仕事に翻弄されて深刻になってはならぬ。
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最終更新日:2021/10/07
これからの働きかた
ボーッと生きてると、特に仕事周辺のあれこれに翻弄されてイラついたり、はたまた妙に深刻になってしまったりする時があります。
お気楽が服着て笛吹いているような体質の私でさえそうなのだから、真っ当な人生を歩んでいる大人のみなさまならなおの事、ではないでしょうか。
仕事は仕事だし、24時間ヘラヘラ笑ってばかりはいられないし、ボリウッドみたいにとりあえず踊って解決!なんて文化はここにはない。
真面目であるべき場面はあるがしかし、必要以上に深刻になる必要はないよね、というお話。
仕事に翻弄されて深刻になってはならぬ。
推し活の一環で最近になって知ったアニメ「モモウメ」がたのしくて、ちょびちょび過去作をみています。
いろんなシリーズがあるみたいなんだけど、メインは「OLあるある」ネタ。新人OLモモちゃんと、ベテランOLウメさんの掛け合いがラブリーかつナイスです。
横文字使いが過ぎるゾンビ上司、仲良さそうに群れているけどそんなに仲良くない女子5人組、正論でぶった切ってくる自称サバサバ女子、人の話を全く聞かない独特過ぎる姉さん。
クセの強いキャラが目白押しのこの会社。だけど、彼らはアニメ用に可笑しくデフォルメされているだけで、実はどこの会社にもいそうな普通の人たち、とも言える。就業間際になって残業を押し付けられる、給湯室の世間話でマウントを取り合う、なんていうのも、ある程度の人数がいる会社ではよくみられる光景、なのでしょうか。
そんな環境で働いていれば、当然腑に落ちないことやイラつく出来事が頻繁に起こる。真顔で深刻に捉えてしまいそうなシチュエーションも、全部笑いに置き換えるっていいな、と思ったのです。
目の前で起きた出来事をいちいち深刻に受け止めず、ネタとして適宜昇華させるモモちゃんのテクニックの素晴らしさ。そして汎用性の高さ。部長にキレられたり、無意味なマウンティングをされたりなど、他人や環境などの外部要因はコントロールできないけれど、人の行動や状況にどんな意味をつけて、どう処理するかは、いつだって自分で決められる。ということがよくわかるストーリーではないですか。
いや、そりゃ作り話だけど。アニメだけど。つまり、アレですよ。やたら深刻になっても、そんなにいいことないですよ。
その出来事に意味を持たせるのは誰だ。
そもそもどういうコンセプトで作られたアニメなのか知らないし、Hulu配信の実写版が好評である一方で、アニメ版のリニューアルは軽く燃えている、なんて話もあるみたいだけれど、意味もなく深刻な思考に傾きがちな時には、こういうのも効くんじゃない?と、サクサクのリズムに合わせて踊りながら考えたのでした。
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