台湾一周一人旅 高雄、台東、花蓮で利用したお手頃で便利なホテル。
台湾一周旅行で利用したホテルのまとめ。
台北、台中〜嘉義、台南に続き今回はラスト3都市で泊まったホテルについてまとめてみました。
いずれもバジェットタイプなのですが、それぞれに個性があってファシリティも雰囲気も全然違って面白い。
まあ違いがあるのは当然と言えば当然のことなのですが、短期間にいろんなタイプの宿を泊まり歩く気軽な旅はなかなか面白いものです。
高雄駅すぐ、大浴場とサウナが嬉しいホテル
5都市目の高雄では駅から徒歩5分程度の場所にあるSingle inn Kaohsiungに滞在しました。
ここ、今回利用したホテルの中である意味一番個性的だったかも。
なんとも殺伐とした雰囲気の路地に佇んでおり一見ちょっとヤバめな雰囲気なのですが、ホテル自体は至って健全。
到着してから気付いたのですが、ここ、普通のホテルというよりは、お風呂とサウナがウリの宿泊施設だったのです。だからでしょうか、チェックインが17:00とかなり遅め。日本で例えるなら終電逃したから今日はサウナで泊まるか〜、みたいな感じのアレかと。
フロント前にも広めのラウンジがあるのですが、宿泊&入浴エリアへの入り口は男女別になっていて
女性専用エリアにも広めのラウンジがあります。2重ラウンジ。
オプションのマッサージサービスもある模様。
この奥にシャワーブースと浴場、サウナとミストサウナのブースがあります。
部屋は基本的にシングルルーム。といっても簡単に仕切られた部屋にベッドとテーブル、テレビなどがあるシンプルな作りです。1室だけドミトリーもあったけど、シングルでもそんなに金額変わらないような。
とにかく駅近なので、どこへ行くにも便利なロケーションです。
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サンドイッチとセルフのドリンクという簡易朝食つきでしたがパスして周辺を散策。
高雄黒豆漿なる朝食店を発見して潜入しました。
黒豆の豆乳と何かよくわからないお焼き的なものを購入。
割ってみるとニラがたっぷりこんにちは。朝からガッツリ美味しくいただきました。
よかったところ
- 場所がわかりやすく便利
- WIFIが快適
- お風呂周りが充実
- エリアが男女別になっている
- ダイアルロック形式の大型ロッカーがある
悪かったところ
- 施設自体が地下で窓がない
せっかくのお風呂が汚れていて使えなかったというレビューもチラホラあったのですが、空いていたからか全く問題なし、というか私以外にお風呂を使っている人はいませんでした。常に貸切状態だったので何回も入ってしまった。
そういえば台湾は日本同様温泉地も多いところ。今回は全然行かなかったけどまた機会があれば温泉巡りもしてみたいものです。
台東旧駅前のアットホームなホテル
鉄道の駅から中心地が妙に離れている観光者泣かせの街、台東。どの辺りのホテルにすべきかと迷った末に旧駅エリアのTraveller-Inn TieHua Light Spot Hotelを選択しました。
旧駅エリア、というか、バスターミナルの真ん前です。新駅からはタクシーで15分ほどの距離。
こちらは使い勝手としては今回利用した他の宿より少々劣ります。というのも、何しろ共用スペースが皆無。
自室以外の居場所はフロント横にあるこの小さなデスク以外にはありません。
さらにドミトリールームでもバスルームは室内にあるタイプ。共用部分がない分、部屋自体はかなり広くて窓も大きく風通しもよくてなかなか快適ではあるのですが満員だったら少々窮屈かなあ。
このホテルのシステムでよかったのは近隣の店舗の朝食チケットつきだったところ。
できれば朝ごはんも街へ出てどこかで食べたくなる台湾。これはなかなかいいサービスだと思ったのでした。
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よかったところ
- 場所がわかりやすく便利
- WIFIが快適
- スタッフが親切
- 近隣店の朝食チケットつき
悪かったところ
- 部屋以外の共用スペースがない
- ベッドにカーテンがない
- バスルームが室内にある
- 個別のロッカーがない
考えてみればここ、ロケーションもスタッフさんの印象もとてもよかったのでシングルルームを選択すればよかったのかも。まあ実際に泊まってみなければ使い勝手はわからないんだけどね。
Traveller-Inn TieHua Light Spot Hotel
花蓮駅前のホテルでおきた奇妙な出来事
7都市目の花蓮では駅の真ん前、歩いて2分程度の位置にあるHualien Wow Hostelに泊まりました。
もう本当に真ん前。駅から見えてる感じです。
外観はなんかアレな感じしますが、ここ、全面リニューアルしたのが2015年とのことで中はかなり新しく綺麗でした。
部屋数が多いからか、共用スペースも広め。
キッチン設備も充実。ここでかなり凝った料理を自分の夜食用に作ってるスタッフさんがいました。ものすごく美味しそうだったのに食べさせてもらえなかった…(当然)。
駅側を見渡せるテラスもあります。
で、肝心のお部屋なんですが、狭い。
またまた室内にバスルームがあるタイプのドミトリーだったのですが、ホントに狭い。ベッドにしか居場所はない、といった感じ。けれど、そのベッドがかなり広くてぐるっと囲める厚めのカーテンもついていてドミトリーながらプライベート感は満載。
しかも部屋の奥にカードキー式の大きめのロッカーがあるのに
ベッド脇にもまたロッカー。そんなに入れるものないですけど、まあ助かるといえば助かります。なんか不思議な作り。
で、いったい何が奇妙な出来事だったかというとですね。
朝から出かけていて昼に一旦宿に戻った時のこと。
小腹が減ったので駅前の店でワンタンスープをテイクアウトしてホテルに戻ると、なんと入り口のシャッターが下りていたのです。シャッターには
「メンテナンス中につき、14:00までクローズします」
と書かれているではないですか。いやいやいや、聞いてませんけども。と、私がうろたえていると入り口前に停めた車の中で待機していたスタッフ男性が
「すみません、今入れないんですよ」
と申し訳なさそうに釈明。
滞在中のホテルに入れないって初めての経験でちょっとびっくり。そんな大事なこと普通チェックイン時に伝達しない?それとも何か緊急事態が起こったのか?と、いろいろ聞こうと思ったのだけど、私にはもっと大切なことが。
そう、ワンタンです。
あああ熱いうちにワンタン食べなきゃ、とにかく、とにかくワンタンを!とワンタンのことで頭がいっぱいだった私はとりあえずその場を離れて駅へ戻り、駅前のベンチでワンタンを美味しくいただいたのでした。
別にベンチで食べなくても買ったお店に戻ってそこで食べさせてもらえばよかったんだ、と後になって気付きましたけども。
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しかしあの「メンテナンス」って何だったんでしょうか。結構部屋数が多いホテルなのに、あの時間帯は館内に残っていた宿泊客も全員外に出したんだろうか?その後特に問いただしたりはしませんでしたが今考えても結構な謎です。
よかったところ
- 駅前で便利
- WIFIが快適
- 共用スペースが充実
- カードキー付きのロッカーがある
悪かったところ
- 部屋以外の共用スペースがない
- バスルームが室内にある(但し室外にも共用のバスルームあり)
- タオルがない(有料販売あり=20元)
こちらはなんというかTHE・ユースホステル!な雰囲気がなんだかんだで楽しかったです。いよいよギターを爪弾く若人に遭遇するのでは、などと身構えていたのですが、意外や意外、利用者の年齢層は案外幅広くみなさんとても礼儀正しくマナーもよいのでありました。
もしかしたら今後これらの宿を利用する方もおられるのでは?と思いあれこれ好き勝手に書いてはいますが、私みたいに毎度フラッと長期旅行に出る風来坊にはどこもありがたい施設であることは間違いありません。だってどこも1泊2,000円とかそこらですからね。今回3週間もうろついてたのになんだかんだで総額10万くらいしかかかっていないというバックパッカーマジック。
いい歳して何やってんの?と問われればグウの音も出ませんが、思い立ったら吉日的なこの身軽な旅の生活を自分では気に入っておりまして。
いったいいつまで続くのか?と心配になる台湾一人旅記録。以後は各地の食記録をまとめたいと思います。
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