捨てる日々、日本人が今なおFAXを使う理由。
訳あって現在所有している荷物をもう少々減らそうと考えています。
いざ着手してみるとさほどもう捨ててすっきりさっぱりするほどの大物はないなあと実感しているのですが、不用品一切が残っていないはずもなく。
これは当然と言えば当然のこと。
昨日までは必要だったけれど今日は不要になることだってあるのです。
今日捨てたもの
- 紙、カタログ、説明書
コピー用紙やパソコン、ソフト類の説明書などなどを処分しました。
コピー用紙は以前所有していたFAX複合機の名残りの品。
その昔は自宅に固定電話を引いており、FAXやプリンタを多用していたのでコピー用紙は必需品でした。が、固定電話を止めてからはpamFAXなどを活用し、データでやり取りできる範囲が広がったのでプリンターを使う機会も減り。インク代やメンテナンスなどプリンターを所有するためのランニングコストも考慮し、プリント関連は完全アウトソーシングに切り替えたのでした。
あれから2年。
やっぱりプリンターないと不便だな、となったらもう少し小さくて手軽なものを買い直せばいいやと思っていたけれど、これまでのところは特に問題ありません。もちろんプリントアウトやスキャンが必要な場面がゼロにはならないにせよ、最近のコンビニプリントはかなり使えますからね。自分でプリンターを所有してインクを買い足したり紙詰まりに対応したりしていた手間を考えると、徒歩2分のコンビニに出かけるほうが圧倒的にラクになったのでした。
そして各種取扱説明書。
先代のラップトップやその付属ソフトの一切合財をまとめていたのですが、これももう不要でしょう。ラップトップ本体自体はまだ保有していますが、もうそちらをメインで稼働させることはない、というか、説明書類を見返すことがないだろうしね。
説明書関連は処分、コピー用紙は特に劣化が見られないのでプリンターやFAXを所有している隣人さんに使ってもらおうかと。FAX用紙のコストもなかなかバカになりませんからね。
まだFAXを使ってるの?驚きの声
と、ここまで書いて気になったのだけれど、FAXでのやり取りってまだまだ普通に行われているものなのかしら?
調べてみるとこんな記事を発見。
関連 海外メディアが指摘する日本の「超時代遅れ」なモノ5つ FAX、CDなど(livedoor news)
特にFAXが今もオフィスで現役であることは、多くの外国人ビジネスマンを驚かせているようだ。『TECH IN ASIA』によれば、一人あたりのFAXの使用量は日本が世界最大だ。
なんと、我が国は未だ世界一のFAX社会なのでした。
高齢化やITリテラシーの低さに加え、「データ流出やハッキングを恐れる」という経営者の守りの姿勢も、FAXが延命している理由に挙げられているが、「手書き」を尊重する礼儀の文化も関係しているかもしれない。
確かにFAXの使用率の高さと日本特有の礼儀文化との関係は大きそう。未だにメールでの連絡をよしとしない、お礼には手書きの手紙やハガキを送るべし、最低でも電話くらいはしなきゃ、なんて声もなくはありません。
緊急用件でもなんでもないのに電話がかかってくるのって、電話嫌いな人間にとっては苦痛でしかないんですけどね。
なんでもかんでも新しい手法に切り替えて効率化を図ればよし、グローバル化最高!なんてものでもないのでこればっかりは業界の特性や仕事のやり方、はたまた個人の好き嫌いによるところも大きいのでしょうが、個人的にはもうFAXをメインで使いたいとは思いません。
何しろ整理整頓が苦手なもので、紙が散らかるのは勘弁です。
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