ぶりあらの粕汁、ねぎ入り卵焼き献立。
あれ。この冬は酒粕が足りていないわ。
そう気づいたのは、春直前となってからでした。酒粕、大好きなんですけどね。
酒粕クリームシチュー献立。
そういや年末の帰省時に母が作ってくれた粕汁が美味かったなあ。いつもは板粕だけど、今回はめずらしくねり粕を使った粕汁でした。
ぶりあらの粕汁、ねぎ入り卵焼き献立。
- ぶりあらの粕汁
- かくや漬け
- にんじんとわかめのレモン和え
- ねぎ入り卵焼き
ぶりあらの粕汁
ぶりあらは強めに塩を振ってしばらくおき、霜降りにして血合いやウロコを取り除きます。にんじん、大根、白菜、油揚げ、下ゆでしたこんにゃくは同じくらいの大きさに切り揃えます。昆布出汁に具材を入れて煮込み、火が入ったらねり粕を加えてさらに煮ます。最後にしょうゆと味噌で味を整えたら完成。うつわに盛ってねぎを添え、黒七味を振りました。
かくや漬け
刻んだぬか漬けを千切りにしたしょうがと大葉、ごまで和えたもの。にんじんと大根の古漬けを使いました。
にんじんとわかめのレモン和え
千切りにしたにんじんとわかめを塩レモンと鰹節で和えたもの。
ねぎ入り卵焼き
溶き卵に塩を加え、斜め薄切りにした白ねぎと合わせます。フライパンに油を熱し、卵液を流し入れたらざっと混ぜ、そのままねぎに火が入るまで両面焼きます。最後に酒を加えて風味をつけたら完成。
にんじん、大根、白菜、油揚げが揃っていたので、こりゃ粕汁日和だわと思って仕込んでみたらば、思いの外豪華な献立になりました。卵焼きはなくてもいいくらいですね。しかしにんじん使いすぎですね。
久しぶりの自作粕汁がうれしすぎて、具材盛り盛りの下品な盛り付けで失礼します。基本的に粕汁は板粕+塩鮭で作る派だけど、ぶりあらが安く売られていたので迷わず仕入れた次第です。
そして母に習って、というわけではないけれど、初めてねり粕を使ってみました。表参道にある新潟館・ネスパスを覗いたら、たまたま八海山の酒粕と目があったもので購入しました。
こっくり芳醇、クリーミーなねり粕。こんなに使って私の余生は大丈夫なのだろうか?と心配になるくらいたっぷりのねり粕を入れると、それはそれは旨い粕汁ができあがります。こんなもんが酒に合わないわけがなかろうて。
しかし、アンテナショップとか物産展って楽しすぎますね。道の駅とかも大好物。特にお目当ての品がなくとも、一人で何時間でも過ごせる自信があります。
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