トマトと牛肉のしょうゆ炒め、小松菜のわさび白和え献立。
美味しいトマトはそのまま食べればいいじゃない。
そう思いつつ、炒めてしまいました。ただし、材料ふたつでシンプルに。
グルタミン酸の豊富さゆえに、まんま調味料の役割も果たしてしまうトマト。
健気だ。
トマトと牛肉のしょうゆ炒め、小松菜のわさび白和えで家飲み
- じゃがいもとねぎの味噌汁
- ぬか漬け
- 小松菜のわさび白和え
- トマトと牛肉のしょうゆ炒め
じゃがいもとねぎの味噌汁
いりこだしにじゃがいもと長めに切ったねぎの味噌汁。溺れていてよく見えませんが、いも、入ってます。そしてねぎを薬味としてではなく実として扱いたい時にはこういう切り方にします。定番の小口切りよりずっとラクだし。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはにんじんとなす。
小松菜のわさび白和え
水気を切った木綿豆腐に塩とわさびを混ぜてよく混ぜ、塩ゆでした小松菜を合わせます。
トマトと牛肉のしょうゆ炒め
フライパンに油をひき、酒と片栗粉で下味をつけた牛薄切り肉を炒めます。肉の色が変わったらくし型に切ったトマトと荒く潰した粒胡椒、しょうゆを加え、トマトの周りが軽く潰れる程度に炒めたら完成。
しょうゆをざっとまわしかけるだけの炒めものは、調味料の配分に気を揉まなくていいので快適ですね。本日もお供はひや酒です。
しょうゆか塩かで言えば迷わず塩を選ぶ完全塩派の私ですが、近頃この手のしょうゆ炒めをよく作っているような気がします。
出来上がりにかける、つける、ではなく、調理でのしょうゆといえば砂糖やみりんと合わせての甘辛味が筆頭でしょうか。酒のつまみとしても、あれはいいものです。
が、自分好みの割合にぴたりと決めるってのはなかなかのテクニックを要しますね。もちろん味の好みの合うレシピ本の通りに作ればほぼほぼ解決なんだけど、そんなものは野菜の時期とか大きさとか水分量とかによって左右される。個体差がデカすぎる。最終的には作るごとに見極める必要があるわけで。
その点、しょうゆだけとか塩だけってのは気がラクでいいですね。もちろん1種しか入れないにしてもその加減ってのものはありますけども、シンプルではあります。
がしかし。以前はしょうゆ味といえばしょうゆだけ、というのが主流だったけれど、最近は塩も加えてより味にメリハリをつけるほうが好まれる風潮がある。これは時代というか、味のトレンドのようなものですね。と、確か土井先生がおっしゃってました。
なるほど、確かに味にもトレンドはありますな。関係ないけど土井先生を見ると未だにお父上の勝氏を思い出してしまいます。
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