福岡の酒 国菊 人魚カップで晩酌 蒸し鶏のトマトマリネ添え、オクラとわかめのスープ。
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ジャケ買いは好きなほうです。
と言っても近頃はCDショップで気になるジャケットを手に取り視聴してレジへ、みたいな買い物はとんとしなくなり、時代の流れのままにデジタル化しているわたくし。久しぶりのジャケ買いです。
関連 勝手に日本酒全国ツアー
酒の話です。現在九州地方を進んでいる最中、今回は福岡です。
福岡の酒 国菊カップ
有楽町へ出向いたついでに覗いた九州物産店で選んだのは人魚柄のカップ酒。内容物に関する解説は一切なかったので、正真正銘ただのジャケ買いです。
食品や酒に関してはあまりこういう選び方をしないほうなのですが、他に目ぼしい酒もなかったのでたまにはこういう洒落っ気も入れときましょうかという軽いノリ。
妙にポップなカップ酒、後で調べればこの柄に関する情報が得られるであろうとタカをくくっておったのですが。
参考 日本酒一覧(株式会社篠崎)
蔵元サイトではカップ酒の情報が一切ありません。しかし中身はおそらく「国菊 上撰」ではないかと思われます。
ところで物産店で入手できる酒ってそれ専用の商品であることが少なくなく、主力商品とは別ものとして位置づけられているのかしらとよく思う。手軽なお土産として選ばれるようなフックだったり、ライト層の入り口になるようなキャッチーさみたいなところを狙っていたりして。となると、この人魚柄はズバリですね。って、勝手な妄想で話進めてますけどね。
冷やすとより一層涼しげな人魚ぼカップ酒。一切のデータ、情報を入れずに一口。きゃー、甘い!
最近は結構な辛口をキリリと冷やして、のパターンが続いていたから余計に甘い。サイトをチェックしてみればこの会社は甘酒にも力を入れているのですね。ってだから甘口ってことでもないでしょうが、考えてみればキュートな人魚柄のカップにどっしり辛く男臭い酒が入ってるのってのもちょっと嫌かも。
朝倉市比良松は7月の豪雨で甚大な被害があった地域。こちらの蔵も浸水し、未だ復旧の目処はたっていないそうです。再開へ向けて今も動いているであろう方々に、この愛らしい人魚カップをかたむけながら静かにエールを送ります。
福岡の酒 国菊 カップ
蔵元 | 株式会社 篠崎(福岡県・朝倉市) |
種類 | 普通酒 |
精米歩合 | – |
日本酒度 | – |
酸度 | – |
アルコール度 | 15~16度 |
蒸し鶏のトマトマリネ添え、たべくら農園の無農薬野菜で贅沢晩酌
- オクラとわかめのスープ
- 空心菜のおひたし
- 焼きとうもろこし
- なすとピーマンの南蛮漬け
- 肉味噌きゅうり奴
- 蒸し鶏のトマト添え
オクラとわかめのスープ
メインの鶏肉を茹でたスープを流用。小口に切ったオクラと戻したわかめを鶏スープでさっと煮て、ごま油、胡椒で味付け。
空心菜のおひたし
茹でた空心菜はポン酢でさっぱりと。
焼きとうもろこし
とうもろしをフライパンで転がしながら焼いて、最後にしょうゆをジュっとやり絡めます。上手に焦げ目がついてないけど。
なすとピーマンの南蛮漬け
昨日と同様の焼き浸し。半量はめんつゆに酢と唐辛子を加えて南蛮漬け風にしていました。
肉味噌きゅうり奴
こちらも先日と同じく、肉味噌きゅうりに余っていた豆腐をあわせたもの。
蒸し鶏のトマトマリネ添え
酒をたっぷり入れた湯を鍋に沸かします。沸騰したところに塩を揉み込んだ鶏むね肉を投入したら火を止め、蓋をして冷めるまで放置すればしっとり蒸し鶏の完成。冷めたらスライスして、乱切りにしたトマトに塩とオリーブオイル、千切りの大葉を加え混ぜ、冷蔵庫で冷やしておいたものを合わせます。
本日も引き続き、信州たべくら農園さんの無農薬野菜だらけの贅沢晩酌です。
先日のメニューがほぼ野菜だったので今日は肉っけを参戦させてはみたのですが、あっけなく負けてしまいました。
そう、トマトの濃さに、蒸し鶏の味が追いつかず。
下味がちょい弱かったのも敗因ではありますが、そもそもの素材ポテンシャルに開きがあったのかもしれない。こういうしっかり味の野菜に合わせたら肉の実力も見えてきちゃうなあと痛感したり。深いわ。
一方で本日の意外なヒットはオクラのスープ。さっと煮るだけで上等なとろみがついて、ネバネバもの好きな私はにっこり大満足です。
さて、ポケットマルシェのアプリは生産者さんとコメントや写真をオープンにやり取りできるSNS的な仕組み「コミュニティ」が用意されています。
関連 コミュニティについて(ポケットマルシェ)
コミュニティには、フォローした生産者さんのフィードが表示されるようになります。農家・漁師さんが日々現場から発信する生産過程の様子や、旬のオススメ、美味しい食べ方などを見ることができるほか、一度購入をした生産者さんのフィードには、コメントを書き込めるようになります。
早速ごちそうさまを伝えたく、たべくら農園さんのコミュニティに贅沢晩酌の写真をUPしたところ、すぐに返信をいただきました。私が珍しくハマったきゅうり、たべくら農園・古家さん宅でもなくてはならない夏の野菜なのだとか。
そうか。
私が食べているのは、自分たちが美味しく食べられる野菜を作るべく、日々試行錯誤している人の畑から送られてきたものなんだ。美味しく安心な野菜を自分で作り、そしてモリモリ食べている人がいる。そんな当然のことが、短いメッセージのやり取りを通じて私の中で具体的になる。
スマホアプリのレビューとしては相当トンチンカンだけど、なんとなく、体温のようなものを感じたのでした。
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