

海外在住日本人、外国人へのお土産を選ぶ。

By: Brian Jeffery Beggerly[/caption] 週末にお土産品を調

記事を読む

By: Freya Spargo

ファッショニスタから学ぶ、最高に楽しく生きる人生の極意。

By: Freya Spargo[/caption] この映画、日本に来ないのかしら?

記事を読む

snow

氷点下の夜、ワンピースで寝る、毛布がない。

氷点下氷点下〜。 思わず口ずさんでしまうここ数日。もちろん、島倉千代子風に。明日も氷点

記事を読む

heartcake

年末恒例 自分へのご褒美。 それ、ホントに嬉しいの?

年末商戦。 この時期になるとやたらと「自分へのご褒美に」というコピーがあちこちで躍るように

記事を読む

By: Gavin St. Ours

ひとりぼっちの帰り道。

By: Gavin St. Ours[/caption] 普段は家で一人もさもさ粗食を食む暮

記事を読む

By: Yoshikazu TAKADA

携帯電話を持たない平凡な人間の非凡な人生。

By: The Library of Congress[/caption] 「携帯嫌だ、持ち

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

1st_fuda_40
JR鳴門駅から一番札所・霊山寺へ。高速バスで行く徳島の旅 その2。

ついでだからと立ち寄っただけだった鳴門公園の楽しさに朝から大興

きのこの卵とじ
きのこの卵とじ、さつまいもとわかめの味噌汁献立。

芋と海のものの組み合わせって、妙な魅力を感じませんか。 じゃ

counter
おばさんが旅に出る理由。

おばさんって連れ立って旅行とか散歩とかしたがるじゃないですか。

naruto_24
神戸から高速バスで行く徳島の旅 その1 鳴門渦潮ワクワクタイム。

帰省先の神戸から高速バスを使って徳島に行ってきました。

さつまいものにんにく焼き
さつまいもにんにく焼き、ほうれん草と蒸し鶏のしょうが和え献立。

秋めいてきましたね。 相変わらず四季とあまり関係ない生活

→もっと見る

PAGE TOP ↑