油揚げと豆苗の卵とじ、えのきとしょうがのスープ献立。
子供の頃、たまご丼が大好きでした。
親子丼でも他人丼でもなく、たまご丼。といってもはたまごオンリーではなく葱だか三つ葉だかは入っていたはずなのですが詳細は思い出せず、けれど肉類や揚げ玉、かまぼこなどは入っていない純然たるたまご丼、でした。
今は蕎麦屋に出向けばつまみで酒を飲みもりで〆る、が基本なので丼ものをオーダーする機会はすっかりなくなってしまいましたがふと蕎麦屋の丼の独特の旨さを思い出す時があるのです。
さて、本日は卵とじ。懐かしいたまご丼とはかけ離れた酒のつまみ仕様です。
油揚げと豆苗の卵とじ、
- ぬか漬け
- えのきとしょうがのスープ
- 焼き葱
- 蕪と豚肉の味噌炒め
- 油揚げと豆苗の卵とじ
ぬか漬け
本日のぬか漬けは大根、にんじん、なすの3種盛り。
えのきとしょうがのスープ
基本は先日のスープと同様のレシピ。今日はおろし生姜を加えてみました。
焼き葱
一口大に切ってフライパンでこんがり焼いた葱に粗塩を振ったもの。
蕪と豚肉の味噌炒め
こちらも先日の残り物。
油揚げと豆苗の卵とじ
塩、みりん、しょうゆで味付けした昆布出汁で1cm幅に切った油揚げを煮て味を含ませます。ざく切りにした豆苗を入れてひと混ぜしたらとき卵を流しいれ一呼吸おいて火を止め蓋をして余熱で蒸らして完成。仕上げに黒七味を振って。
つゆだくにしてスープ的な位置付けにしたりご飯にのせたて丼仕様にするなど変幻自在の卵とじ。今回はやや塩分強めの味付けかつ小さめのフライパンを使って「あたま」っぽい感じにしてみました。毎度ながら砂糖不使用ですが、砂糖を使ってしっかりコクのある甘さをつけるのもまたいいですね。具は地味だけど熱燗にはよく合います。
豆苗の収穫に成功
さて先日より栽培していた豆苗、ご覧の通り立派に育って無事収穫・調理することができました。栽培といっても根っこの部分を水につけて放置してただけなので枯らし専門人間でも問題なく再栽培できると証明できて何より。そして調べてみるともう1回収穫できると判明しました。
参考 再生栽培って何回収穫できるの?(豆苗研究所)
夏場を除いておおむね2回の再収穫が可能でした。3回目以降は、成長するための脇芽がなくなり、著しく成長が弱くなりました。
あらあら、2度も楽しめるなんてそれは知りませんでした。手をかけずともまっすぐ育つとはなんともいじらしいじゃないか、豆苗。ということでありがたく再度の栽培体制に入らせていただきます。
関連記事
-
-
肉じゃが、青梗菜のオイル蒸し。
いい天気だし昼酒しに出掛けようかな、と考えていた日曜日。 ならばどこへ向かおうか、とあ
-
-
白菜の卵とじ、インゲンと豚肉のごまマヨネーズ和え献立。
季節の変わり目は服選びに困る、とはもはや挨拶時のお約束的トピックスではありますが、困るのは服
-
-
家飲み献立 12/21 鶏肉とじゃがいものローズマリーソテー。
10度超えるとありがたい。 なんて言えるのも、ずいぶん冬に慣れてきた証拠ですね。
-
-
年末年始はアワビ祭りで贅沢晩酌。
師走です。年末です、クリスマスです、そして来れお正月。 みなさま、ここぞとばかり贅沢し
-
-
福岡の酒 国菊 人魚カップで晩酌 蒸し鶏のトマトマリネ添え、オクラとわかめのスープ。
ジャケ買いは好きなほうです。 と言っても近頃はCDショップで気になるジャケットを手に取
-
-
シンプルな人はシンプルなものを作る論からの考察。
By: Steve Larkin[/caption] 小林カツ代著「食の思想」に、 「
-
-
蕪の葉のしらす炒め、かぼちゃと豆腐のスープ。
酷い雨です。 みなさま十分にお気をつけくださいませ。 こちらはといえば大きな被害
-
-
一人暮らしの家飲みメニュー 8/7 きくらげときゅうりの酢の物。
暑いときには体を冷やす食材を積極的に採って体内コントロールするとか、不便な時代を生きた方の知恵っ
-
-
豚ロースの梅ねぎ焼き、きのこと水菜のおひたし献立。
豚ロース肉を冷凍してたんだった、あれを焼いて食べよう。 脳内で献立を組み立て、解凍した
-
-
おばさん、おじさんに似合う丼。
丼ものは老若男女問わず人気の高いメニューではありますが、そのボリューム感からでしょうか、ど
- PREV
- 知りたすぎる癖のせいで、毎日忙しくて仕方ない。
- NEXT
- 捨てる、捨てない 記念のアレに未来のコレ。