ミニマリストの人に飽きてしまった。

公開日: : ミニマルライフ, 生き方と考え方, 読書

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第一営業部部長とかコンサルティングチームリーダーとか、所属する会社から付与される歴としたそれのみならず、ライターとかブロガーとかローカル鉄道研究家など、今日からでも勝手に名乗ることができるもの。それが肩書き。

あんたのカタガキなんてェの?

ゆくゆく仕事につなげていくならば何らかの肩書きをつけて活動し、その分野のオーソリティーのポジション取っていったほうがいいですよ。などという意見は少々小賢しいが事実だし、私もリアル社会では同様のことを人様に勧めている。

しかし、自分では積極的に何かの肩書きを背負った活動ができないとはこれいかに。

ミニマリストの人に飽きてしまった

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がんばらない練習」の中で、著者のphaさんが「何かの人」として生きていく、固定するのは苦手、というようなことを書かれていました。

これはミニマリスト系の著書を出されている佐々木典士さんという方との話として記されたもので、phaさんは「ニートの人」、佐々木さんは「ミニマリストの人」と見られることに飽きてしまったという。

飽きる。なるほど、それもありますね。

人にどう見られるかを完全にコントロールすることはできないので、自らが肩書きをつけずとも、最初の印象でずっと覚えられてしまうことはままある。実際、このお二人もかつて世に出るきっかけとなったジャンルの専門家として、今なお期待されているのでしょう。それは仕方ないにしても、本人は「その筋の人」でいることに飽きちゃったから、積極的には名乗らない、と。

その筋の人として認められたい層から見ると贅沢なことなのでしょうが、飽き性の人間の飽き具合って、もはや理屈じゃないですからね。何かにハマって、ずっとそれ一本で人生を全うできる人が心底羨ましい。

美魔女とマニアと身軽な人生。

そんな「飽きた説」に頷きながらも、自分の肩書き問題については飽き以外にも要因があると思うのです。

偽物感に苛まれながら生きている

何者かを名乗れない要因。それは、どうにも拭いきれない偽物感。

以前超ベテランフリーランサーの先輩が

「自分も含め、世の中の多くの人は自分が偽物であるというジレンマを抱えながら生きている」

というような話をされていて、いやいやアンタは正真正銘の本物じゃないか何を言い出すやらとびっくりしました。だからというわけじゃないけれど、自分程度のモンが何者かを名乗ったり、肩書きを背負っちゃマズイだろう、という、どこに向けての何の言い訳なのかまるで謎のプレッシャーを感じてしまうのです。

平たく言えば、責任逃れですね。

そう言いつつも、草野球上等、アマチュアバンド最高派。プロとして成功しなければやってる意味がないとか、下手なくせに好きなだけで続けるなんてバカらしい、みたいな考え方は全然ないのに、自らの肩書きに対しては面倒がるのはおかしな話。まあ、自分のことになるとよくわからなくなるのが人の常と言えましょう。

自分のことになると途端にわからなくなるという話。

ところで、同書にあった「人のことについて書くほうが大人な行為だという認識はあるけれど、自分のことしか書けない」なる記述には、同意せざるを得ません。

なぜ私たちは、自分のことを話すのが好きなのか。

 




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