焼きにんじん、蒸し鶏とねぎのサラダ献立。
日々の晩酌記録をつけるようになってから、ようやくにんじんの千両役者っぷりに気がついた私。
その昔はにんじんなんてカレーに入れる野菜程度にしか考えておらず、メインに据えるには難しい食材だと思い込んでいたのに、今ではすっかり頼れる存在。
今夜も焼きにんじんでよろこんで酒を飲むのです。
焼きにんじん、蒸し鶏とねぎのサラダで晩酌
- 長芋の味噌汁
- 紅芯大根の漬もの
- 蒸し鶏とねぎのサラダ
- 焼きにんじん
長芋の味噌汁
ごろっと大きな輪切りいした長芋と油揚げの味噌汁。出汁は昆布と鰹、青味は豆苗です。
蒸し鶏とねぎのサラダ
塩を揉み込み酒を振りかけて蒸した鶏むね肉を冷まして細かく割きます。4cm長さに切った小ねぎとむね肉をごま油、しょうゆ、酢、すりごまを合わせたドレッシングで和えたら完成。
焼きにんじん
大きめに切ったにんじんにオリーブオイルをまぶしてフライパンにのせ、潰したにんにくと一緒に両面に焦げ目がつく程度に焼きます。焼きあがったらうつわに盛り付け、粗塩と胡椒を振るだけ。
汁椀にドカンと浮かぶ長芋に、大胆な割りのにんじん。長芋はほっくりと柔らかく、一方のにんじんは芯にやや固さが残る程度の焼き具合なのでその食感はまるで違うけれど、とにかく野菜をむしゃむしゃ頬張るやけに野生的な晩酌となりました。にしても、根菜食べ過ぎか。
今日の小発見は、長芋の味噌汁。普通の味噌汁なので味は想像通りそのまんま、なんのひねりもないけれど、写真を撮っていて大きい輪切りってのはなかなかフォトジェニックだなあと気付いた次第。
煮えやすさ、食べやすさを考えれば一口大サイズの圧勝ではあるものの、そもそも生でも食べられる上に火の通りが早い素材だし、歯触りも儚く、ほろりとしている。よって、大型サイズでも苦にならない。ベランダで伸びていた豆苗のもしゃもしゃした感じも相まった、ほんのりと雑煮っぽい目出度さの香る面白い見た目に満足です。
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うつわの種類も多くなく、使う食材の幅も、料理自体のレパートリーもそう多くはないというのに、なぜか日々撮影を続けている。この習慣を活かすべく、たまには切り方や盛り方を熟考してみるのもいいですね。毎日できる、地味なお遊び。
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