きつね納豆、豚汁で家飲み。
冬の終わりを祝しての駆け込み汁飲みシリーズ、本日は豚汁です。
駆け込み汁飲みといっても豚汁は冬限定の料理であるイメージはあまりないですね。具沢山の汁物として年がら年中重宝されている味噌汁界のアイドル的存在といった印象。
でも寒い夜にふーふーしながら食べるちょっと甘めの豚汁はまた格別なわけで。
もちろん、これをアテに熱燗を飲みますよ。
きつね納豆、豚汁献立
- 豚汁
- 蕪の梅和え
- 小松菜のおろし和え
- きつね納豆
豚汁
具材を炒めてから煮込み、味噌を溶き入れるだけのシンプルな豚汁。本日の具材は豚肉、大根、ごぼう、キャベツ、しめじ、さつまいも、青味の大根葉。さつまいもは煮崩れないように後入れしました。
小松菜のおろし和え
色よく茹でた小松菜を大根おろしとあわせてポン酢でいただきます。
きつね納豆
袋状に開いた油揚げにネギのみじん切りをたっぷり混ぜ込んでしょうゆで調味した納豆を詰め、楊枝で口を止めフライパンで両面焼きます。しょうゆにするか迷った挙句、ちょこっとだけ粗塩をつけて食べました。
本日もTHE・粗食といった風情の地味過ぎる献立。食卓のおじいちゃん化が順調に進んでおります。
具沢山の味噌汁に漬けもの代わりの酸っぱい和えもの、茹でた青菜に納豆と地味ながらに好物&酒の進むつまみばかりで構成された献立の満足度は高い。こういう料理って外食時にわざわざ選ぶものじゃないからやっぱり食べるなら家で作りましょう、ってなっちゃうよねえ。
ところで先週末のこと、昼下がりに本を片手に居酒屋に出かけましてね。あ、そこは朝から飲めるんで昼酒大好きな私にとっては天国みたいな店なんですが、とりあえずその日の黒板メニューをチェックしてあじのたたきと熱燗を頼んだわけですよ。で、ちびちびやりながら本を読んで至福のひとときを過ごしていたら、なんかもうそこそこ満足してしまい。
その皿が結構なボリュームだったせいでもあるけれど、でもたたきですからね。あじのたたきだけで腹が膨れるとはこれいかに。
暴飲暴食だけが取り柄の私も人並みに食が細くなっていってるんだなあとなんだかちょっぴり切なくなった春。もうそんなに量が食べられないのならなおのこと、自分の納得のいく食事をしたいよねと強く思いながらこんな地味なつまみの献立を楽しむのでありました。
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